ラブ・チェイン・ラブ・ジーン
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ラブ・チェイン・ラブ・ジーン

ヱビノびすく

遺伝子と心の戦いだ!

ネタバレ
2025年9月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ Dom/Subをここまで心と近づけて戦わせた作品を読んだのは初めてですっごく面白かったです!
本能を否定したい作品は数あれど、その部分とこんなに真っ直ぐ向き合ってる作品は初めてじゃなかろうか・・・梗一郎のアンチダイナミクスと、愛弥のそれを受け入れたい、でもSubとしても一緒にいてほしいという気持ちのせめぎ合いが、かわいくてせつなくて尊いし、愛弥の誠実さが梗一郎にじわじわと届いていく様子がめちゃくちゃ良かったです。

ほんとうに愛弥大好き!見た目の幼さに対して、相手の事をしっかり考えて受け止めようとする器の大きさ、そしてなんといってもDom受けであること!!梗一郎も然りで、え?年上Subなの?Sub攻めなの??最高すぎん??と思って読んでました。解釈一致で大興奮です!!!堅物でかたくなな割に、時々愛弥にメロメロになるのかわいすぎます。
美人受けに「待て」されてお預けくらう攻めとかもうね~完全に女王様&しもべ攻めの構図が!しもべ攻めはあえて右に書かせていただきたい。精神的受けだもん。大好物すぎて脳から鼻からいろんな汁物が生成されそうなんだもん。あ、ごめんなさい。それくらい2人のプレイが最高でした。

何よりこの作品の一番好きなのが愛弥のコマンドの言葉。通常のDom/Subものと違って愛弥が出すコマンドは「見せて」「来て」「なめて」って全部日本語で雰囲気も命令というよりお願い口調なんですよね~だから甘くて優しいし嫌悪感が全くないから、Dom/Sub苦手でもかなり受け入れやすいのではないかなと思います。高評価なのは当然!と思える最高のDom/Sub作品でした。
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