いろのあじ
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いろのあじ

端丘

ウブな受けのフルフル赤面はこちらです

ネタバレ
2025年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『制服脱ぎたい』『バイトの宮川君~』のはたおか先生の作品。すごくいいです。
表題作とそのスピン的作品の『なれのはて』が1冊に。
スピンぽいけど表題作と繋がっていて一つの作品としてまとまってます。すごくいいです。(2回目)

ここからネタバレです

弟たちを養うため売り専バーで働こうとする初心者ハジメと彼を気にかけるヤマト
ちょっとオドオドふにゃふにゃしてるのにやたら度胸あるところとか、たまにドキッとする表情を見せるとことか、ハジメは『バイトの宮川君~』の店長と少しかぶるところがあります。本作の方が先ですけど・・・
一生懸命で不憫で放っておけなくて、そのくせ的確に人の心のツボをついてくるので、きっと沼的な何かを持っていると思われる。そしてヤマトはそれにはまったと思われる。
ウブな受けのフルフル震える赤面を見てると、気持ちがあふれそうになっているのか恥ずかしいだけなのかわからない感じがして、この子の本性を引きずり出したい衝動を感じてしまいそうです。あの赤面と独特の間合いがそうさせるのかな?先生の創り出す空気感を語ってるだけで一晩飲めそうなんだな~めざしはおにぎりよりおつまみがいいです。

2作目はハジメとヤマトが働く売り専バーマネージャーのキヨハルと常連、遠藤さんのお話。
語りたい。むしろこちらが好きすぎていくらでも語れる。
でもネタバレなしで是非読んでほしいです。
とても愛が重い。そして声を大にして言いたい。キヨハルが美しいのです!
現場からは以上です。
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