ラブド・シャッター【単行本版】
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ラブド・シャッター【単行本版】

安堂ろめだ

煮詰まると何をやっても無理だよね

ネタバレ
2026年4月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 朝から超絶凹んでて1日、凹んだ気持ちを抱えながら見たんですけど…読んだらちょっと凹みが軽くなったのでレビュー失礼します。

有名カメラマン・信也✕元モデルのカフェ店員・悠のお話。
2人は中学校の同級生であり元恋人で、悠の方から別れを切り出してからもう何年も会っていなかったが、信也が悠の職場であるカフェに突如現れ、悠に「モデルになってほしい」と相談を持ちかけるところから始まるんですが……

この2人、別れても互いが互いを好きなままだったんだけど、芸能という世界はそんな甘くない世界で…片やカメラマンとしての実力があって師事を受けて着実に力を伸ばしていってるのに対し、片や専属契約があっても中々芽が出ず…すれ違いで別れたんですよね…
そして信也はこれを機にますます仕事に打ち込み、そして悠は店長に出会いカフェで働くことになっていく訳ですが…
原動力や理由は千差万別だけど、この業界で生き残って信也に商業で撮って貰える力を蓄えたいと頑張るも空回りして焦って…同じく頑張ってて、でも先を行く信也に八つ当たりしてしまって……
多分だけど、悠はそのフラストレーションで実力が出せなかったんじゃないかな…選考、テーマとモデルがフィットしないと難しいだろうし、どんなに実力があったって選ばれないときは選ばれない。
厳しい世界に飛び込んで、夢破れるのは腐る程あるし狭き門だよね…だからこそ信也は別れを機に自由に撮れる権利を獲得すべくチャンスを手に入れて迎えに来た訳ですよ。

これから悠は公私共に信也のミューズとしてモデルの世界に帰ってきた訳だけど、カフェ店員とモデルの二足のわらじを経験したり我慢や苦労もたくさん経験したから、きっと大丈夫だとは思うけど…これからも2人で切磋琢磨してって欲しいと思いました!

悠のモデルとしての復帰作が好評だったのは、みすずと信也の力はあれど、「ただのカフェ店員」となったからこそ肩の力が抜けて、出会った頃から信也が撮りたかった本来の悠の姿形だったのではないかな…と思ったり。
エッヂシーンは表情豊かで凄いグッと来た!
もし続きが見えるなら仕事してる姿もだけど、オフな2人をもっと見たいなぁ…

ごちそうさまでした!
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