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今月(5月1日~5月31日)
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シーモア島


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深堀りした解説が欲しかった2024年3月24日倉本一宏先生の「小右記」「権記」はビギナーには十分満足できる内容。大変勉強になる。
「殴り合う貴族たち」の筆者の編集なので「御堂関白記」も読んでみた。訳文の他に寸評、読み下し、白文がついていてわかりやすい。が、道長の日記の文章はそもそもとても簡潔なので背景を詳しく解説する寸評が大事なのだが、そこが深掘りできてない。倉本一宏先生が書かれた講談社学術文庫の「藤原道長『御堂関白記』を読む」の方が詳しいと思う。いいね
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谷崎潤一郎ぽい2024年2月24日大正時代の大阪が舞台。幼馴染が夫婦になり倹しい暮らしの中幸せを育んでいたが、関東大震災をきっかけに妻が亡くなる。妻の霊を下ろしてもらう為に巫女に口寄せしてもらうが…。横溝正史ミステリホラー大賞受賞。
大正時代の慣習の描写やキャラクターのセリフが精緻で新人とは思えない筆力。お嬢さんをいとさんと呼ぶとか、亡くなった妻に執着してる夫とか湿っぽい雰囲気が春琴抄ぽいと思いながら呼んでました。SMではありませんが。参考文献に谷崎潤一郎があったので作者も意識されてるようです。
主人公のバディもよかったです。ホラーはほんのり、最後は丸く収まるきれいな終わり方でした。次の作品も読んでみたくなります。いいね
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友人を大事にしてほしい2024年1月21日自分も猫飼ってるので、旧Twitter、ウッドブックやインスタでぽんアル見たり、飼い主ならではの苦労に共感してます。
猫漫画は買ってるので今回応援の意味で買いました。オモコロのほうに掲載されている漫画は前から生存確認のために見ていてどういうものか知っていますが、確かにメガネさんの仰るとおり不快感を読者に与えるために描いてるような酷い内容です。ほとんど面白くはないですね。
それを自分から見るわけでもなく押し付けられて感想を言わされるメガネさん、ノイローゼになる気持ちすごくわかります。かつて自分も知り合いに好みでない絵を見せられて感想をねだられる状態に辟易してましたので。よく友人関係が続けられると思います。私は2年ぐらいしか持ちませんでした。鴻池さんはメガネさんという得難い存在を大事にしてほしいと思います。 -
普通の人が現実逃避のために脳が見せるもの2023年8月26日ベストセラーにもなっただけはある圧巻のノンフィクション。
12人の子供のうち6人が統合失調症を発症した家族。発症しない子供も、家族からの暴力や性加害、次は自分の番かという不安に怯えながら暮らさなければいけなかった。非常に厳しい家庭環境。そんな過去からは距離を置きたいのが凡人だが、サバイバーの末娘メアリーはこのように本や研究の題材にして自分達の過去に向き合うことにした。
精神医学の歴史のなかで未だ原因が解明されていない病だが、遺伝的な素質があることは前提として(一卵性双生児の発症一致率50%)自分はレビューに書いているもののように感じる。支配者的な母親の育児、父親の不在、兄弟の多さ、ヒッピー文化からの薬物依存…様々な環境が積み重なってできたのではないかな? -
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いつもの三津田節2023年8月21日知り合いの編集者から持ち込まれた怖い話に深入りする内に徐々に作者自身の身の回りにも不穏なことが起きる、という展開は確かにドキドキするのですが期待するような衝撃的な恐怖はありません。実体験談という体裁で書かれているのでメタ的にいうと作者である三津田さんはどんな目にあっても生き残るだろうなというのはわかるので。でもほんのりとした怖さを味わうには丁度いいですね。屋敷にまつわる様々なホラー作品を引き合いに出すところはいつもの三津田節でした
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人情味溢れる怪談2023年8月19日この話の続編を練り直したものが三島屋変調百物語シリーズらしいです。
宮部さんの作品はスプラッタはなく、心理描写が優れているので登場人物が身近に感じられる分、物悲しくなったり考えさせられたりするホラーです。
皇なつきさんの作画も載っている「梅の雨降る」も、嫉妬や妬みの心がわかる分、自分にも起こりそうという気持ちが恐ろしさを引き立てます。皇さんの美しい絵柄がおえんのやりきれなさや後悔の末の解放、安らぎを表現していてとてもいいです。いいね
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怪談と本格ミステリの融合した作風2023年8月18日と言うと京極堂シリーズを思い起こさせるが、作者は京極夏彦氏などの影響も受けて怪談の研究をして本も出版する研究者である。その深い造形に裏打ちされた学術的スタンスで主人公は怪異について解説する。
独特なのが米澤穂信氏が評価したように「ほぼ全てが怪奇の闇に閉ざされる中、ほんのわずかに合理性の光が差し込む」という構造で、ホラー描写力もしっかりしている。三津田信三氏の影響があるかもしれない。また綾辻行人氏の作風のように密室トリックも読書を楽しませてくれた。また最後の作品で短編4作の全ての謎が解けるという大変読み応えのある作りになっている。いいね
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期待はずれ2023年8月16日追記…この方の「ほねがらみ」は未読ですが、部分的にある作品を無自覚に盗作していたらしく(現在は修正されているようですが盗作元から指摘されるほど似ていたそうです)この作品ももしかして...という疑念が沸いてきましたので星1にしました。
民俗カルトホラーという煽り文句に惹かれて購入した人は肩透かしをくらいます。京極堂シリーズのような出典を明らかにした民俗学的宗教的蘊蓄はほぼありません。カルトの話もグロテクスな儀式はあるけど、洗脳は非現実的で不思議な力で片付けられている。そこにリアリティがあったほうがむしろ怖さが増すのに。
前半のカルト施設に潜入して奇妙なバイトをしている部分が1番ハラハラしました。それでも3章まではまだ勢いで読ませますが、以降は構成や文章力が落ちますね。謎解きも驚きがないし、間伸びして切迫感がない。いいね
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犯人にますます同情してしまう2019年7月25日金田一少年の事件簿は動機が悲惨な生い立ちや家族の復讐などが多く、
子どもでも犯人に同情してしまう作品だった。
大人になって改めて犯人側の視点で事件を見てみると
トリックに非常に苦労していることがよくわかり、
ますます犯人に同情してしまう。
犯人のセリフもデッドオア氷橋とか面白くて本編とのギャップがすごい。絵は雑!いいね
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若い2019年7月24日ちょっと展開に強引なところもあるけど
(低い山で迷ったら引き返すかその場にいるほうがいい。無理に頂上に登ったり下りたりしない)
恋愛より部活や友情というのがリアルな高校生ぽくて面白い
いじめとか激しい恋愛とかドラマチックな展開があるわけでもないが
繊細で何事も真っすぐ受け止めるキャラたちに、作者さんの若い感性を感じたいいね
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これで終わり?2018年5月26日尻切れトンボなかんじ。ゆーりの先祖の家系とかが思わせぶりに出てたのに、タイムスリップに
関係ないし。チェーザレ編は川原さんの他の作品と違って暗い雰囲気ですね。
チェーザレ編はもうちょっとイタリア統一の夢と挫折を描けていれば「あぶない丘の家」の頼朝と義経の話みたいにまとまったかなと思います。いいね
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エロくて絵がきれい2017年2月27日エロが汁気たっぷりで男性向けっぽいけど、
恋愛描写も短編集なのにきちんとあって最高でした!
天麻とヨシオの話がもっと読みたいです
続きが出たら買おうと思いますいいね
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えっ、そっちが受け!?2017年1月7日と個人的に思うカップリングがありました。
高校生カプは流れ的に逆かと思いました。
でも表紙をきちんと見なかった私が悪い。
あとリバがあるので苦手な人は注意。
絵は上手いし表情もエロくて良かったです👍
いろんなカプがたくさん楽しめるのでお得だと思います。いいね
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褐色萌え😍2017年1月7日受けのスペックが好みだったので、購入しました。
褐色ムキムキに滴る汗がエロくて良かったです🖤
わんこ童貞の攻めも可愛くて良かったですが、
攻めの赤面や喘ぎが苦手な人は注意したほうがいいかな。終始ほのぼのした雰囲気でした。いいね
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