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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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  • 転生した悪役令嬢はHしないと死ぬ運命~敵国王と篭絡結婚~【コミックス版】

    小此木葉っぱ

    可愛いふたり。でも激しい。
    2025年4月27日
    主人公のふたりが可愛らしくお似合いです。最初から敵対国同士の陰謀含みの政略結婚。ヒロイン(エマ)は相手を強制発情させるテンプテーションという特殊能力の持ち主で、嫁ぎ先のギデオン国王を篭絡し、内部崩壊させる狙い。意図を理解しているギデオン国王は警戒心を隠さず、気を許そうとはしません。しかし、本当は中身が転生者のエマ、毒婦という評判の真逆。純真で無邪気、することなすこと全てが何とも可愛らしく、生来男らしさの塊のようなギデオン国王の庇護欲を掻き立てます。内面や行動は可愛いのに、外見は、豊満でありながらも折れそうな細い腰、閨では素直に快楽に反応する妖艶さ。ギデオン国王は自制しつつも、エマにひかれるのが止められない、口実を付けつつ、繰り返し閨を共にするのでした。これが思わぬ程の激しさでびっくり、陰謀中心にストーリー展開するのかと思いきや、閨事中心でした。
    3巻完結で陰謀は尻窄み。急いで完了させた感がありますが、主人公ふたりの幸福感は溢れる程で、ハッピーエンド。これはこれで、まあいいのではと思います。
    国王として重責を背負うギデオンは、エマの楽観的な前向きさにも救われます。繰り返しになりますが、夜も最高。心身ともに癒されて、孤高な国王にとって、結果的に至福をもたらした政略結婚なのでした。
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  • 純潔の男装令嬢騎士は偉才の主君に奪われる【分冊版】

    黒沢明世/砂川雨路

    11巻特にいい!
    2025年4月27日
    11巻まで読みました。11巻特にいい!状況に迫られて、女装しヨハン王子に侍るノア。状況を回避した後も、夫婦を偽装して夜の市街へ視察に出ます。女装したノアの美しいこと!流れる銀髪、ため息が出そうです。新人騎士のオスカーが赤面するのも可愛い。ノアの態度は騎士として一貫していますが、王子の方が距離が近い。ふたりきりだからいいものの、他の騎士が見たら何と思うか…というかとても見せられない。ノアにさりげなく触れる王子の手の大きさと、ノアの細身の肢体が対比されて、同性同士ではない組合せを実感させられます。
    ヨハン王子は、実は女性と気付いて黙っているのか、男性だと分かっていてもひかれてしまうのか、今のところ真意は分かりません。ただ、出会った当初から、ノアに興味をひかれ、関わりの深い幼馴染みをうらやみ、機会を逃さすノアに関わろうとし、魅了されているのは明らかです。
    これから先も当面じれ焦れなんだろうなと予測されますが、王子がノアが女性と知って(もしくは女性だと知っていると明らかにしても許される状態に)、抑え切れない歓喜を噛み締め、うち震えるシーンを見てみたいです。
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  • 元聖女ヒロインの私、続編ではモブなのに全ステータス(好感度を含む)がカンストしているんですが

    琴子/madara/藤丸豆ノ介

    残念、絵柄がお子ちゃま
    2025年3月23日
    web小説が完結しているので、読みましたが、原作は深刻な事実があったりして結構シリアスです。それなのに絵柄がお子ちゃま過ぎて、気になって脱落しました。登場人物もお子ちゃま顔ですが、魔獣がぬいぐるみみたいで…。個人的イメージは、全般的にもっと大人っぽくてクール、バトルシーンは格好よくあってほしかったです。
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  • 悪女が騎士の狂愛から逃れる方法

    岬三月/大雨

    かなりいいです
    2025年3月19日
    異世界転生ものですが、最初からサスペンス。謎が多く、手探り状態が続き、先が気になって、今のところの最新話(5話)まで購入してしまいました。
    騎士(カイン)は、反逆者の息子で、いわくありの経歴、回りからも、虐げられがちです。転生前のヒロインは、好色で傲慢、とても好きになれる人物ではありません。そんなヒロインが騎士を服従させる為に、魅了魔法を使ったのが災いで、転生前の人生は騎士に殺害されてしまう結末なため、転生後のヒロインは、何としても魅了魔法を解かなくてはならないというのが、メインストーリーです。
    騎士(カイン)は、魅了魔法の為か、護衛騎士の立場を過ぎた詮索と干渉、それにいつ常軌を逸するか分からない狂気を感じさせる為に、転生後ヒロインは、気をゆるめる暇がありません。
    転生する前の名前も出てこないヒロインですが、精神的に大人で、まっとうな倫理観の持ち主、素敵な女性です。転生後は、悪女になりすましているものの、本来のまっとうさや優しさが、つい出てしまい、騎士を動揺させるのでした。
    魅了魔法なしでは、騎士は到底ヒロインを、愛したりしなかったと思われましたが、これまでならあり得なかった聡明さや優しさを見て、真に絆されていくのでしょうか?まだまだ序盤ですが楽しみです。
    絵も美しく、騎士の衣装をまじまじ見て鑑賞してしまいました。ただストーリー的には、魅了魔法を解くだけなら、それほど長編になりそうでないので、騎士の両親が、冤罪だったりしたら、巨悪の陰謀との戦いがあったりして、話が深まりそうなんですが、どうなんでしょう?いずれにしても楽しみです。最後まで追っていきたいです。続きが早く読みたいです。
  • ある伯爵とシンデレラの物語

    アニー・バロウズ/村田順子

    ヒロインが素敵
    2024年12月15日
    メイドと誤認されてしまう程に質素なヒロインですが、外見も内面も美しい。しとやかで、芯が強く、聡明で、愛情深い。ヒーローはちょっとのんきなところがありますが、朗らかで誠実。ヒーローが世間体にとらわれず、プロポーズしてくれてよかった。ヒーローのふたりの子供だけでなく、孤児の使用人までも含めて、幸福感に包まれます。
    ヒロインが魅力的な作品は、読んでいて心地いい。ヒーローが魅了されているけど、何故なのか、納得し難い作品だと、途中で読むのが辛くなり脱落。この作品はそういう所がありません。主人公ふたりだけの幸せにとどまらない、大きくて温かい愛情に癒されました。
  • Love Jossie 獣人たちの溺愛すぎる日常

    gamu/早瀬美夜/花李くる実

    ヒロインの人柄と品性が難
    2024年12月15日
    登場人物はどなたも容姿端麗です。力量のある作家さんだと思います。ただヒロインの人柄が…。大酒を飲み泥酔し、呼びかけに「ほぇ」と返答します。ハイスペックのヒーローに見初められたら、簡単にワンナイト。自分に愛情を寄せていてくれた恋人を一顧だにせず捨てるような人です。初夜の後、普段食べられないというブドウを両手で頬張っているのも、なんだか…。
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  • 絶対イかされるエロトラップダンジョン【単行本版】

    ENVY

    抱擁が情熱的で作画がお上手
    2024年11月4日
    村娘アニスと剣士ウォルトが出会い、甘恋草を求める冒険をするうちに、愛を育む物語です。この作画がとてもお上手だなあと。よくあるテンプレートな熱を感じない抱擁と違って、密着感があり、情熱を感じられます。主役のふたりがとても可愛らしい。話のテンポもよく、ダレません。ふたりが結ばれるシーンが度々描かれていますが、愛情と幸福感があるのが、とてもいいです。ストーリーもあるのですが、むしろ終始感じられる恋人達の甘い雰囲気に魅せられます。
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  • 死にかけ悪役令嬢の失踪~改心しても無駄だったので初恋の人がさらってくれました~

    和泉杏花/ささきさ/鈴ノ助

    すべてが何処までも美しい
    2024年11月3日
    まず作画が丁寧で何処までも美しい。背景と言うか、景色が、それだけでも見る価値ある美しさ。ヒロインはヤングケアラー的な家族からの無自覚な搾取を受ける状態にあります。その上、義妹に婚約者を奪われ、継母から作為かどうかはっきりとしませんが、死の直前までに至る仕打ちを受けます。それから救いだし、時間をかけて介抱したのが、初恋の相手であるヒーロー。ヒーローがいなくては絶命したでしょう。ヒロインの家族の酷さは相当なレベルで、しかも無自覚ゆえに、後ろめたさや自責の念も何もない、端から見ても、かなりの腹立たしさ。しかし明確な断罪はありません。ヒロインがそう望まないからです。ヒロインが望めば、性格的に峻烈さのありそうなヒーローが、きっちりやってくれたと思われますが、そうはなりません。過ぎたことを断罪するより、これから先に注力する未来志向なヒロインでした。ロマンスはプラトニックでじれじれです。口づけですら終盤です。ハッピーエンドです。想いをよせる女性とふたりきりで、隔絶された空間にいながら、一切迫ったりしないヒーローでした。むしろ少しは煩悩に悩む姿が見たかったくらいです。とにかく作画も主役の心根も、何処までも美しい作品です。海中の静粛さが絵から感じられるのが、とても素敵でした。
  • 嫌われ令嬢は銀の王子に甘やかされる~復讐から溺愛までお任せください~【単話売】

    冬森雪湖

    命がけの切ない純愛物語です
    2024年11月3日
    元公爵令嬢で裏切り者の娘として蔑まれ、困窮生活に苦しむアストレアと、元王子で性奴隷まで落とされたシリウス。ふたりが出会い、いたわりあって暮らすうちに、互いがかけがえのない存在となり、深い愛を育みます。ふたりにとって両親を殺し、人生を転落させた共通の仇である現国王が、今なお、ふたりを翻弄し、苦境の中にあって、ようやく掴んだ幸せすら、手放さざるをえなくなります。(他の先行配信で11話まで読みました。) 話のテンポが良く、無駄にダレたりしません。主役のふたりが美しく、健気で好感が持てます。6話でふたりが結ばれて、プラトニックでなくなり、その後も度々結ばれるシーンがありますが、とにかく涙々の純愛なのです。この世で互いが唯一無二の存在で、本当に命がけで互いの愛に殉じようとします。11話で一旦(?)別れが訪れますが、また再会出来ると信じたい。特にシリウスは性奴隷に落とされて、絶望の縁にありながらも、ようやく幸せを掴みかけた矢先だったので、なおのこと幸せになって欲しい、ふたりの愛の成就を願わずにいられません。読めば琴線に触れる名作だと思います。 残念なのは、題名がチープなので、薄くありきたりな内容を予測させ、随分損をしていると思います。主役のふたりが魅力的で応援したくなり、主役の魅力不足で脱落したくなる作品とは違ってます。もっともっと人気が出て欲しい作品です。結末まで追って行きたいです。
  • 転生令嬢は腹黒騎士に攻略される

    美籠/マチバリ

    ヒロインの魅力が分からない
    2024年9月13日
    最初から騎士が溺愛になりますが、溺愛になった理由が分かりません。ヒロインが若くて家柄が良いから?ガサツで短慮、げんなりするばかりで、魅力がわかりません。容姿も平凡です。魅了されるだけの根拠に説得力がないので、物語が楽しめません。
  • あなたの愛など要りません

    冬馬亮/ありおか

    買って良かった。大作でした!
    ネタバレ
    2024年9月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 読み終わった時、ロスを感じる程の没入感がありました。一番心に残ったのは、ろくでもない旦那、ヘンドリックです。ヒロインの一度目、二度目どちらの人生でも、人でなしな所業です。しかし「人の感情の機微が分からない」という欠点があり、生きづらさを抱えた人物でもありました。一度目ではヒロインを殺傷してしまい、涙を流し、悔恨の投身自死。二度目では、記憶がないにも関わらず潜在意識で、ヒロインの殺傷を避けようとします。爵位や騎士団団長の地位も、執着せずに手放すし、弟が妻に想いを寄せていると知って、離婚し妻に自由を与えます。そして平民となってからは、荷運びの人足を生業に選び、最後は自死に近い事故死。ヘンドリックは妻子に確かに無慈悲でしたが、一方で欲がなく、潔さも感じられて、可哀想だとも思えました。ただこの作品のすごいところは、その様な断罪されて当然そうなヘンドリックにも救済の手が差しのべられているところです。白い世界で魂の修復を経て、輪廻転生していくのでした。自業自得とはいえ、不器用で偏屈な幸薄い男の生き様が、なんともやるせない気持ちになり、一番印象に残ってしまいました。
    ヒロインは二度目では、幸せなシーンも多いです。義父母、義弟がいい人達で、身内の息子(ヘンドリック)に怒り、嫁であるヒロインの味方でいてくれます。息子(ランス)は優秀で母想い。言うことありません。レビューでは評価の分かれる愛人のアリーですが、個人的には嫌いではありませんでした。欠点はあるものの身分をわきまえた言動ですし、まっとうな常識人だと思いました。ただ出産前にヘンドリックを失い、結局苦労することになりそうです。夫婦揃っての子育ては望めなくなりました。穏やかな3人家族の描写はあってもいいと思えましたが、叶いませんでした。
    いろいろ切なくて、心乱されますが、最終的に大団円を迎え、読んで良かった作品でした。
  • 今日も拒まれてます~セックスレス・ハラスメント 嫁日記~

    ポレポレ美

    話を引き延ばし過ぎ
    2024年8月17日
    15巻まで読みましたが、結末が見えません。ここまでこじれると協議離婚は無理そうで、いずれにしても裁判所に頼らないと解決しなさそう。主人公はこの手続きに邁進するしかないという一択なのですが、無駄にぐずぐずしていて、共感できません。モラハラ夫の身勝手な持論は、法廷では通用しようもない理不尽なもので、ばっさり切り捨てて、裁判所に任せればいいものを、ご丁寧に付き合ってあげる主人公に本当に離婚する気があるのか、いらいらします。話を無駄に引き延ばしている印象で、読んでいて疲れます。
  • 恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。

    永野水貴/とよた瑣織

    5巻まできても遅々として進まない
    ネタバレ
    2024年8月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公(イレーネ)が哀れで切ないです。ヒーロー(ロイド)は男らしくて実力派。ふたりの幸せシーンを待ち望む読者が大部分と思われますが、本編が遅々として進まず、もはやストレスを感じるレベル。脱線が頻繁でそのボリュームも多すぎ、読んでいてじりじりします。読みたいのはこれじゃない感、半端ないです。そういうのは番外編でお願いします。強制的に抱き合わせ販売された感が否めません。
    4巻でようやく未明の地を脱出できたのに5巻になっても肝心なところは進みません。「未明の地へは、ある人の身代りで行った。それを誘導したのはイレーネの思い人。イレーネを未明の地に追いやったこのふたりが両親だったとロイドが知るのはいつか」「ロイドに愛されているとイレーネが知るのはいつか」5巻まできてもまるで解決しません。
    4巻までは激しいバトルシーンがあり、愛の告白が難しくても、5巻は危機を超えており、仕事が速くて的確そうなヒーローが、はっきりと思いを伝えていないのが不思議なくらい。
    とにかく本編が進みません。5巻はバトルシーンがないだけにもたつき感がより感じられます。6巻はレビューをみる限りでは、さらに進みが悪そうなので、もう断念しました。何年かかるか分かりませんが完結してから読もうと思います。
    素敵な物語なんですが、もう少しスムーズに進んでくれると満点です。残念です。