体育会系幼馴染は世界一の溺愛男子~全人類の好感度がある日見えたリケジョの私~【分冊版】
一ノ清なんの/踊る毒林檎/ache
このレビューはネタバレを含みます▼
人からの好感度が数値として相手の頭の上に見えるヒロインと、ヒロインのことが好きすぎる幼馴染ヒーロー。
常にヒロインのへの好感度が300超えのヒーロー(一般的な知人では20〜50平均)なのが笑えます。
ヒロインはある時期からヒーローに冷たくされ、ずっと嫌われていると思っていたのですが、最近見えるようになった頭の上に見える数字が好感度であるとわかり、
本当は好かれていた?と思い至ります。
クールなヒロインの言動によってヒーローの好感度数値が上がったり下がったりするのがすごく可愛らしい!
ヒロインもヒーローも交際経験がなくお互いがはじめてなのに意外とガツガツしてて積極的なのもいいです。
サクッとくっついて本当に微笑ましく可愛らしいカップルで、ラブなシーンも色っぽくておすすめです!
(ヒロイン、クールで可愛いですがリケジョ味はほぼありません)
後半、はお話の流れがガラッと変わって、
ヒロインが好感度が見えるスキルが実が前世?異世界?にいた頃に関係していて…という流れになり、
急に異世界モノになります(笑)。
しかもヒロインが勇者で、ヒーローが聖女だったという
逆転関係もあり、それが起因して現在でも
ヒーローが事故にあって記憶を失ったり、記憶の戻ったヒーローの好感度数値が常に280なのは正常ではない!となり、命に関わるためにヒロインがヒーローに別れを告げたりと、いろいろてんこ盛りになりますが、最終的には記憶も戻り、ラブラブなところが見られたのはよかったかな。
お話としては現代ターンのところで終わっててもよかったかなぁと思いますが、ヒロインが好感度が見えるようになった
起因についても異世界ターンで触れられていて
そこまで読んで納得する読者さまもいらっしゃるかと思うのでありでもまぁ、という感じです。
個人的には現代ターンで終わってても全然アリ!!
むしろそっちのほうが良かった派です。
まさかの異世界ターンになると思わず、そういった意味では
意外性もあり、ストーリーとして面白かったです!
可愛いお話なのでおすすめです!
ごちゃごちゃ面倒なのは苦手な方は現代ターンまで
楽しむことにとどめても十分楽しめると思います!
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