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ライトノベル
セキュリティ・ブランケット(下)
2巻配信中

セキュリティ・ブランケット(下)

650pt/715円(税込)

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作品内容

生まれたばかりの恋心より、鼎(かなえ)ちゃんが大切だ――。一度は高砂(たかさご)への想いを封印した宮(みや)。けれど突然現れた実の父親、鼎との関係を隠していた国生(くにお)、高校時代から高砂を好きだったらしい鼎――大事な人達が抱える想いに翻弄される宮は、ついに自分の心と向き合おうと決心する。ところが急遽、高砂が仕事の再開のため渡仏すると知り…!? 傷つきやすい青年達が見つけた四つの真実の愛、完結!! ※口絵・イラスト収録あり

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レビュー

セキュリティ・ブランケットのレビュー

平均評価:4.3 74件のレビューをみる

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高評価レビュー

ちょっと今までにナイ感じ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品はきっと読む人によって評価は変わるのだろうと思います。それくらい誰が誰とくっついてもおかしくないストーリーで読者もそれぞれカップリングした結果、喜んだり残念がったりがあっただろうなと思います。
陶芸家の鼎(かなえ)、鼎が引き取った 亡くなった姉の息子の宮、鼎が十代の頃からの親友の高砂、宮の同級生で親友で鼎大好きな国生、この4人の視点が交互に切り替わります。大人組は37才で子供組は高校3年生の18才。1巻の始まり時点で鼎=麗人で大人気 ストレート→バイ?ゲイ?、宮=女の子にモテるイタリア人とのハーフまだ未知数、高砂=ゲイにもノンケにも女性にもモテるイケメン真性ゲイ、国生=女の子にモテモテ 男で好きなのは鼎オンリー、それから鼎の10年来のパトロンで大人の包容力溢れる40代のバイ 万座もいます。何このキラキラした登場人物。この他にも個性的な人物が加わってきてワチャワチャします。ホラー女子まで出てきます。←マジでコワイ。個人的には最推しは宮くん!母子家庭で苦労してきたこともあり、すごくすごく気を遣っているとっても優しい男の子です。
視点がよく切り替わってその度に格言みたいなお題がついてくるので毎回 ん?てなって読むのにストップがかかりましたが、おもしろかったです。いいところで切り替わるのでもどかしくなりますが、それぞれの気持ちがよくわかります。2巻のあとがきでは続編も考えてらっしゃるようで、すごく読みたいです。宮くんがどう成長しているのか、気になる~!絶対もっと素敵になっていると思います。
ミドリノエバ先生のイラストもすごく素敵でした。ただ宮くんの顔のポツポツ?ソバカスかな?凪良先生はそういうの書いてらっしゃらなかったので無いほうがよかったと思いました。それ以外は最高です。特に高砂はすごーく素敵。
カバーイラストや口絵でカップルを予想されるでしょうが、恋愛、友愛、家族愛、無償の愛、いろんな愛が詰まっています。くっつくだけが愛じゃないって思えたりします。
1巻 2017年12月 総305ページ 2巻 2018年1月 総320ページ 挿絵あり
いいね
5件
2022年11月12日
先生の代表作と言える作品だと思います
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ とても素敵な内容でした。凪良先生の作品デビューは『美しい彼』で、不動の一番という感じです。その後何作か読みましたけど、軽いものから重いものまで多種多様で、ファンタジーまであるので辛い話が苦手な私は作品を選びがちです。そういう観点から言うと辛い・苦しい描写は過ぎる事はなくて、大人組と子供組それぞれの恋心を深く丁寧に掘り下げて、オムニバス形式で展開することで、それぞれのその時々の心理がよく分かるのが良かったです。
主人公は宮というスタンスで進んでいきますが、実際のところ叔父の鼎の方がメインな気がしないでもないです。というのも、子供組の宮はどうしたって人生経験が浅くて(苦労はしてますが)ものの考え方も幼くなりがちです。その点大人組の鼎は人生経験も豊富で、繊細な性格もあって心の襞も多く考え方も複雑になりがちで…極めつけが、登場人物全てに絡んでくる重要ポジション、というか鼎を基点に皆が線で繋がっている印象です。
「好きあっていても結ばれない」二人って、案外多い気がします。BLの場合、結婚というゴールがないのでカップル成立が結婚と同等の意味があって、だとするなら結婚と同じで「タイミング」ってあると思います。好きあっていても…のパターンは、このタイミングを逃したか合わなかったんでしょうね。あと好きな気持ちって生もので、賞味期限ってあると思います。色々な事があっての過去、そして今なんだと。
あまりにも混み合った何角関係かも分からないキャラたちが、様々な苦悩を乗り越えて成長、己の気持ちにカタをつける姿に胸を打たれました。先生の代表作は?と聞かれたら『美しい彼』の次に挙げたい作品です。
いいね
1件
2023年7月23日
10年の想いが詰まった大作でした
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初からゲイがたくさん出てくるお話なので「設定が昔のBLっぽいぞ?」と思ったら、10年前の作品が元ネタだったのですね。四者視点という超荒業の構成でしたが、キャラクターの個性がはっきりしていてしっかり感情移入できました。ただ、ちゃんと読んでいないと視点が切り替わった時にその人の抱えている事情がわからなくなって何度か読み直すハメになってしまったので、やっぱり視点は2つくらいのほうが読みやすいと思いました。それと長い。人間関係がとても複雑で登場キャラクターが多く、それがこの作品の面白みでもありますが、同じ描写や表現が何度も出てきたりして展開がやや遅く感じられるので、表紙の通り上巻は宮と高砂の話、下巻は鼎と国生の話で一気にやってくれたほうが読みやすかったような気がします。とまあ、色々うーんと思ったことはありますが、凪良先生のコメディセンスの光るお話で楽しく読みました。一生懸命に頑張っている人が報われるのは、読んでいて気持ちが良いものですね。鼎や高砂の年齢に近い私は恋愛の複雑さというのもわかり、割り切れなさや切なさも味わい深く堪能しました。鼎の恋愛模様に賛否両論があるようですが、私は結局万ちゃんが一番お似合いなんじゃないかと思います。一緒にいてお互い楽だと思えるのが一番長く続きますからね。イラストは癖がありますが、イメージピッタリですごく良かったです。
いいね
0件
2023年11月5日

最新のレビュー

読了しんどかったです
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 凪良先生の作品はそれなりに読みましたが、こちらは絵が好みではなくて積ん読でした。
…そして合わなくて下巻は読み飛ばして読了しました。

登場人物が多くてあちこちでタイミングの悪さで誤解と悪循環の連鎖。視点も二組の攻受視点なのに加え、いいところで視点切り替えされるのでイラッとしてしまいました。早く先が読みたい読者の気持ちを狙ってのことだったかもしれませんが、上下巻でそれを繰り返されるとしんどくなってきました。
極めつけは37歳の大人同士がそれぞれ18歳と恋人になること。主人公受はいい子で応援してあげたいけど、それ以上に受の叔父の鼎に高砂とくっついて欲しかったです。子供達もしんどかったけど鼎はその倍の年月しんどかった訳で、ずっと好きだった相手を思いながらセ◯レに抱かれ、極めつけに甥がその相手とくっつくなんて可哀想すぎました。もちろん鼎には熱烈に思ってくれる受の友達がいて救済はされてますが、ちょっと違うかなあ…と。

評価が高い作品なので好みの問題が大きいと思います。私は希望カプ同士がくっつかなくてモヤモヤしてしまい、とても高評価にはできませんでした。
いいね
0件
2025年5月5日

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