夜明けがいちばん暗い
」のレビュー

夜明けがいちばん暗い

山田ノノノ

題名から暗さや重さ救いのなさを期待した

ネタバレ
2025年10月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 電子コミック大賞エントリー作で、立ち読み増量の3話まで読みました。中立の星3。
主人公が「おバカ」っていうかボーダーライン上って印象で、私、そういうタイプが水商売で働いているのがつらくなっちゃうんですよね。現実を見せられてる感じで。こういうタイプを「ピュア」とは呼びたくない。
お相手もつらい過去を抱えてる設定で、主人公が救いになるであろうことはわかる……けど、なんか「犬が心を救ってくれる」的な雰囲気を感じてしまって、恋愛ものとして続きを読む気が起きませんでした。

そして、夜明け「前」が一番暗い、というタイトルでは「ない」ことの意味がどこにあるだろうか、と思って読み始めたものの、いまひとつ深さ暗さを感じない展開なので微妙な気持ち。
このタイトルで、「もう夜は明けたはずなのに……俺の前はまだ真っ暗だよ……」的バドエンもしくはメリバを期待したんですが、レビュー見てみるとそういう印象じゃないですね。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!