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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 青野くんに触りたいから死にたい

    椎名うみ

    こりゃだめだ
    2023年1月27日
    今までは独特の世界観を楽しんでおりました。
    が。
    最新刊はだめだ。
    これはなんの前情報もなく見せられてたまるものかという類。
    これまでもドキッとする描写は多々ありましたが、こういう方向性にいきなり舵を切られるのは読み手に対する一種の暴力だとすら思う。
    この物語への関心が消え失せてしまったことが悲しい。
  • 関根くんの恋

    河内遙

    関根くんはすごい奴でした
    2021年9月22日
    ラストがすんごい良かったです。物語は基本関根くんの視点なのですが、所々ヒロインの女の子だったり、同僚の男性になります。そこで読み手は第三者から見た関根くん本人の気づいていない危うさ、魅力などを知る作りになっています。関根くん本人から語られる内面の不器用さと、第三者から見た器用なのに危うげな関根くん、というちぐはぐな人物像により、もどかしさと庇護欲を持って関根くんを応援してしまいます。
    そしてコツコツと積み上げられた関根くんの不器用な人物像が、ラスト視線が切り替わる瞬間「せ、関根…!!おまえ、すっごかったんだな…!!!!!!」となります。
    もう完璧に推しのすごい一面見せられたときのあれ。
    女の子が主人公の少女漫画では味わえないこのウッヒャー感を是非味わって欲しいです。
  • センコウガール

    永井三郎

    真夜中に読みたい
    2021年3月7日
    真夜中に布団の中でひっそり読んで、一人で泣いて、その痛みを誰にも伝えずに自分だけの宝物にしたい。
    そんな作品でした。
  • 鬼滅の刃 外伝

    平野稜二/吾峠呼世晴

    マーケティング的には正解なんでしょうが
    2021年3月7日
    解釈違いの同人誌読まされてる気分です。
    吾峠先生の絵は色っぽく感じる線もあるのですが、この方の描く女性はいやらしい。別物なんですよね。顔の中身の記号性の高い煉獄さんは再現出来てるのですが、バランスの難しい義勇さんは違う人に見えます。
    それぞれのキャラの内面的なものも、割と違和感があり、原作のキャラと一致しない部分が多いです。
    平野先生も普段とは違う絵柄を求められて大変だったでしょうし、自分の意思で受けた仕事なのか分からないですが、正直スピンオフを他の方に描かせる商法は否定的な意見が苛烈になりそうで、難しい方法だなぁと感じました。
  • 百と卍

    紗久楽さわ

    オススメなのは2巻までかも
    2021年2月3日
    絵は美しいし、作者の方の知識量には驚かされますが、正直3巻以降はそこまで入り込めなかったです。エピソードを重ねながらストーリーを進めたいのでしょうが、話があっちこっち行ってしまい、一年に一冊ペースの刊行なので正直話の流れが掴めないし、繋げ方があまりお上手ではない気が。
    2巻までの2人の過去の描写は素晴らしかったし、4巻の十五夜の番外編もとてもよかったので、一つのエピソードをじっくり描く方がお得意なのかな、という印象です。3巻以降卍さんの顔が安定しないのも一因。あと単純に何やってるか分からないコマがちょいちょいあるのが読みにくさに拍車を掛けている気もします。
  • 違国日記

    ヤマシタトモコ

    導入は良い
    2020年11月29日
    最新刊まで買いました。初めの頃はサラッとした空気感が好きでした。最近は内面を掘り下げようとしすぎて、こねくり回してしまった挙句、なんかいいこと言おうとしてるのかな?斬新!と言われたいのかな?という感じに見えてしまいます。
    初期の飄々とした主人公はもういない。一旦ここまででいいかな。
  • 鬼滅の刃

    吾峠呼世晴

    これだけ話題になってると
    2020年11月29日
    ハードル高くなりますが、きちんと面白いです。私は話題になってるアニメより、原作の空気感が好きです。
  • 八雲立つ 灼

    樹なつみ

    ちゃんと面白い続編
    ネタバレ
    2020年11月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 続編は割と描かなかったほうが良かったものが多いと思われますが、こちらは作者様さすがです。面白い!!
    特に八雲立つは初期のオカルト学園もの?的なノリが好きだったのですが、その要素が強いです。しかもきちんと世相をうつすような内容になっているのが、読んでてきちんと「今」の作品という感じがします。
    昔好きだった方にはもちろん、初めて読む方にもオススメです。
  • 結んで、ほどいて、キスをして【新装版】

    三月えみ

    期待はずれ
    ネタバレ
    2020年11月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ レビューの評価が高かったので購入。
    商店街のごちゃごちゃもヤクザのやめ方も、主人公がなんで攻めを好きになったかも割とふわっとしてて、もう少し骨太な感じを期待していた身としては肩透かしを食らった気分。絵は綺麗です。
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~

    泰三子

    たくさんの人に読んで欲しい作品
    2020年11月21日
    ハコヅメを読んだ人はこの作品の知名度の低さに首を傾げると思います。方々で評価はされているが、まだまだ認知されていない気がします。
    会話のコミカルさと、ラスト数コマで見せるシリアスな展開だったり、とにかく見せ方が上手くて色々考えさせられます。
    単純にギャグも面白いです。張り込み先ににデートしに来ちゃった回は息が出来なくなるほど笑いましたw
  • ゴールデンカムイ

    野田サトル

    面白い!!!!
    2020年11月21日
    一巻の表紙を見た時はどんな話か全く想像出来なかったのですが、無料分を読んで一気に引き込まれ大人買いしました!
    絵が上手い!キャラが立っている!描きわけもえげつない!そして何よりストーリーがおんもしろおおおおおい!!!!
    これだけ登場人物が多くても誰がどういう立場か把握しやすい点は目を見張るものがあると思ってます。ストーリーの細かいところを見逃してても全容は把握出来て、しっかり読み込めばその奥深さにどんどんハマっていきます。今一番面白い作品です。ほんとにオススメ。
  • 吾峠呼世晴短編集

    吾峠呼世晴

    炭治郎のいない鬼滅
    ネタバレ
    2020年11月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 最初の読み切りはとにかく荒削りなのに独特の世界観にぐいぐい引っ張られます。その他の読み切りはこの作者さんらしい人物、設定で、話もまとまっていて絵も格段に見やすくなっていて面白いです。
    が。
    短編向きとも捉えられそうなこの作者さんの世界観を、少年ジャンプ連載に繋げられたのは間違いなく竈門炭治郎という主人公なんだな、と改めて気付かされる一冊でもありました。
    個人的には虫が苦手で連載を諦めたエピソードが笑えましたw
  • インヘルノ

    マツモトトモ

    男性は安定のセクシー
    2019年12月25日
    作者さん買いです。超人カップルの何よりも高いハードルが血の繋がり。なんですが。轟は絵に説得力がありましたが、サラには超絶美少女みを感じられませんでした。周りの賞賛のセリフと画面のギャップが埋められず、あまり入り込めなかったです
    それでも繊細な絵柄と、たまにぶっ込んでくるこの作者さんならではのギャグセンスが好きで、最後まで読んじゃいました。
  • スイートハート・トリガー【単行本版(電子限定描き下ろし付)】

    ニャンニャ

    この作者さんの作品で一番好きです
    2019年6月25日
    何度も読み返してしまうお気に入りの作品です。受けがこじらせまくっているので、発想や行動が極端で本来なら暗くなりそうな話ですが、絶妙に挟まれるギャグタッチのおかげで重くなり過ぎずに読めます。
    攻めもなかなかのアレですが、とにかくカッコいい!あんないい感じにヘイと言ってる奴見てみたい笑
    そして身長差と体格差がたまらない。いいものを見させてもらえて拝みたい気持ちでいっぱいです。
  • 銀魂 モノクロ版

    空知英秋

    評価は分かれると思いますが、好きです。
    2018年11月6日
    初期は画面が白くてあっさりしてます。作者さんの引き出しはそこまで深くないというか、どっかで見たことあるな、という展開やきれいにまとまりすぎてる感はあるんですが、とにかく設定とセリフの妙でめちゃくちゃ魅せられます。明治維新を生き残った坂本龍馬や新撰組というモチーフなんて相当ずるい。それを見事に料理して新しいキャラ付けも出来ていてとんでもなく魅力的な世界観です。そこに作者さん独特のセリフ回し。そんなボケもツッコミも聞いたことないわwwみたいのが溢れかえってて、初期の頃はよく涙流して笑い転げてました。
    そして画面の白さやまだ深く語られない過去のあるキャラ設定が、物語に想像の余白を与え、読者が勝手にとんでもない期待値を持っていた気がします。
    20巻越えたくらいから週刊連載の弊害か、作者さん大丈夫かな、という話が出てきやすくなります。
    問題は終盤。終わる終わる詐欺なんて言われてましたが、銀魂ってそういう話だった?と言うくらい後から後から色々な設定やら人物、宇宙人の皆さんが出て来てしまいます。
    これは絶対初期の時点で練ってなかったよね、という展開が進んで行くので、ついて行くのが難しい人が多いのは当たり前だと思います。後出しの連続なので話もいちいち説明が多くなって読みづらい。
    ただ何となくですが、始まりを敗者として設定してしまった銀さんを、何とかして救ってあげたかったのかな?とか、天人に支配された世界でも、ある意味それを受け入れて自分らしく生きていく、という銀さん像を、なんか壊そうとしているように感じて、作者さんの中にも色々葛藤があったのかな、と勝手に想像してしまいました。飄々としてて粋な銀さんも好きだったんですけどね。初期の銀さんは世界救うとか言わなさそうだな、と勝手に思いました。話が面白くないのは単純に力量だと思いますが。
    とにもかくにも無事最後まで見届けられて良かった作品です。
  • 鍵 -かぎ-

    望月花梨

    ノスタルジーが胸をえげつないほど抉ります
    2018年6月11日
    実質引退状態の作者さんの、最後のコミックだったと記憶しています。小学校高学年から大好きだった方で、懐かしくなり購入。
    高校生くらいの頃に単行本を持っていましたが、改めて読むとこんなに凄かったのかと驚愕しました。
    独特の白黒のコントラストの使い方、トーンの削り方、線が細くてどこか頼りなさげに感じる登場人物の体型などの全てが、遠い昔に通り過ぎた「思春期」の不安定さへ一気に引き込まれます。
    表題作はある意味よくあるシチュエーションにもかかわらず、やはりこの作者さん独自の魅せ方が素晴らしかったです。詰襟とそれを重ねるという発想!そしてやはり見開きのページは印象に残っていました。
    表題作以外は逆によく学生の日常にそのシチュエーションを思いついたな、と言うものが多いです。
    今なら厨二病やこじらせなどと言われてしまいそうですが、そんな簡単にカテゴライズ出来ない、自分でもどうしようも出来なくて持て余してしまった感情が痛いほど描かれています。
    それでも、全ての話のラストには少しだけ心が軽くなったり、未来を予感させる描き方をしてくれるのが、この作者さんのステキなところです。