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今月(8月1日~8月31日)

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シーモア島
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  • 愛しの嘘つきくん【単行本版】

    someco

    本当が嘘に、嘘が本当に見える人
    ネタバレ
    2026年6月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 一見すると軽薄で、どこか掴みどころのない“嘘つきな攻め”は、言葉だけ切り取れば到底信用できないはずなのに、そのひとつ一つの行動が妙に誠実で、だからこそ冗談や軽口すら本音のように思えてきてしまいます。受けも「はいはい、また言ってるよ」と呆れながらも、心のどこかでは、その【嘘の中にあるかもしれない彼の本心】を知らず知らずのうちに汲み取りたくなってしまう。そんな彼と送る日常に振り回されているようでいて、実はその関係性の檻に自らも明確な意思を持って踏み込んだ受けもまた、この物語の中では“嘘つきな受け”として描かれています。この作品の魅力は、愛の証明が「言葉」ではなく「揺らぎ」で表現されているところにあると思いました。信じていいのか分からないのに信じたくなる不穏な攻めと、逃げられるのに逃げない選択しかできない受け。その相互作用が生む不安定さこそが、単に危ういだけでなく、作品全体の魅力として成立しています。営みシーンはかなり濃厚ですが、そういった描写がなくとも、ふたりの今後の進展が気になって仕方ありません。僭越ながら、このように自分本位な考察ができてしまうのも、作品の中ではまだまだ見えない余白を残してくれているからかもしれません。読者もろとも騙して転がしてくるタイプの攻めなので、今後どんな風に受けに想いを伝えるのか楽しみです。
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  • 明日もきみに会いに行く

    熊雪ふる

    流れ弾で心臓やられる、心の栄養系BL
    2026年5月11日
    まずはじめに、このタイプのBLにありがちな「これって少女漫画が男同士になっただけじゃん?」という作品ではないことをお伝えしたいです。とにかく、心理描写がとても丁寧に描かれているので、読者である我々を置いてけぼりにしない!ふたりの関係性に寄り添える!だからこそ、攻めくんから繰り出される突然のときめき銃弾の流れ弾でこっちまで心臓撃ち抜かれてしまうんだなと身をもって感じました。親や友人との関係性に、自分自身の過去の怪我のせいでうまく向き合えずにいる攻めくんにとって、今までどんな人間にも言われなかった言葉で受け入れ、当たり前に包み込んで大切にしてくれた受けくんを失いたくないのは当然のことでございます(泣)ここまで血の通ったBL作品はなかなかないので、出会えたことに感謝です。
  • 太郎 DON’T ESCAPE!

    mememe

    高評価という先入観に飲まれるな
    2026年1月4日
    「大衆は常に間違っている」とまでは言いませんが、読み終わってレビュー数見た時に真っ先にこの言葉が浮かびました。これがもし、こんなに高評価じゃなかったら、ここまで爆発的にヒットしたでしょうか?という内容だったと思います。高評価である、という先入観に飲まれて、自分自身のジャッジする力が弱まってしまってる人が多いのかな?つまらないわけではないですが、流れとしてみるとよくある展開ですし、真新しいのは着ぐるみの登場くらいじゃないか?と思います。主人公が女々しいというよりも、反応とか全部女の子みたいで、ちょっとぶりっ子アレルギーの自分は引っ掛っちゃいました。
  • コントラディクト

    大島かもめ

    最高の相棒でもある不器用なふたり
    ネタバレ
    2025年3月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 消防士という命を預け合う仕事に就くふたりだからこそ、「好き」という感情だけでは語れない信頼が育まれていく描写が、とても丁寧でよかったです。その信頼の延長線上に恋愛があるように感じられ、BLというより‘‘人生のパートナー’’の物語を読んでいるような感覚になりました。そして、恋人である以前に、互いにとってかけがえのない相棒であること。それこそが、この作品のいちばんの魅了かと思います。続編があれば、もっともっとイチャイチャしているモードのふたりも見てみたいです。
  • 40までにしたい10のこと

    マミタ

    ちゃんと謝りなさい。
    ネタバレ
    2024年7月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ おじさん受けはそこまで萌えないタイプなので、色々突っ込みたくなる部分はありました。まず、おじさんの部屋着がかわいいクマの着ぐるみなのはどうなの?とか、ぬいぐるみだらけの部屋は流石にちょっと、など。ですがそれ以上に、他の方々もチラホラおっしゃる通り、とあるシーンでの攻めの言動に、読み手である我々の心まで傷ついてしまいました。破壊力・攻撃力共にがデカすぎて、受けに同情してしまった程です。おじさんなのにかわいいクマの着ぐるみ着ないでとか思ってほんとごめんねって懺悔しました。流石に言い過ぎだと思いましたし、その後のフォローも曖昧な感じで、もうこれ誰が助けてくれるの〜(涙)と最後まで、そっちが心配になってしまいました。ちょっと、攻め、あんた受けにちゃんと謝りなさい。
  • アフターグロウ

    吾瀬わぎもこ

    らめぇ〜がダメだった
    ネタバレ
    2024年7月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 他の方もおっしゃる通り、高い画力と迫力のある合体シーンは圧巻です。しかし、この方の前作品でもそうなのですが、物語も終盤になってくると、受けが急に「らめ〜」「こわれちゃう〜」などと言い始め、ガッカリします。安いアダルトビデオじゃないんですから。BLという枠組みの中でも、受けはしっかり男らしさみたいなものは忘れないで欲しいんです。ぶりっ子受けアレルギーなので、ちょっと最後で引っかかっちゃいました。
  • 好きすぎるから早く抱け

    たかはしツツジ

    受けも攻めも非人道的すぎて無理
    ネタバレ
    2024年6月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 受けがツンなのは承知の上でしたが、普通にそれやったら恋人どころか友達無くすよ?みたいな行動までしていて(約束守らないで置いてくとか最悪すぎませんか)、ちょっとストーリーが進むにつれて自分本位すぎるなと思いました。攻めも攻めで、受けに手を出せずにいた理由があったにも関わらず、箍が外れたのか後半寝てる受けに無断で突っ込んだりしていて、人としての道徳性を疑ってしまいました。いくら漫画の中の話とはいえ、非人道的な行為は目に余ります。
  • たまらないのは恋なのか

    空華みあ

    少女漫画だからこそ深みが出たBL
    ネタバレ
    2023年12月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 他の方もレビューしていますが、この漫画を「少女漫画みたい」という理由で一蹴し、評価を下げるのはもったいないと思います。この漫画は別冊フレンドでの連載なので、正真正銘、少女漫画の星のもとでうまれたBLなのです。悪しからずそれを理解した上で読んでみると、やはりこのフィールドでしか得られない栄養がありました。人が人を好きになって、そこに特別な理由などなくても、ちょっとした強引さに訳もわからずドキドキしたり、「相手もおなじ気持ちだったら嬉しいな」と願ってしまう。そんな独特のもどかしさこそが、少女漫画にしかない純粋さを演出するのだろうと思います。そしてこの漫画は、“本来のポジションが女の子ではなく男の子でも胸キュンできるから良い”のではなく、“同性だからこそよかった”と胸を張って主張したいです。なぜなら、同姓であることで、【女ならば】【男だから】の固定概念から解放され、純粋に【この人だから】という軸で感情が研ぎ澄まされていくからです。この漫画に出てくる受けは、自分の存在価値を認めてくれる人や、安息の居場所を求めている。『誰かに愛されたい』、そんな欲求を抱きながら野良犬のような生活をし、そんな中で「君は君のままでいいんだよ」とありのままを受け入れ包み込む攻めの存在は、受けにとって恋愛感情よりももっと意味のあるものだっただろうな、と感じました。それが同性同士だっだからこそ、より一層深みが出たなと心から思います。後に、親からも大切にされず、自分自身の価値を見出せないままでいた受けが、攻めと出会い同じ時間を過ごしていくうちに「自分も幸せになっていいのかな?」「その時となりに、こいつも居てくれるかな?」と、攻めとの未来を切望できたことが、なにより嬉しかったです。そして言うまでもなく受けがかわいすぎます。両思いカプのむず痒さがそれを加速させている。わたしは、悲しいくらいに優しい受けの幸せをただただ祈るだけであります。迷ってる人がいたら、ぜひぜひ読んでみて欲しいです。
  • 月はみちかけケモノの恋【コミックス版】

    野白ぐり

    ぜひ『余白』を楽しみたい作品
    ネタバレ
    2023年11月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 人外モノ(特に神や妖)のエンディングは正直もう相場が決まっているのは百も承知ですが、私はやっぱりこのパターンとわかっていても切なく、しっかりと読了感はありました。ですがやはり他の方もおっしゃる通り、彼らが一生添い遂げたいと思うほど、お互いのどこに惹かれあったかの描写が薄いです。ページ数の関係で深掘りできなかったのは残念でならないですが、この作品のそういった『余白』を想像するのもまたいいんじゃないでしょうか。作者が描くものからだけでなくとも十分萌えは隠れているのがBLですから。
  • ゴミ屋敷の鎌倉さん【単行本版】

    あるくジョー

    救済BLをサラッと読みたい人向け
    2023年11月12日
    比較的、救済系を謳っている他の作品に比べて、良い意味でとてもライトな救済BLだなと思いました。救済系って、最後ハピエンと分かっていても読んでて苦しい場面が多いし(そういうものなので仕方ない)自分の精神状態が元気な時じゃないと最後まで読めなかったりしちゃうんですが、この作品は塩梅がちょうどよかったです。絵も綺麗ですし、コマ割りや台詞、展開も丁寧で読みやすい。ただ、他レビューであるように特典がイラスト2枚のみなので、そこはご用心!
  • アフター・ミッドナイト・スキン

    にむまひろ

    BLの意味がないですね
    ネタバレ
    2023年11月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 愛のある合体は、受けと攻めの心の通い合わせができた上でする営みにこそ萌えがあるはずなのに。この作品は中身のないエロ漫画でした。そういうのもアリといえばアリですが、エロシーンだけでみても私には合わなかったです。いくら性欲に負けてしまうとはいえ受けの行動や言動が昼夜で違いすぎて、なんだかずっと受けに不信感を抱いてしまいました。脅して恋人強要する攻めもちょっと人間としてどうかと思います。
  • 君の夜に触れる【単行本版】

    もりもより

    山場がないと言う人も居ますが
    2023年8月11日
    ガチャガチャした雰囲気がなく、ひっそりと存在する静かな場所で流れている時間のようなお話なので、肌に合わない人がいても仕方がないのかな、と思うのがすこし残念です。
  • 親友の「同棲して」に「うん」て言うまで

    ろじ

    達成感のない読了感
    2023年8月10日
    エチなしのピュアきゅん系も大好きなんですが、それが許されるのはしっかり読み手が萌え萌えできた場合なんですよね。全体的に受けが友達の枠にこだわるモダモダ尺が長すぎて、途中若干展開に飽きてしまいました。後半のコマはなんかもう全てポエムっぽくて、ちょっと読んでいて疲れます。物語に入り込んでないからだと思うのですが、そこは申し訳ないです。まだBL畑を耕し始めた初心者向けかもしれません。
  • 会長、イイコはもう終わり【単行本版】

    栗原カナ

    でも、こういう漫画って必要なのです
    2023年8月9日
    寝る前にBL読みたいから、サクッとしたやつにしようかな?♩という時に読むのにちょうど良い塩梅の作品です。
  • 吉田くんの生意気おもちゃ

    転はくと

    この受け、いい子やな…
    2023年8月9日
    俺様受けを探していたら見つけた作品。この受け、なんだかんだいい子ですね。ほんとは心が優しくて、なのに素直になれなくて。私が攻めだったら同じく好きになってます。私が好きになってしまうほどの子を落とした攻めの、一体どんなところを好きになったのかが気になりましたが、それは勝手に想像しておきますね。この受けには幸せになってもらいたい。受けを泣かせたらこの攻め、グーでぶっ飛ばしてやる。
  • この手を離さないで【単行本版】

    咲本﨑

    途中挫けかけましたが…
    ネタバレ
    2023年8月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 一巻の途中でストーリーの重さからちょっと挫けかけましたが、頑張って読了しました。と思ったら、二巻での攻めが激重メンヘラ束縛男気味になり、またまた挫けそうに…。ストーリーは感動寄りですが、読むのにHP削られすぎてこっちももれなく瀕死状態になります。でもいつかまた読み返したい作品なので、星みっつで。
  • 体感予報【描き下ろしおまけ付き特装版】

    鯛野ニッケ

    なんか期待しすぎちゃった
    ネタバレ
    2023年8月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ SNSでかなり話題になっており、映像化もされているとのことで購入。読み進めていくと、絵は綺麗だけどみんなが言ってるように攻めの言葉が強すぎて、まるで自分が言われてるような気分になりあまり気持ちよくありませんでした。その上、急性黒マッシュアレルギーを発症してしまう事態に陥りました。助けてください。理由は明白、受けに魅力を見出せないことです。自分の力を信じて未来を切り開くという姿勢の割に、結局のところ誰かに甘え、恵まれた環境に依存しているだけじゃないか、と終始不快感がありました。