このレビューはネタバレを含みます▼
こだわりが強く臨機応変な対応ができず言葉を額面通りに受け取る律。
いかにもASDっぽい描写で「発達障害を中途半端な描き方されてたら萎えそうだな〜」と途中まで読んで積読してましたが、読んでみたらすごく良かった。
もちろん特性は個人差もあるしBLとしてはそこにばかり焦点を当てるのもどうかとは思うけど、嫌な表現は全然なかった。特性を特別視しているわけでもなく軽視しているわけでもなく、それをちゃんと尊重してくれる一護がいてそして控えめな律の性格と相まってめちゃめちゃ萌える。
言葉をそのまま受け取る律だから、駆け引きや誤魔化しは効かなくて同意を取るのも気持ちを伝えるのも真っ直ぐそのままの言葉なのが見てるこっちも嬉し恥ずかし。特性の感覚過敏もすごく効果的。
多様性とか特性とか、しっかりと描いているのに暗くも説教臭くもならず自然で可愛い。
素敵な作品に出会えました。