艶漢
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艶漢

尚月地

久々に読んでみたら…

2025年7月3日
舞台などメディア化もされた作品ですね。だいぶ前に別の漫画サイトさんでお目にかかり、美麗な絵柄と大正浪漫風の世界観に一目惚れ。10巻までは紙の本を購入していました。
“購入していた”と過去形の理由は、ずいぶん長いこと、この作品からは離れてしまっていたからなのです…。

初期の内容は主人公・詩郎と巡査の光路郎が事件を解決していくライトミステリー風、私好みでした。その作風が続くのかと思いきや、次第に詩郎と因縁のある組織が登場。
その設定が複雑に入り組んでおり、キャラも渋滞し始めて段々と着いていけなくなり…。そして脱落した過去があります。

あのお話どうなったかなぁと久々に思い出してシーモアさんで検索かけたところ、まだ連載中なんですね。最新刊を試し読みしてみたら、格段に画力が上がっていらっしゃって驚き!
しかも詩郎がすごく格好良くなってる!以前は彼の全体的な女っぽさが好みではなかったのですが、久々に拝読したら顔つきも体つきもちょっと男らしくなってるじゃないか。
これは期待大!もう一度続きから読んでみようという気になってきました。

タイトル通り、たくさんの艶やかな漢たちが魅せる物語。内容の説明がとても難しい作品なので、気になった方はぜひ本編を。ちょっとエログロでBL(ブロマンス?)風な描写もアリです。
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