「あのね、みっちゃん
」のレビュー

あのね、みっちゃん

すう

ドラマみたいです 読んでほしい

ネタバレ
2026年5月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 単行本待ってました
とにかくストーリーがまとまっています みっちゃんと清野の恋はもちろんですが 清野の地方政治家の働きの様子もストーリーに組み込まれ なんといっても自己肯定感の低かったみっちゃんの成長物語でもあります

清野は政界の家庭に育っていて 子どもの頃から人を見る目が自然に備わっていったのかなと思います 味方のふりをして裏切ったり 秘密を暴露したり 政治家の周りに置くには危険すぎる人達
周りの大人達が話すそんな話題を小さい頃から耳にしていたのかな
きっと 清野は子どもながらに誠実で優しいみっちゃんの人柄を見抜いたのでは… この子は信用できるみたいな

中学校を卒業してから空白の時期があり その間のみっちゃんの生活ぶりが 謎ではあるのですが 仕事が長続きしなかったり なかなか正社員で働けなかったりで余計に自分に自信がなくなってしまったんでしょうかね

みっちゃんと再会した清野 自分のそばに置くには信用できて 絶対自分を裏切らないみっちゃん でもみっちゃんにただ1つ足りないもの 「自信」をつけさせてあげるべく アドバイスしたり仕事をまかせていくんです

中学校の応援演説は逃げてしまったみっちゃん 大人になったみっちゃんは清野のことが好きで大切だから 清野の予想を上回る働きをしちゃいます 周りの声に傷ついて逃げそうになってしまったこともあったけど清野の涙と自分への愛を知って予想外のパワーを発揮
段々かわいいみっちゃんからカッコいいみっちゃんになっていく
清野も一生懸命に自分の為に頑張るみっちゃんのことを昔もかわいいって思ってたけど改めて惚れ直しちゃいますよね
エチにも積極的なみっちゃん かわいい

それに花火大会の2人の会話 キャー!みっちゃん それプロポーズだよ (本人わかってない)

鳥越議員には 思わずキモッて言葉に出てしまったけど この人はうまく使えそうなので 政界に野望がありそうな清野はみっちゃんを守りつつ 鳥越議員を利用して のしあがって欲しい
みっちゃんはこれから人前に出る機会がふえ自信をつけて魅力満載になって 清野をやきもきさせて益々惚れさせてほしい

好青年の清野が実は部屋が汚かったり 相手を論破する程の一方的な会話術で友達がいなかったりするのも完璧すぎない人柄で良かった

人々の暮らしぶりや景色で2人の暮らしている町の情景もよくわかるお話でした
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