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今月(10月1日~10月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 現象X 超常現象捜査録

    温泉中也

    Xファイル風味
    ネタバレ
    2025年6月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者の後書き通りXファイル風味の物語だが、巨大隕石災害から数百年で復興してなぜか猫耳亜人もいる世界(らしい)。超能力がらみの事件を解決していくが、今後いろいろな相手が出るのかな?主人公以外の亜人が事件に絡む所も見てみたい。
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  • ブラック・ジャック

    手塚治虫

    誰もが知ってる手塚先生の代表作、ただし…
    ネタバレ
    2024年2月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 私が小学生の頃に衝撃を受けた作品が、こうして電子書籍となり、改めて全話読むと感慨深いものがある。星5どころか星10は付けたい作品だ。しかし旧チャンピオンコミックス等は基本的に雑誌掲載順だったのに、この電子書籍は各話がバラバラにシャッフルされているのはなぜなのか? いくら各話完結とはいえ、BJをはじめ主要人物の登場回が後回しにされているので、特に初見の人は話の流れがわかりづらいのではと危惧する。音楽のシャッフル再生じゃあるまいし、誰がこんな仕様の電子書籍にしたのか小1時間問い詰めたい。それでも星5の価値はあるが…。
  • 冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた 黒髪の戦乙女

    漆原玖/門司柿家/toi8

    父親が主人公、でもそれだけじゃない良作品
    ネタバレ
    2023年2月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の父娘のほか、様々な親子・仲間・組織の人間関係や、冒険以外の普段の生活・地域のコミュニティも丁寧に描かれ、他のファンタジー作品ではなかなか見られない作風なので、読むたびにその雰囲気に癒やされる。原作11巻で完結⇒漫画25巻以上の大作になりそう。願わくは最後まで描き続けてほしい。
  • 片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~

    乍藤和樹/佐賀崎しげる/鍋島テツヒロ

    原作をうまく昇華させている傑作!!
    ネタバレ
    2022年12月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 私もオッサンだから結婚圧力を受ける中年男の悲哀はわかるし(苦笑)、主人公ベリルの主観と周りの評価のギャップも面白い。同様のギャップ系作品も最近増えたものの、多くは主人公が強い理由がおざなりで物語も薄っぺらいが、この作品はベリルの資質+日々の鍛錬の積み重ねをきちんと描いている。また原作を程よく改変しているのも尚よし。(1)原作ベリルは後ろ向きな言動や卑屈な愚痴が多くて辟易するが、それを抑えて状況に流されつつも能動的に動く「不器用だが頑張る大人」に描くことで好感を持ちやすい。(2)ヒロインやライバルを含む登場人物の過去や心情を掘り下げることで、強さの理由や行動原理、ベリルに傾倒(恋慕/拝師)する経緯がわかりやすい。(3)敵対勢力も原作を下敷きに、個々の強さや組織の厚みを増すことで、対抗するベリル達と物語全体を引き立たせている。(4)多くの優れた弟子を育てた師範にしては異常ともいえるベリルの自己肯定感の無さも、乍藤先生なりの解釈を与えている。(5)戦闘シーンのスピーディさ重視の魅せ方がうまい。原作ベリルもアレはアレで味わいがあるので今後も目が離せない。……しかし仮にこれをアニメ化するなら、昔の時代劇並みに殺陣に力を入れねば、ヘナヘナ剣戟や止め絵ばかりの駄作(最近やたら多い)になりそうな気がする。
  • 駆除人

    浅川圭司/花黒子/KT2

    物語は「終わり良ければ全て良し」なんだが
    ネタバレ
    2022年7月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 割と好きなラノベのマンガ版で、エロ要素を追加しすぎな点を除けば内容的には概ね良好だが、どうやら5巻で打ち切りっぽい?今まで各話「続く」なのに5巻の最後は「終わり」だし。ラノベ原作のマンガは数多くあるが、仮に原作が完結したとしてもマンガがそれに追いつくには相当の巻数が必要で、途中で続けられなくなる脱落組が出ることはある程度覚悟していたが…。そのタイミングも「俺達の○○はこれからだ」みたいに、これから駆除人としての本領発揮というところでこれだからガッカリ感もひとしおである。社会人なら「あるある」と思える場面が多くお気に入りだったのだが、社会人経験の無い学生からの評価が低かったのかな?評価も星2~3にしようか悩んだが、作品の出来自体に問題がある訳ではないのでやや甘めに付けておいた。
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  • 転生したら剣でした

    丸山朝ヲ/棚架ユウ/るろお

    マンガと原作、両方とも良い
    ネタバレ
    2021年10月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 原作をそのままなぞったものではなく所々改変しているが、これがなかなか良い。転生直後の冗長な描写をさらっと流して、逆にフランとの出会いを先に持ってくることで鮮烈な印象を出したり、超ピンチの時のフランの心理描写を丁寧に描いたり等もだが、一番はフランの喜怒哀楽の表現が豊かな点だろうか。それでも他作品のヒロインと比べればはるかに無愛想で殺伐としているが…。文字だけの小説や、動きと声のあるアニメならともかく、マンガで無表情キャラをうまく表現するのは難しいと思うのでこうなったのだろうが、ステレオタイプ的な無表情ではなく活き活きしたキャラになって良かった。もちろん原作のフランと師匠も大好きですよ。
  • 銀河英雄伝説

    田中芳樹/藤崎竜

    絵柄には癖があるが、それもまた良し
    ネタバレ
    2021年9月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 旧アニメ⇒原作と好きになったものの、道原版の幕引きの仕方に落胆した経験のある私は、藤崎版も当初は冷ややかに見ていたが、読んでみると意外に引き込まれる。ラインハルトを始めほぼ全員が美形の道原版が好きな人は、絵柄に癖がありキモキャラも多い藤崎版が苦手なのは分からなくもない。しかし道原版がキルヒアイスの死以降を描くことなく中断し、アニメ版も第1部完からしばらく動きがなく相当ヤキモキさせられたのに比べると、藤崎版はその場面を単なる通過点として中断も中座もせず、物語の完結に向けて邁進しているのは高く評価する。他にも、ラインハルトの登極前も虎視眈々と狙われていたはずのフェザーンの独立と権益を、果たして権謀術数だけで維持できうるのか、また銃火器が高度に発達したはずの未来で、斧による近接戦闘メインの陸戦部隊が果たして存在できるのか、等の疑問点を藤崎氏なりの解釈で描いているのも面白い。
  • ゴブリンスレイヤー外伝2 鍔鳴の太刀《ダイ・カタナ》

    蝸牛くも(GAノベル/SBクリエイティブ刊)/青木翔吾/lack

    外伝というより…だがそれがいい
    ネタバレ
    2021年9月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 一応「外伝」と銘打ってはいるが、某聖女や某王様などの若き頃を除けば本編との直接的な関連性はあまりない。というより、Wiz1風味の独立した冒険譚として割り切れば普通に楽しめる作品で、これも作者の豊かな遊び心と言える。そもそも本編もWizやSWなど様々なゲーム要素がちりばめられており、思わずニヤリとさせられる場面も多い。この漫画版には「マハリト使え」と叫ぶモブまでいるし。「こんなの外伝じゃない」と不満な人もいるようだが、遊び心が詰まったこの作品を素直に楽しむ方が、ひるがえって本編もさらに楽しめるようになると思う。
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