このレビューはネタバレを含みます▼
うーんやっぱり面白い!
『黄色いダイヤモンド』も良勿論かったですが、『歯が痛い』が読んで辛くなるけど読むのをやめられない、私が面白いと思っている木原先生作品の特色が強く感じられました。
気持ちに余裕がある時でないと少し辛いかもしれません。
まだまだ世界が狭い中学生、家庭や学校が占める部分の大きいなかで理解されなくても父を守る為に耐える俊一の姿と、結局それが叶わなかったときの虚しさ。イジメ描写のえげつなさ。秋森の幼さ故の傲慢さ、好きな相手に望まれる事を差し出すのではなく自分がしたい事を押し付けてしまう浅はかさ。お見事でした。
その後、十年愛で皆んなちゃんと幸せになってて良かったです。