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レビュー

今月(10月1日~10月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • MADK

    硯遼

    ※地雷に注意!
    ネタバレ
    2025年9月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ カニバリズムやモツなど人によっては地雷となる要素を含む作品ですので、ご購入の際には十分注意されると良いと思います。メインCP(という言い方が正しいかは分からないのですが)のセッ/クスポジションはマコト×Jですが、マコトが他の悪魔相手に掘られまくります。たくさんの悪魔から矢印を向けられますし、誘い受けみたいになります。精神的には優位であることが殆どですが、マコトが挿れられている分量が相当多いです。左右固定や相手固定の方にはキツい作品かな……そういうのが大丈夫な方にはぴったりの作品だと思います。
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  • 愛ってやつを教えてくれよ【単行本版】

    塩味ちる

    愛ってやつを教えてもらえて良かったね
    ネタバレ
    2025年9月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ノンケ×ゲイ、クズなヒモ男×真面目リーマン、美人×男前(ムチムチ)全ての属性が性癖ドストライクで即購入しましたし大満足の出来でした。素晴らしい作品をありがとうございます(涙)純愛最高!後日談も最高!!
    女の家に居候する無職ヒモであるだけでなく普通に浮気をして家を追い出されるというクズっぷり、これは一種の才能。攻め力(ぢから)ありまくり。平気で浮気できる美空と、八年付き合った結末が女との浮気だった雪は果たして上手くいくのか…?とドキドキハラハラしながら読みました。表紙含め284ページの大ボリューム、初めから終わりまで楽しませていただきました。濡れ場は最高にえろかったです本当に素晴らしすぎます、稀に見る描写力に感服いたしました。
    元彼に未練たらたらの雪が男と女どっちが良かったか尋ねた際に「女の子かなぁ」と言ったり、元彼が家を訪ねてきた後で雪の傷をさらに抉るようなセリフを言ってのける美空、すごくすごく良かったです。これ、ただのノンデリ発言だと思うじゃないですか?違うんです。美空には「まずいまずい雪ちゃんに無神経なことを言ってしまった」みたいな認識があるんですね〜!
    ここで雪の求める甘い言葉で繕うのは違うと思うんですよ。それを言ってしまったら最後、どうしても元カレに重ねられてしまいますから。雪との関係を悪化させたないために何度も嘘で取り繕ってきた元カレとは真逆で、裏表がなく思ったことをズバズバ口に出してしまう美空がかえって雪の救いになっていたのかもしれないと思うと非常に尊いです。
    一方、救われたのは雪だけじゃないというのも好きポイントのひとつです。雪との出会いのおかげで美空が人間としてより成長できたんだと思います。美空は、人や物に執着することを知らないで育ってきた悲しくて寂しいモンスターのように思えたのですが今まで人に全く執着してこなかった人間に新たな感情が芽生える瞬間を目の当たりできました。店先で涙を流す姿はとても美しかったです。愛を教えてもらえたんだなと思いますし、きっとこれからも雪と過ごしていく過程で、愛を教えてもらい、その愛を雪に返していくんだろうな…めっちゃ雪のことすきじゃん!雪に大事にされてるじゃん!おめでとう!の気持ちです。
    最後に、素晴らしい作品をありがとうございました。この作品や、作品を通して作者の塩味ちる様がもっと広く知られますように!
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  • double suicide

    トジツキハジメ

    兄への執着が招いた退廃的な関係
    ネタバレ
    2025年9月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルが「心中」「二人(二つ?)の死」複数の意味に取れるけど、読者の解釈に委ねられていそう。なので他の方のレビューを見てふむふむなるほど!と思ってます。庭の人影のことが謎のままだけど「もうどうでもいいや」と全てを放り投げたような桂のモノローグで、深くこだわる必要はなかったんだなと思いました。
    桂の栖に対する異常なほどの執着に萌えました。多分恋愛感情なんてとうに超えているレベル。怖すぎるし狂ってる。祖父も父も食肉衝動を長い間我慢し続けてきたけど桂は衝動が自制できないほど膨れあがっちゃって手遅れ状態。品川さんが死んだ時も「好転」と思える時点で常人には理解できない域まで到達している。「栖ちゃんのせいで品川は死んだ」と刷り込ませて罪悪感を引っ張り出す芸当さすがです!(怖すぎるにょ)その罪悪感だったり家族愛だったり「生まれてくる子供が遺伝によって食肉衝動と一生付き合うことになる」と言って芽生えさせた恐怖心だったりを逆手に取って、より自分に入れ込ませることができるもんね、そりゃ好転だわ(震)
    桂は一貫して常軌を逸しているとは思うんだけど、栖も栖で着々と狂い始めててにっこり。カッターじゃ踏ん切りつかずにエグいナイフを用意してしまうところ、何度も腹を切られるうちにそういう行為や出血に慣れてしまったところ(ケロッとしていて怖い)、彼女への接し方など…。栖自身の人生は、恋人と結婚して子供を産むという普通の幸せからかけ離れたものになってしまっていて。そういう意味で言えば栖の生(=人生、将来)は「死」に至ったといえそう。そして大問題の書き下ろし、興奮しました、最高です。ハジメ先生ありがとうございます……。個人的には、血を摂取したあの瞬間から栖も桂と"同じ"になってしまったのではないかと思います。違和感を自覚した時の顔、そして口元に手を当てて狼狽えたような姿。うっそりと微笑む桂。チェックメイトですよね、これで「ウチの家系で兄貴だけが食肉衝動がないのずるい!」状態が解消されたわけです。桂がこちら側に引き込んだ。そういう意味では「心中」なのかな…タイトルが物理的な死にも観念的な死にも取れると思います。深い。
    考察楽しいし兄弟間の執着や独占欲が楽しめる作品です。これから二人は自死を選ぶのか、それとも互いの血を求める共依存的な関係になって一生寄り添って生きていくのか。考えるだけでゾクゾクします。
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  • 絶望に啼け

    紫能了

    物語の「重み」と読後の疲労感が癖になる
    ネタバレ
    2025年8月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ドラマ性のあるストーリーで、満足感が凄まじいです。私はエロだけでなくストーリー性の厚い作品に惹かれるのですが、この作品は本当に重い(いい意味で)。重すぎる。そして満足感と共に襲う疲労感(いい意味で)。これはすごい。すごい作品に出会ってしまった…というのが一番の感想かな、笑
    ストーリー展開はもちろん、紫能了先生の描かれる身体の肉体美には脱帽です。エロシーンがちゃんとエロい てか官能的すぎる。一種の美しささえ感じるので、絡みのシーンがあることで物語をさらに厚くさせてるんだとおもいます。あと普通に絵がうますぎる。
    最初だけリバ(というか、攻めが受けにレ◯プされた過去があるという…なんともむごい展開)があります。私はリバが大の地雷なのでうお〜これはまずいかな〜と思っていましたがその後はちゃんと内海×赤嶺に固定されるというレビューを見てギリ許容範囲でした。それと、赤嶺には片想い相手がいて、おそらくその相手を抱きたいということからタチ願望が読み取れ、ここでも、ウッ地雷踏み抜きそう!大丈夫かな!?と身構えていたんですが、そんな拒否反応を覆すほどのストーリー展開でした。
    赤嶺と内海は所詮、好きな相手に振り向いてもらいたくても振り向いてもらえない人たち。執着心だけが膨れ上がって、今後一生孤独を感じざるを得ない、可哀想な人たちです。それでも二人隣にいる選択をしてくれて、どこか救われた気がしました。全部解決♪大団円♪という感じではないですが、この二人が歩みうる唯一で最善のハッピーエンドがこれだったのだなと思います。どうにもならない現実とどうにもできない感情に苦しむ日もあるだろうけど、そんな中でも希望を持てる終わり方でした。少なくとも二人は今、幸せなんだろうな。
    こんな素晴らしい作品に出会えて良かったです。何度も何度も読み返したくなる作品だし、読み返すたびに出汁が出ます。ストーリー重視の方はぜひ!!
  • gift

    一ノ瀬ゆま

    一本の映画を見終わった時のような充足感
    ネタバレ
    2025年8月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 一ノ瀬先生の作品を拝読するのは初めてなのですが、他の作品も読みたくなるほどストーリー展開やキャラクターの掘り下げ方に心打たれました。お話の構成力やコマ割りのスキルが凄まじい。読者に続きを読ませる力のある作品です。作品としての完成度が高く、お値段以上の満足感。
    上中下と読み進め、宥と勁が幸せになって良かったの一言に尽きます。ハッピーエンド最高です。不穏な展開には胃を痛めながら読み進めていました。アングラな世界を描かれるのがお上手です。人の闇やトラウマ、苦しみや怒りなど、紙面からひしひしと伝わってきて、こちらも身を固くしながら読んでいました。勁が血まみれで宥の前に現れたとき、一瞬大輪の薔薇の花束を抱えてるように見えたという演出が素晴らしい。本当に素晴らしかった。そのシーンが美しくて泣いてしまいました。命が消えかかりそうな勁は儚くて見ていて不安になるのに、あの場所に直立して宥に会うという確固たる意思が奮い立っている、勁の凄まじい強さも感じられる。それを見た宥の涙が綺麗で、苦しい。勁を助けて、お願いします、と乞うシーン。本当に愛を感じました。
    印象的なのは、勁の精神世界の描写です。二つの人格(感情と理性?という言い方が正しいのかは置いておいて)が言葉を交わして分析しているのが面白かったです。あれが勁の世界であり、今まで勁自身を守ってくれていたものなんだろうなと思います。そんな大切な勁の中に宥が入り込んだのか、迎え入れられたのか、そこは解釈に委ねられますが、とにかく本当の意味で頸に受け入れられたのだなと理解できるシーンは最高でした。
    そして何より、勁が照れたり赤面したりボクシングに自発的な興味を持ったり良い顔で笑ったり、普通の感情を取り戻しつつあるところが本当に感動しました…だいすきです…良かったね……本当に良かった……
    一ノ瀬先生、素晴らしい作品をありがとうございました。
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  • ドラッグレス・セックス 辰見と戌井

    エンゾウ

    必ず読んでおくべきバイ/ブル!最高!
    ネタバレ
    2025年8月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ あまりにも神作品すぎて、神作品という陳腐な言葉で言い表すのが烏滸がましいほどには神様のような作品です…絶対に読んでおくべき作品です。だいすきです。エンゾウ先生、素敵な作品をありがとうございます。
    「ドラッグレス・セッ/クス 辰見と戌井」では、匂いを感じなくなった戌井を見てショックを受ける辰見の絶望顔が苦しすぎる〜〜〜〜ッッか〜〜五臓六腑に染み渡る!!!「俺が辰見を嫌うなんてあるわけねーだろ」と言い切れる戌井、ほんまにイケメンすぎ、結婚して(辰見と)!となりました。本当にこの言葉をド直球に伝えられるのって強いよなと思いながら、この戌井のまっすぐさが「辰見と戌井 II(上下巻)」に生きてくるんですね……涙
    「ドラッグレス・セッ/クスII」はもう涙なしには見られない展開ばかりです。辰見の過去が明かされ、結婚という普遍的な幸せのアイコンに懐疑的な辰見の心情がとてつもなく切ないです。できるなら信じたいよね、戌井の「好き」をさ。でもできないんだよね。怖いんだよね、辰見の心の柔い部分に入り込んだものが突然消えていくのが怖くて、残された側の気持ちが分かるからこそ信じられないんだよね……ハア〜〜〜難儀すぎるよ辰見龍虎!!!!戌井はきっと両親に愛されて生きてきたタイプだから、本当の意味で辰見の苦しみは分からないかもしれないけど、それでも辰見に寄り添って、「信じられなくても良い、隣で愛を伝え続ける」という選択をしたの、本当にできる人間だよ君は…涙 どれだけ救われただろうね、辰見の表情見てたら本当に泣けてくるよ、辰見には戌井が必要なんだなと一際強く思った瞬間でした。
    絡みは最高潮にえろいし、全コマ絵が上手いし、なんなんだこの全ページ楽しめる神作品は〜〜!?!と感動するばかりです。永遠に愛されて欲しい作品です。私の中ではもう永久殿堂入り。エンゾウ先生、ありがとうございます。私が石油王なら、先生にありったけの油田を差し上げているところです。
  • Fuck Buddy-ファックバディ-

    ひなこ

    ヤリチ ン同士の純愛、最高すぎる
    ネタバレ
    2025年8月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ あ〜〜〜〜〜本当にありがとうございますという気持ちです 何より絵柄がドストライクですし、二人の関係性が徐々に変わっていってズブズブ沼にハマっていってしまう描写が溜まりません。ふたりとも顔がいい、スタイルがいい。赤西の執着がいい……涙
    他の男にレ◯プされるところは本当に切なかった、この意思疎通のできなさが商業BLの醍醐味といったところで…フィクションだからこそ楽しめる、苦しくて切ない展開。その後ふたりが結ばれて本当に良かったです。
    本編を読んだ方、必ず番外編もセットで買われると良いとおもいます、これは買うべき。表紙など合わせて18Pと短めですが、それはもうめちゃくちゃに満足できます。諒と赤西のラブラブっぷりが尊い。思ったより甘々で最高でした。
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  • 羊の皮を着たケモノ【SS付き電子限定版】

    九號

    ネタバレ無しで読んで欲しい神作品
    2025年8月12日
    ただの商業BLではない、これは、神……
    本当に一本の映画を見ているようなストーリー展開に、丁寧に描かれた心情、美麗な絵…全てが完璧にマッチしていてこれほどの神作品をこの値段で?!良いの?!と思ってしまいました。ストーリー性をお求めの方にピッタリの作品だと思います。濡れ場だけではない、ボリューミーなストーリーに非常に満足しました。
    ラストは泣いてしまいました。真剣(マジ)です。本当に本当に泣けます。萌えすぎて胸が苦しい。この作品に出会えてよかった。絵が上手い。ストーリー面白い。キャラクター可愛い、かっこいい、最高。感無量。
    気になっている方はネタバレ踏まずに試し読みされてみてから、絵柄が好みであれば絶対絶対絶対購入されるべきです!!ストーリー展開もよくあるご都合展開ではなくリアルに因果応報(一応ぼかしてます)という感じなので違和感なく読めました。とにかく最高です。2巻目も購入して良かったです。後悔しません。重厚なストーリーに躍動感のある絵。読者に読ませる力のある作品だなと感銘を受けております。はやく続編が出ないかな〜〜続きが気になって気になって仕方がない!!!何度も言うけど、これほどの素晴らしい作品に出会えてよかった…涙