レビュー
今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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あともう少しが欲しかったかも…2023年12月25日博士先生にどハマりして既刊作品を買い漁りこちらで4作品目の女です…
正直、読後感は「もう少しお互いに想い合ってる描写が欲しかったかも〜!><」でした。
神様がリアクションに乏しいので蛍への想いが少し分かり辛く、もうちょっとそういう新鮮な側面も見てみたかったなという印象。
神様×生贄なのでしょうがないかもしれませんが致しているシーンが多く、そこよりも二人の心の繋がりとかがもう少し見たかったかも〜!と思ってしまいました。
また致しているところもただ行為に及んでいるだけでお互いがお互いを好きっていう感情が見えるところがないのでそこも少し寂しかったです…。大好きな博士先生の作品のことをこんな風には本当は言いたくはないのですが…。でも正直に…。
ただこちらの作品は割と以前に執筆された作品だと思うので、現在の博士先生の漫画の素晴らしさへと通じていく大切な成長過程の一つとしてあった作品なのかな、とも勝手に思ってしまいました。(何様やねんという感じですが💦)
あとは、初めて読んだ時に各話ごとの扉絵がとても郷愁的で素敵だなぁと印象深く思っていたら、最後まで読んで「あ、あの扉絵たちってそういうことだったんだ!」と気付き胸がつんとなりました。
博士先生はクスッと笑えるギャグセンスとスピーディーなストーリー展開の中に、ちくっとある暗くて悲しいエッセンスの配合が絶妙な方なので、今作も神様の過去そして蛍との強い繋がりの関係性が分かると切なくて泣けます。
ただやはりそれだけ手腕があり描写力も半端ないお力をお持ちの先生だからこそ、もう少し二人の思いの丈の部分が見たかった〜!という私の強欲の部分も含めて⭐︎4とさせていただきました…。
しっかし、こちらの18版の特別書き下ろしの神様、髪の毛が短くてめっちゃくちゃ男前で眼福だったので、成年版を購入して本当に良かったです…気になる方はぜひ成年版をおすすめいたします… -
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体感秒2023年12月20日はじはじの番外編短編…嬉しすぎて涙出ました…電子配信して下さり本当にありがとうございます…
コミックスの続きから始まり相変わらず可愛い二人に悶えてたらあっという間に読了してしまいました…でも読後感最高です…多幸感でいっぱいになりました。
尭良くんの鴇ちゃんを見つめる優しくて慈愛に満ちた瞳が大好きなのですが今回もその描写がしっかりあって嬉しかったです。その視線の先には満面の笑みの鴇ちゃんがいて…
願いが叶うなら、二人のこの優しい空気だけを味わえる修羅場とか邪魔する人も誰もいない平和な世界だけが描かれたコミックス一冊分が欲しい…
ただずっと二人で見つめあってニコニコ笑ってくれていればそれでいいじゃないか…二人の日常を切り抜いたさ…そういう…優しい桃源郷みたいな…さ…永遠に読んでいたいよ…。
BLといえばやはり体の交わりがないと!という側面もあるかとは思いますが、この二人に関してはそれだけが全てじゃないということをすでに既刊のコミックスで存分に証明してくれていますので、今回の短編作品に関しても恋人としての歩みを進めた訳ではない二人ですが、むしろそれがいいと思わせてくれる特別なものが二人にはあります。本当に可愛くて素晴らしかった。
表紙の二人はこれってことか!と本編と表紙の繋がりを理解した時はさらにほっこり致しました。二人に出会えて感謝…そして描き、生み出してくれた暮田先生に感謝…
そして私は永遠に続編お待ちしております…
全世界待望のはじはじ恋人続編を…早く…どうか…どうか… -
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夏井先生の言葉の紡ぎ方に感嘆2023年11月22日テレビで拝見していて夏井先生の言語化の素晴らしさにいつも感嘆しうっとりしてしまい「先生の言葉をもっと浴びたい」と感じこちらを手に取りました。私は俳句を嗜んだことがないので一句を見てもそれがどういう意味か汲み取ることがまだまだ足りないのですがこちらの本はその句に対して夏井先生が文章を紡がれていて「あぁなるほどそういうことか」と読解させてくれ、また先生の選択される単語の巧みさ秀逸さ美しさを文字として捉え楽しませてもらえて本当に嬉しく思いながら一ページずつめくって読み進められました。
やはり常に言葉と生きていらっしゃる夏井先生だからこそ、先生が作る文章は語感を刺激してくれてまるで温度がわかるような匂いが香ってくるような感触が伝わってくるような文字が並び、それを見ているだけですごく心地が良くなりました。こんな文章を紡げるようになれたら、楽しいだろうなぁと思ってしまうほど自分にとっては喜びで溢れるような言葉だらけの一冊でした。
そして何よりも私が夏井先生が好きなのは、その美しい言葉たちの中に先生の個性あふれるユーモアさもふんだんに散りばめられているところです。
ユーモアは生まれ持っての素質なのでいくら勉強しても培われることのない唯一無二の側面だと思いますが夏井先生の、こちらをクスッと笑わせてくれる文章構成の技量が素晴らしいこともあり、俳句を知らないわからない私でも気軽に楽しむことができた、素晴らしい一冊でした。いいね
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お互い溺愛カプ2023年11月20日本当に修正ほぼなくて丸わかりすぎて大変えっちでした…また博士先生の描写力が本当凄まじいので…大変素晴らしかったです…
最近博士先生にどハマりし既刊作品を読み漁っているのですがこちらも本当に可愛くてめちゃくちゃ面白かったです。一話試し読みした時と漫画家先生の印象がガラッと変わって元々こういう優しい人だったんだなぁと。そしてめちゃくちゃアシくんに溺愛…ぐずぐずに溺愛…可愛すぎる…終始ニヤニヤしながら読みました…
アシくんのどうして先生のことがそこまで好きなのか、その辺りも事細かに描かれていて納得。博士先生は説明描写が素晴らしいですね。文字だけじゃなくて絵で魅せる実力があるから少しのコマで説明が完結してしまう手腕が今回も素晴らしかったです。
モノローグもかなり少ない点が大好きです。画力で魅せてくれる博士先生…やはりこちらの作品も想像通り、いや想像以上の素晴らしい作品でした。
特典の書き下ろしもめちゃく可愛くてえっちで大変素晴らしいので是非…是非… -
絶妙な距離感の二人2023年11月19日お互いの利害一致のために一緒にいる二人ですが、この何とも言えない絶妙な距離感の二人がキュンとするしたまりません。何よりファハド、全てにおいてパーフェクトな男性故、ラチエルに対してどう思っているのかその視線の一つだったり行動の一つだったり「これはどっちだ…?」と思わせる描写が沢山でドキドキします。あけすけじゃない所が品があって好きです。
恋愛経験の少ないラチエルはそんなファハドに振り回されますが「自意識過剰かも」って思った時の自分へのツッコミとかがめちゃくちゃ面白くて笑えました。仲野先生のギャグセンス、素晴らしいです笑
またラチエルやファハドがお仕事をしている時の様子や台詞がすごい事細かにリアルに描かれていて「先生、この時代で生きていたことがあるのかな…?」と思っちゃうくらい。上部だけで描かれていない精密性も素晴らしいです。先生お好きなのかな、こういう時代背景が。
イマイチ真実が掴めないファハドがこれから何か行動してきたりするのかな?なんていうことを想像しながら続きを読むのが楽しみです。 -
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母性が目覚める2023年11月19日少女漫画から随分と離れてしまっていた私ですがこちらの作品は楽しく読めました。栢くんがまだ中学生なので恋愛というより主人公の嵐ちゃんも言ってましたが彼を通して自身の母性を見出す作品のような気がしています笑
栢くん自身も自分のこの感情が何なのかまだ自覚していないような感じなのでそれが年を重ねると共にどう変化していくのかがこれから楽しみです。
そしてそんな栢くんが夢中になっている嵐ちゃんがとても面白くヒロインにしては(良い意味で)キラキラし過ぎていない、自信がなくて友達もいない、けど暗過ぎない絶妙な女の子なので読んでて好感持てました。
少女漫画においてヒロインの女の子の性格は結構重要だと思うので、嵐ちゃんは可愛いけどキャピキャピしないしいつもニュートラルなテンションの女の子なので個人的にはすごい好きな女の子でした。
展開があまり早過ぎないのも好きな点で、ゆっくり少しずつ、時には後退しながら進んでいく二人の関係性が好きでした。
まぁでも何と言っても栢くん、中学生なのに色気ダダ漏れで危ない香りぷんぷんなのに甘え方が赤ん坊っていうやばい要素てんこ盛りで罪深いです。先生の男の子の描き方が秀逸です…。 -
人生の教科書2023年11月19日いくら歳月が経っても本当に色褪せない作品です。素晴らしいのが何と言ってもひかわ先生の描写力。1巻〜最終巻まで良い意味で全く絵柄の変化がありません。最初から完成され過ぎた綺麗な絵柄です。そして本当にアクションシーンが素晴らしいです。イザークが飛んだり跳ねたり全身を使ってのアクションシーンが見事に描かれています。
最初読んだ時はイザークと典子の恋愛作品として楽しんで読んでいましたが年齢を重ねてから読むと人生としての指針や大切なことがたくさん描かれていて今となっては私の大切な教科書のような作品です。
兎にも角にもイザークが死ぬほどかっこいいのですがそんなイザークが心酔するほど愛を注ぐ典子が本当にとてもキュートで守りたくなるヒロインで、女性目線で見ても本当に愛らしい女の子で、これだけの力も見目も兼ね備えたイザークが心の拠り所にする理由が読んでてありありとこちらに伝わってくるので女性からも好かれるヒロインだと個人的には思います。
年齢問わず性別も問わない作品だと思うので、本当に沢山の人に読んでいただきたい、おススメしたくなる最高の作品です。
柱に書いてあるひかわ先生のちょっとしたコメントもとても大好きです。 -
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博士先生ワールド、大好きです。2023年11月18日最近博士先生にどハマりして既刊作品を買い漁っている者です…今回の作品も最高でした…博士先生のギャグセンスと半端ない描写力に魅せられてあっという間に読了。先生、えちシーンの凄みパワーアップしてませんか…?肉感、角度、人物像の描写の凄まじさ、半端なかった…絵が綺麗すぎてむしろすけべな気持ちにならないくらい…はわ…絵がすげぇ…うめぇ…とそちらに思考が飛ぶほど本当に絵が綺麗過ぎてやばいです…あと博士先生の描く瞳が私は大好きで…今回もすごく綺麗でドキッとしたり切なくなったりする瞳の描写が多くてたまらなかったです。大好き。
先生は大きい丸眼鏡にひょろっと系の受けが好きなのかなぁと今までの作品を見て勝手にそういう印象を受けていたのですが今回の作品は超美人な強気ドチャクソかっこいい受けだったのも痺れました。そしてそんななぐるにいつまで経っても頬染めちゃうゾッコンなへらぴ可愛い。最強のカップル。
あと私は子育てBL系のお話が少し苦手なのですがこちらの作品は子育てに話が偏り過ぎていなくてむしろ攻めと受けの関係性のお話がしっかり描かれているので苦手な要素感じずに読めました。
あと他の方のレビューで「現在のことなのか過去のことなのかが分かりにくい」って言う意見があったのを見て確かに自分も一箇所「これはどっちかな?」と思うことがありましたがすぐに「あ、これ今の話だ」と理解できましたし思考にそこまで時間が取られることがなかったのでノーストレスでした。個人的には逆にここまで現在と過去の話を織り交ぜながらでもきちんと漫画として成立している先生の描写力の方に感嘆してしまいました。大満足のお買い物でした。次巻も楽しみです!! -
攻めの頂点に君臨してもいい男、龍司2023年11月12日この作品は自分にとってとにかく攻めの龍司くんの大勝利、といった印象です。
龍司くんのとる行動や言動がとにかく優しいし自然だし「こーんな人おったらたまらんぞ」を見事具現化された男の子です。龍司くんやばい本当。
漫画特有のすごいクサイ台詞言ったりとかもないのが好きです。受けのことをとにかく考えて常に優しく信じて見守りながら支えてくれる姿は高校生の域超えてます。スパダリ。罪な男だ龍司くん…
でも実はあんまり言葉にしないだけでモテる受けのこと誰かに取られちゃわないか、とか密かに心配してたり隠れて嫉妬してたりしてる姿がまた可愛くて罪な男です。
窪田先生の自然なタッチで描かれる絵の雰囲気が物語全体を常に爽やかに包んでくれていて素敵です。これからも大きな障害もないままとにかく二人がニコニコしながら高校生活を楽しんでくれたら嬉しいな、と密かに影から応援する同級生の気分です… -
唯一無二の堤先生先生ワールド2023年11月12日とにかく絵が美麗すぎて本当に目を奪われます。凄まじい描写力で描かれる男女の裸体が美しすぎてむしろエロく感じないくらい…本当に綺麗。ダビデ像でも見てるのか私は。先生すごい。
お話も現実世界と少し離れた世界観なのですがその内容が面白くて謎が少しずつ解き明かされていくのが楽しみで読み進められます。恋愛とその恋愛の障害になりうるようなそれぞれのキャラが持った個性をどう乗り越えて愛し合っていく関係性に変化して行くのかがこれから楽しみです。出てくるキャラクターがカッコいい男の人ばっかりだし綺麗なお姉さんばっかりだしとにかく眼福とはこのこと…たまりません。堤先生万歳です。 -
さらっと読める2023年11月9日絵がとても綺麗で攻めも受けもビジュアルが大好きです。ただ特に波もない印象で関係持つのもあっという間で。致してるシーンも描写力は素晴らしいですが今まで見たことのある構図や隠語でえちちしてるので先生の個性があまり感じられなく…。見たことある致してるシーンだなぁという印象。攻めがめちゃくちゃかっこいいのに受けをすごい可愛がっててキュートな印象なのがツボでしたが一度読めればいいかな、という作品でした。他の方もレビューされている通り同僚と友達の方がこの先の展開気になる感じでしたので私もスピンオフあればこちらのカプの方が正直気になります…。
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とにかく可愛い2023年11月8日最初からお互いがお互いを好きなので、くっつくまでの過程がないのが逆に良かったです。ハラハラもありません。ずっとただただ二人がお互い好きなのを見守らせてもらってありがたい気持ちになります。ニッケ先生の描かれるコメディ要素が大好きです。絶妙。ずっとニヤニヤしながら読みました。攻めの傍若無人だけど心の底から葉のことが大好きで執着しちゃってるのが愛しいです。ザ、BLって感じで好きでした。
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文字の量がとてつもなく多い2023年11月8日すっごく美麗なタッチで描かれる先生の絵が大好きなのですが、とにかくセリフ、モノローグの量が半端なく多いです。途中絵よりも文字が多い所もあるぐらいで少し辟易してしまいました。吹き出しから外れた先生の手書き文字もいっぱい書いてあって余白がなくて苦しくなるくらい。あと主人公の男の子がすごいギャーギャー叫んで喚くのがうるさく感じてしまい男の子がこんなにヒステリックになることってあるのかな?と立ち居振る舞いがすごく女性的に感じ見ていて少し疲れてしまいました。見る方によってはそういう所が可愛いと感じられるのだと思いますが私はそうは思えませんでした。お互いがどうしてお互いのことを好きなのかこちらが知りたい理由がモノローグがいっぱい書かれている割に逆にあまり心情が伝わってこず(というか私に受け取る力がなかったのかも)…。先生の絵が綺麗で大好きなだけにとても残念でした。
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ずっとニュートラルな感じ2023年11月8日特に何か心に留まることもなく読み終わってしまいました。一度読めればそれでいいや、といった感じで失礼なことを申し訳ないですが至って普通の作品という印象です。主人公の家族の問題もスーっと解決しますし男性同士の恋愛ということに対しての多少の葛藤描写はありましたがただ悩むくらいで…普通にくっつきましたし物語も二人の人柄や個性も普通で目新しさも特になく。攻めが警察官という設定に惹かれて購入しましたがそこが生かされているところも特にないように感じてしまいました。この作品を通して何を描きたかったのか伝えたかったのかよく分かりませんでした。評価を下げてしまって申し訳ないです…
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ゆっくりなのがいい2023年11月8日一巻だけではまだまだ謎もあり、かなりゆっくりな2人の恋のペースですがそこが好きです。そんなウブで可愛い二人を見守っていたい…。途中難しい単語がいくつかあるので何度か巻き戻って意味を再確認することがありました。それぐらいこの世界観に忠実にリアルに描かれていて、もちゃろ先生はこういった時代背景がお好きなのかな?と思うほど愛と情熱が伝わってきました。ページを捲っても捲っても空白のコマがほぼありません。綺麗な葉やお花などキャラクターのモノローグにあてられたコマにも全て絵が書かれていてその細かさと美しさ繊細さに脱帽です。可愛く恋を育んでいく二人のこれからをゆっくり楽しみに待ちたいと思います。
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絶妙な塩梅で描かれた傑作2023年11月8日主人公の鴇ちゃんの健気さ儚さ純真さ、でも年齢相応のひたむきな精神力。堯良くんが惚れる説得力が沢山散りばめられていて素晴らしいです。これは好きになっちゃうよぉ、と私もきゅんきゅんしちゃいました。暮田先生の家族の描き方が繊細でリアルで胸がぎゅっとなりますが重すぎず。その塩梅が素晴らしいです。キス止まりですがそれがまた良いです。心で繋がってるから極端な肌の触れ合いが描写されていなくても満足感がすごい。「初めて」ということの素晴らしさが存分に描かれていて本当に大好きな作品です。続編が見たすぎてこの思いよ、関係者へ届け!と願うばかりです。どうか、どうか……
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