高嶺の花には欲がある【単行本版】
」のレビュー

高嶺の花には欲がある【単行本版】

蟹宇まい

もはや隠しきれてない魅力がハンパない!

ネタバレ
2025年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ とにかく人物の美しさに惹かれ、デビューコミックスなんですね!非常に安定している作画と、顔面偏差値ズバ抜けてる(但し恋愛偏差値は低)胡散臭いボディーガードにハマること間違いなしです!そのクライアント先である老舗化粧品の御曹司の怜とのストーリー。
正直、他作品がチラつきましたが、とにかく華がある怜が自らモデルとなって自社の再起を図る姿には説得力があるし、カリスマ性も申し分ない!鼻持ちならない感じなのかと思ったら、意外にも可愛い一面が次々出てくる掘り出しもののピュアっ子美人さんでした。なので歯の浮くような晃のセリフに違和感を覚えた自分とは逆に、小さい頃から憧れ続けたマイヒーローと重なり即落ち‥チョロいぞ(笑)

誠実と見せかけた裏の顔があった晃が(それも格好いいから厄介)まぁ昼間とは似ても似つかぬ本性の持ち主でして。怜にはソッコーバレるしで、それを取り繕うどころか逆手に煽ってくる始末。ちょっと嫌な流れのまま一方的に弱い所を攻められ、見事お持ち帰りされちゃう序盤から目が離せません!

二面性を知られても、我関せずきっちり仕事をこなす姿には好感もてましたが、Sっ気があるかと思えば、さりげない優しさや面倒見の良い一面があったり。交互にくる晃の魅力に翻弄ですよ!そんなんズルすぎる!!
体に刷り込まされた熱をもて余す怜の潤んだ視線や、顔から既に好き~っが出ちゃってて、全く隠れてないからうっかり意地悪されちゅうし!でも苛められたいみたいな願望もあって‥なんとも相性も抜群!!一緒に住んじゃいなよ~隣だけど(笑)
この場を借りて、怜パパほんとにありがとう!
特にパーティー会場では、ボディーガード以上の嫉妬心までチラついて、危なっかしい怜の飛び出た本音や、らしくない自分に戸惑う姿、見逃せないポイント多すぎでラストまで忙しい!
関係がいよいよ親密になってきた所で、ストーカー事件がエスカレート!社内イチャイチャは計画的に(笑)結果、大事に至らず公私に渡って怜を守ってくれる心強い恋人へ!
怜の仕事にかける熱意と可愛さに、晃の毒気はすっかり影を潜め、イージーモードからスパダリ路線へ!!まだ見たい!見足りな~い!興奮度MAXな絡みもエロい肉体美も申し分なく最高なんですが、白抜き修正よりマネキンの手だけが気になっちゃいました💦
いいねしたユーザ14人
レビューをシェアしよう!