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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • うらうらひかる 津々に満つ

    高村秀路

    短さを感じないほど濃い
    2024年2月14日
    2巻完結。綺麗に終わってます。
    このご時世にアレなんですが、映画にして欲しいと思ってしまうほど濃厚な物語でした。
    面白いと言うとやや語弊があるような気がしますけれど、面白かったです。
  • 王女殿下はお怒りのようです

    四つ葉ねこ/八ツ橋皓/凪白みと

    え? これ少女漫画だったん???
    2022年12月6日
    読み終わって気づいたんですが……いや、なんか男性向けサービスショットがやたらと多いモンで、てっきり少年漫画かと……まぁ、その辺は別にいいんですけどね?
    序盤は結構面白かったですが、その勢いは3巻まで。4巻から急展開というか、だんだんついていけないノリになり、5巻までくると一体自分は何を見せられているんだ……と困惑レベル。最終話までちゃんと読みましたが……打ち切り? というか、話(設定)が変わってません??? というか。
    絵自体は綺麗だと思うのですが、あまりキャラクターの描き分けができてないので、途中のコマで「コレ誰や」となることも多々あり。
    うーむ、残念。
  • 隠れ星は心を繋いで~婚約を解消した後の、美味しいご飯と恋のお話~(話売り)

    もりのもみじ/花散ここ

    ちゃんと完結してくれてありがとう
    2022年11月22日
    物語としては割とよくある鉄板ルートではありますが、これまた最近よくある「オチ(お相手と恋の行方の方向性)が判明して丸く収まったにも関わらず、元婚約者やライバル女性が変にゴネたり新キャラ登場等で新展開突入からの無駄にダラダラ延長(=そして適当なところで打ち切りエンド)」みたいなことはなく、話に合ったちょうど良い分量で、なおかつキャラや料理など、とても丁寧に描かれています。そこだけでも私としてはかなり評価高いです。
    完結ありがとうございました。おつかれさまです。
  • 百花宮のお掃除係

    shoyu/黒辺あゆみ/しのとうこ

    原作から来ました
    ネタバレ
    2022年11月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画出てたんだー。知らなかったです。
    後宮モノといえば、妃または宮女が皇帝or皇太子(と、その忠実な部下)とバディ(?)を組んで迫り来る難題を打ち破(りながら、時々ドキドキ恋愛要素がほんのり入)る……というのが近年のトレンドではありますが、今作についてのお相手は一応皇太子様が該当するものの、実は生き別れた異母兄妹(=後宮なのに皇族との恋愛要素一切ナシ)という異色の作品です。結構ここ重要だと思います!!! ←スキ
    大体薬屋さんと比較されてる方が多いのですが、私は薬屋さんよりこちら(原作)を先に読んでしまったので、ネタ被りについてはまぁ……医学知らん人に解りやすいところをチョイスしたらあーなるかなぁと……すみません、ちょっと甘めに評価します(そもそも西洋系異世界転生医療マンガでも大体やってることは一緒やろげふん)。
    とにかく原作をある程度読んでますので展開は知っているのですが、挿絵に出てきてないキャラも多く、こんな人なんやーと新鮮に読ませていただいております。そして本当に美味しそうに食べるなこの主人公(笑)。
    絵も可愛くて、十分人にもおススメできますので、星5とさせていただきます。
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  • noicomi鬼の花嫁

    富樫じゅん/クレハ

    設定に矛盾が出てきたような
    ネタバレ
    2022年11月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 最新(10話)まで読みましたが、最強のスパダリご主人様(主人公に激甘状態)に歯向かうとどうなることになるか、これまで散々描かれてきた展開から目に見えてわかるハズなのに、(主人公より付き合いの長いはずの)この従者と元婚約者はガチで頭悪いのかと思わず読みながら頭を抱えてしまいました。
    最初の方は割と面白かっただけに残念です。
    婚約者に関しては「厳しい人で本当は良い人」なリカバリ展開もありえるかなー……とは思いますけど、どちらにしても設定がやたらふわふわなご都合主義なので、そろそろ読まなくてもいいかな……と思い始めています。
  • 明かせぬ正体 最強の糸使いは復讐の死神になる

    ポルカ(一二三書房刊)/クロノヤミ/pica

    面白くない……わけではないのだけれど
    ネタバレ
    2022年11月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 目の付け所は面白いのに、素材を活かしきれてないというか、原作者様はこのタイプのオンラインゲームを実際にやったことがないのかな??? と思うところがチラホラ……。
    既にご意見上がっていますが、この手のゲームはネカマ・ネナベが割と当たり前なので、安易な品のない話題や○体関係云々の展開は「え、外見女でも中身男(またはその逆)かもしれないのに、いきなりそれで本当に大丈夫?」と心配になります(もっとも経験上、男キャラを使っていてもプレイヤーが女だとわかると口説いてきたりセクハラまがいのことをやらかす人が全くいないわけではないので……それこそ迷惑行為で大体ギルド出禁追放案件ですけど)。
    せっかく流行りのゲームの「世界に転生」ではなく、あくまで現実からゲームの「世界にログイン」している設定と、主人公のアバターがきっかけに始まる物語なのに、その辺りが十分に活かしきれておらず、少し残念に思います。
    ただ、ストーリー自体は(個人的にはあまり好きになれない主人公ですが)続けて読んでもいいかな? と思うくらいは面白いと思います。今後に期待します。
  • 神作家・紫式部のありえない日々

    D・キッサン

    枕草子における紫式部の旦那のエピソード
    ネタバレ
    2022年10月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ これ採用してるだけで私の中で好感度めちゃくちゃ高いです😃。
    そうなんですよ……大概「紫式部が清少納言を日記でボロクソにディスった」と巷では言われまくってますが、元々の先制攻撃は清少納言さんの方なのですよ……(※:ちなみに旦那さんだけではなく、紫式部の従兄も「字が汚い」等、大変フルボッコに書かれてます)。
    そんなわけで壁サークルの神作家など、現代の文化や価値観に当てはめつつ、割とコレ、史実に近いんじゃないのかなーと思いながら楽しく読ませていただきました。
    なお、小少将ちゃんは実在の人物ですが、彼女が腐女子だったかどうかは定かではありません念のため。
  • ~異伝・絵本草子~ 半妖の夜叉姫

    椎名高志/高橋留美子/隅沢克之

    アニメ見てない勢ですが
    2022年10月20日
    別の学校に進学した友人から借りていたため前作犬夜叉の20巻前後くらいまでの知識しかなく、犬夜叉・半妖ともどもアニメはまったく見たことないです。
    が、椎名先生と高橋先生のコラボということで、大変興味深く拝見させていただきました(そんなわけで、前作犬夜叉の結末は未だに知りません。が、なんやかんやでハッピーエンドになったんやろな……というふんわり思考で読んでます)。

    もちろん、前作から知ってる人から見たらもっと面白いんだろうなーとは思っていますが、見ていなくてもさらりと自然に情報挟んで補完してくれますので、前作未読勢も、それはそれで充分ちゃんと楽しめると思います。

    とにかく、三人娘が本当に普段は可愛いのに戦闘シーンはド派手でカッコよく、大変満足です。また、アニメを見ていないためどんな結末になるか知らないので、続きが大変楽しみです。
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  • 鬼の妻問い ~孤高の鬼は無垢な花嫁を溺愛する~ 【連載版】

    黒コマリ/別府マコト

    これはかなり好き……だけど……
    ネタバレ
    2022年10月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ストーリーは面白かったですし、雰囲気や絵も世界観に合っててすごく良かったです。
    ただ、一点だけ。
    あらすじや表紙、序盤の雰囲気で大正とかそのくらいの話だと思ってたのに、読み進めたらまさかの現代でぶっ飛びました。家がレトロで主人公2人が和服な部分は致し方ないにしても、義母異母妹がモサ……げふん、あまり現代的なデザインでなかったので、もうちょいなんとかならなかったのか……と。そこだけが本当に惜しかったです。
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  • あやかし大奥の最下層花嫁

    鈴宮ユニコ/茜たま

    個人的には嫌いではない
    2022年10月18日
    ……んですが、1話完結でやるには少し難しい作品ではないかと。せめて前後編、欲を言えば3話くらいは欲しかったです。
    何故かというとやたらセリフが説明口調。状況説明全部セリフ。
    すごく絵が綺麗で、せっかくの漫画なんだから文字じゃなくて絵で説明して!!! と思いました。
    ただ、話自体は嫌いではないです。類似する世界観の作品はかなりありますが、もしも続いたとしたら化けそうな可能性も見える作品です。だからこそ、1話完結でやる話じゃないなぁと……。うーん、ホント、勿体ない……。
  • 妹に婚約者を譲れと言われました 最強の竜に気に入られてまさかの王国乗っ取り?

    hi8mugi/柏てん/COMTA

    変なところが現実的
    ネタバレ
    2022年10月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 一応出てる分(6巻分)は読了済み。
    「登場人物全員バカ」といったレビューに言い得て妙だと大変笑わせていただきましたし、激しく同意なのですが、それだけだとちょっと可哀想だと思ったので一応フォローしつつ……。

    決して面白くないというワケではないのです。
    それぞれのキャラクター設定はいい味だしてますし、(意図的に)同じ顔の人が何人も出てきますけど「お前誰や」ってことにはなってないのでしっかりキャラ立ちもしている。
    行動にやや行き当たりばったり感は否めない(たぶんコレが冒頭の「みんなバカに見える」原因)ものの、一応性格や物語開始以前からの生い立ち的に「筋」や「芯」は通ってて矛盾はない(※:ただし性格的な部分において読み手に好き嫌いは出ると思う)。

    タイトルにした通り、たぶん無意識に作者の倫理観が出てしまっているというか、変なところが妙に現実(リアル日本の価値観)的で、それがブレーキになって引っかかってしまうのかなーと。
    例えばグリード氏ですが、行動力と実力(能力)はあるものの、最強竜という割には性格面で俺つえー感は無く、長いこと人に接していなかった割には人間の道徳感に精通していてどことなく最強感が感じられません。
    それが決して悪いとは言わないですが、人外理論でもうちょっと傍若無人ではっちゃけてもよかったかも。

    ただ、諸悪の根源(ヒロインを振った婚約者王子)が自分の意思で好意的に主人公および竜の従者になってしまう展開は、これまでの流れを踏まえても思わず「なんでやねん!!!」となって笑わせていただきました。すみません、こんな展開はちょっと見たことないですwww

    そんなわけで、この作品を他の人に全力で勧めることはできないのですが、個人的には引き続き読み続けてもいいかなーと思いました。
  • 里見☆八犬伝REBOOT

    よしむらなつき

    9巻からが本番です
    2022年9月29日
    旧作がめちゃくちゃ大好きで、先日ふとしたきっかけで続きがでていると情報を得て調べてこちらに辿り着きました。
    しかし、正確にはリブート。つまり最初から新たに描き直されているとのこと。
    旧作の明るくちまちま可愛らしい絵柄が大好きだったので、試し読みした時の綺麗だけど肉付きのいい高めの頭身や物語の雰囲気に、正直大好きだった旧作のイメージが崩壊しそうで読もうかどうしようかめちゃくちゃ悩みました。
    しかし読んでみると予想通りギャグが減ってお色気マシマシにはなってましたが、特に旧作ファンとして9巻及び10巻はテンションあがりましたし、12巻はそうきたかと、展開に大満足です(ネタバレなしでいきたいので詳細は伏せます)。
    あとコレは余談ですが、旧作も原作(馬琴先生のオリジナル版)も小文吾さんが推しで大好きなのですが……はい、大変ありがとうございます最高ですご褒美でございます。
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  • 琉球のユウナ

    響ワタル

    序盤は少し微妙ですが
    ネタバレ
    2022年8月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻の終盤くらいから徐々に面白くなってきて、あとはラストまで一直線です! (あ、完結おめでとうございます! とても楽しませていただきました)
    ファンタジーな要素も含みつつ、基本は史実ベース。登場人物も(教科書だとほとんど見たことないですが)ほぼ実在の人物で、実際はどんな人だったかとても興味を惹かれ、思わず自分でも調べてしまうほど魅力的に描かれています。
    また、審●者にはお馴染みのあの刀や、それにまつわる逸話も有り。自分は本州出身のため、詳しく知りませんでしたが、沖縄の古い文化を知る入り口にはとてもいいんじゃないかなと思いました。
    と、ここまで堅苦しい紹介でしたが、ベースはユウナと真加戸の愛の障害物競走(言い方!)なので、そんなに難しく考える必要はなく気軽に読めると思います。
    作者様が「元々読み切りで全1巻の予定だった」と言われてらっしゃるように、序盤とその後のテイストが少し違ってそこだけが本当に惜しいですが、概ね満足、他の方にも十分オススメ・紹介できる作品です。
  • 踊る千年家族

    春日井晶

    刺さりました
    ネタバレ
    2022年2月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ちょっとグロテスクシーン満載ではありますが、主人公はもちろん、兄弟姉妹が本当に魅力的かつ個性的で、とても面白かったです。
    まだまだ始まったばかりで、未登場の次男さんや妹さんを狙った組織など謎は多いですけれど、それ故に大変続きが楽しみです。
    っていうか次巻は!!! まだですか!!!
  • 身に覚えのない理由で婚約破棄されましたけれど、仮面の下が醜いだなんて、一体誰が言ったのかしら?

    小鳩ねねこ/猫側縁

    悪『役』令嬢とはなんぞや
    ネタバレ
    2021年9月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ そもそも転生系破滅フラグ回避系か、やり直し系破滅フラグ回避系か、現地民理不尽要求を正論(物理)で殴る系かで前提条件が変わってくる話ではあるのですが、悪『役』令嬢の定義について、思わず考えてしまうきっかけになったといえば、よかったとは思います。
    ……が、この作品は「理不尽要求を正論でぶん殴る」系と見せかけて、「暇を持て余した貴族様の(陰湿な)遊び」系。うん、ただの悪女じゃん?
    それも、清々しいほどのぶっ飛んだ悪女ならまだ理解(?)できますが、このキャラは理解に苦しむというか、ちょっと共感したくないタイプの悪女です。
    (6話の主人公の行動について「優しい」とかご意見ありましたけど、よく考えてみて……例の彼女に漬け込まれる原因があったとしても、主人公の思考回路はタチの悪い「イジメ」と一緒ですからね)
    6話まで読みましたけれど、4話でやめときゃよかったなーと。胸糞悪いので続きは出ても読みません。
    ええ、仮面の下はブッサイクでしたとも……。
  • 異世界で最強魔王の子供達10人のママになっちゃいました。

    遠山えま

    タイトルでえ? となりましたけど
    ネタバレ
    2021年2月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 面白くて4巻まで一気読みしました。

    一部気持ち悪いとか育児舐めとるとかご意見が散見されますが、娯楽漫画でそんなに目くじら立てんでも……と言いつつも。
    本当は、露骨なエロや品のない下ネタは苦手な私です。が、今作については、そこまで気になりませんでした。
    まぁ、少年漫画だし、そんなもんじゃないでしょうかね……?

    本編についてですが、10人もどうやって……と思ったら、まさかまさかのマジックアイテム→卵→赤ちゃん。
    毎回「そうくるか!」と驚きとともに、大体各巻1人(1組双子がいるので現在4巻で5人目ですが……)のペースで生まれてるので、次はどうきて、どんな子が! と、楽しみです。

    そして、育児で仲良く(?)なる、魔王と勇者……とても、斬新だと思います。
  • 大阪マダム

    田井ノエル/カズアキ

    まさかまさかのマリアージュ
    2021年2月9日
    友達のドラジョからこの作品を教えてもらいました。当方、いわゆるカープ女子です。

    冒頭からめちゃくちゃ爆笑しました。ヤバいです。虎ファンはもちろん、他球団ファンも楽しめます。
    まだ見てない方。今すぐ試し読みにGO! です!

    まったく誰ですか! 普通大阪のオバちゃ……マダムと野球と中華ファンタジーを混ぜようとは思わないじゃないですか! どう考えても絶対混ぜるな危険案件じゃないですかー!!!
    しかし、これが何故か違和感がない。いや、違和感はあるんだけど、そこが無茶苦茶面白い!

    そんなわけで、どうか皆さま。奇跡のマリアージュをお楽しみください。

    ……ちなみに、知り合いのトラ子に布教したら、即刻紙本買ってました。気に入っていただけて何よりです←
  • 貴族から庶民になったので、婚約を解消されました!

    大岩ケンヂ/小鳥遊 郁/椋本夏夜

    タイトルと内容が合ってない
    ネタバレ
    2021年2月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻がすごいシーンで終わったため、原作を最後まで読んできました。それを含めての感想です。

    まず、タイトル通り。流行りのテンプレに合わせてつけたのでしょうが、確かに婚約解消はするものの平民落ちによる結果論であり、婚約者は最初から最後まで出てきて、ツンデレながらも甲斐甲斐しく主人公を助け、身分差による困難はあるものの、ライバル(らしき人はいますが、主人公の一方的な思い込みによる描写が多く、申し訳ないけど読んでてライバルキャラとしては見れませんでした)が現れることなく、ほぼストレートに結ばれます。故に「こんなに相手からハートマークが飛んできてる状態で、婚約解消? してるの?」と、ずっと疑問符がついていました(もっとも、主人公は婚約解消され、別れたと思い込んでいますが)。

    どちらかというと、物語の主題は、チェンジリングによる、偽りの家族との絶望的な別れと、本来の家族との間の、ギャップと苦悩と葛藤と、それを乗り越え、たどたどしくも、家族として打ち解けるまでの物語なのではないかと(弟の対応が酷いと他の方のレビューでありましたが、これまで姉だと思って慕っていた相手が別人で、なおかつ全く知らない人間が姉としてやってきた訳だから、当然の反応だとおもいます、私はそこまでおかしいとは思いません)。
    また、一人の純粋な女の子が(地味ではありますが平民の立場から見ると、貴族として育つ中で身につけた知識や魔法や僅かな資産という名のささやかなチートや、妖精の協力を得ながらも)根本的には自らの努力で、一人前に成長する物語なのではないかなと思います。

    故に、理由なくヒロインがちやほやされたり、逆ハーレムになったり、チート能力開花して「ザマァ」が好きな人には、致命的に合いません。私はどちらかというとザマァ否定派なので、この辺りはかなり好感度が高く、評価しております。

    ただ、ちょっと情報の出し方が悪いなーと思ったのは確かです。チェンジリングの片割れや、偽りの家族の兄の行動が、突飛というか、脈絡が無いというか、結局何がしたいの? となってしまいます。
    特に兄は(作者様がたぶん、こうしたいのではないかという意図はわかるのですが、圧倒的に描写不足で)最終的に両親以上に最低な、「日和見カス太郎」な印象になってしまって……。

    漫画版では、その辺りの描写を、丁寧に補完していただけると嬉しいです。