「9年目の伏線回収
」のレビュー

9年目の伏線回収

丸山ハシシ

すみずみまで回収されてます!

ネタバレ
2026年9月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ イロイロな本を読み進めていると、話の後半にきてアレあのネタどうなった?ドコに消えた?この話ドコからきた?と迷子になることがたまにありますよね。前半のあのフリや人物はラスト何処へいったの〜みたいなモヤモヤとか。

この作品は題名の通り伏線回収、スッキリシッカリ気持ちよーくされています。しかもあの切ないであろう場面で、実はこんな面白展開になっていたの〜という遊び心いっぱいのネタもあります。このあとどうなるのかと読者をドキドキさせておいて、そうくるか〜と思わせる作者様のセンスの良さが随所感じられます。
読んでいて思わず委員長に、いい仕事してますねぇ、と鑑定団の某氏のようなセリフをつぶやいていました(笑)登場人物みんな魅力的です。もちろん薫くんも!

そんなユーモアも散りばめながら、本筋はお互いに相手を好き過ぎるが故、傷つけたくない大切にしたいと思うが故にすれ違っていく秋人と陸の2人の話。本当に胸がギュッと締め付けられます。お互いのモノローグが切ない。そしてその当時の2人の気持ちと現在にいたる気持ちがキチンと積み重ねられているからこそ最後にお互いの気持ちの答え合わせが出来た時、BIGラブとハッピーが溢れてホント気持ちいいんです!秋人の過去のトラウマが絡みついた悩みや不安もキレイに吹っ飛びました。ずーっと両思いなんて素敵過ぎる✨

ラスト、これからは正直に話そうという2人。BLあるあるですね!

あとがきを読み…これがデビュー作なんですね。私もこの本を読んで「ぎゃー 面白い漫画」って思いましたよ(笑)また追いかけたくなる作者様が増えました。新作も読まなきゃ!
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