君と宇宙を歩くために
」のレビュー

君と宇宙を歩くために

泥ノ田犬彦

名作

ネタバレ
2025年9月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ に入ると思う。個人的に、もう名作。
1巻にやられたなぁ。泣いたわ。

「生きるのに工夫が必要な人がいる」、それはみんなそうなんだけど、更に生活のひとつひとつに、工夫と許容と努力が必要。

あとがきにあるよう、時代設定的に、明確に世間で認知されているカテゴリー名をあえて使わず、彼らが彼らの宇宙を歩く努力をする物語としている。秀逸だ。

どれも、これも「あぁ、そうだな」って感じる。
受け入れてくれる人、そうでない人、本人の気持ち、本人の気づき、他者への認識の変容。
とても頷ける。

多くの人に読んでもらいたい作品だ。
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