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青年マンガ
紛争でしたら八田まで(17)
17巻配信中

紛争でしたら八田まで(17)

720pt/792円(税込)

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作品内容

地政学に基づいたチセイと、ちょっとの荒技(主にプロレス技)で事件を解決する地政学リスクコンサルタントの八田百合。
移民の入居者が多いスウェーデンの団地内で起こった「ご近所トラブル」を解決してほしいとの依頼が。
問題の中心にいるのは、ギャングスタラッパー集団に所属するクルド人の青年・アズマルとスウェーデン人の頑固親父・エリック。
「スウェ―ディッシュ・ポップ」をきっかけに少しずつ理解を深める二人だったが、
何者かにエリックが襲われる事件が起きて事態は急変…!
混乱の中、国を持たない青年が積年の想いをブチかます!
大統領選直前のアメリカ合衆国では、分断者・カイと再会!
宗教施設を模したテーマパーク「ノア」での経営陣とボランティアスタッフの亀裂を巡り、百合対カイの戦いが再び幕を開ける!
「2024年米大統領選」も徹底解説!

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レビュー

紛争でしたら八田までのレビュー

平均評価:4.5 36件のレビューをみる

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高評価レビュー

ジオポリティカルな問題を痛快に解く面白さ
シーモア島で紹介されていた書籍。
本書内では地理的な宿命と国家の葛藤、との表現がなされて、ピッタリだと思った。
民族問題、宗教問題、自治や独立、統一や融和。領土問題、地域紛争、縄張り抗争、どのような言葉であろうと、そこにある憎しみや対立の構図には絡み合ったバックグラウンドがあり、争い事の根源への分析が必要。主人公八田のような解決請負人は、深い歴史的しがらみや両サイドの損得計算と、最新の国際情勢への情報収集が大事。一方的に相手の利得を封じるだけの解決は難しい。コンサルだ、チセイ(知性)をつかう、とか言いながらも、プロレス技頻発がどうも私の理解を越えているが、格闘シーンではパフォーマンスとして見た目にアピールし易いのだとは理解する。
文化や言語や居住の接点は交流の場なのだが、一触即発の発火点にもなりうる。交通の要所は、防衛線の要衝。分断や衝突に相談が持ち込まれ仲介や調整に知恵を絞る。地勢も資金の加勢も両者の立脚地点が変わってくる中で、軍事的戦略的思考も駆使。火器の知識や瞬時の状況把握、依頼人や対象先に接触するときの注意力は探偵のような推理力まで。こうした能力を発揮するスーパーウーマンが主人公。本質は社会の矛盾だったり、抑圧された人々の不満だったり、不当に搾取された側の報復だったりする。身体を張って本質に切り込むのがカッコいいが、上司との謎な感じ、親のことを身内とも異なる見方を持っていたりと、八田サンの人物像にも伏線的なものが用意されている。
言葉の問題をイージーに乗り越えさせていて、各民族の言葉が(スラング等お上品とは言えないものまでも)飛び交い、理解を深めるミニ情報だったりする。各地域の飲食物の紹介は度々息抜きになるし、重要な場面にすら小道具に出てくる。作者の感性が現れているのかもしれないが、ローカルな料理を扱っていて食いしん坊の私には良かった。
2,3巻にウクライナの2020年頃の時勢が織り込まれている。まさになかなかキナ臭い地域をせめていて、各編共ストーリーがいいところを衝いている。だから、グローバルに世界中の燻り続ける紛争地域への俯瞰が出来て、第二次大戦戦前から含め現代史の中で注視の要る着眼点を知らせてくれる。国際政治情勢への私の好奇心を刺激する。
領土的野心を持った族のレディースの話は、想像難しい。
14巻東西南北に独特の関与に魅了。15巻読了、ギリシャ料理食べたくなった。
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5件
2022年10月10日
面白い。こういうの読んで世界史の教科書読
むとめちゃくちゃ面白い。世界史にドはまりしたのは、世界史を横列で見たとき。歴史には因果関係があって、それが分かるとめちゃくちゃ面白かった。紙の上の話じゃなくて、地球のでこぼこした大地の上で起きてる話。その辺りの因果関係が分かると興奮したものです。世界史の教科書はさすがに教科書なだけあってよく書かれてるのですが、知らないとちんぷんかんぷん。知ってると、なるほどこの出来事を一文で示すとしたらこう書くのね、って国語の勉強にもなりやした。世界史を省略しないでくれた日本の教育に感謝です。
さて、地政学リスクコンサルタントなるお話。地政学もめちゃくちゃ興奮します。半島が如何に大変か。つくづく日本は島国でラッキーだなぁって思います。日本にいると、普段意識しないですが、日本って本当に地政学的に恵まれてる。四季があり自然に恵まれ、まず人間の根本的な問題、食料や水に本当には困ったことがない。狩猟せずとも農耕で生きてこれた。食や水に困ったことがないので穏やかな民族性。島国で単一民族(色々語弊は承知です)で、植民地になったこともない。文化の異なる他民族に支配されたことがない、というのはかなり特異。特異であるにも関わらずそれを自覚していない。それゆえに、国際紛争には些か疎い。この疎さをとりあえずは幸福と思うことにしよう。
日本て旧ソ連諸国、中央アジア辺りの国にとってちょーどいいんすよ。経済大国で強いけど国が面してないので領土問題はまず起こり得ない。かの国とシーソーゲームするには日本はちょーどいい重石。もちろんかの国に思うところある日本もお互いWin-Win。そういうところの話とかって学校の授業じゃ教えてもらえないし、こういう漫画で興味そそられて自分で調べるきっかけになったりすると良いことだなぁと思います。
生きてくと情報量多過ぎて、何が何やらわからないけど、ニュースとかも見方変わると思うので、本当興味ある方にはおすすめです。
個人的にはミニスカの主人公のミニスカがなぁー笑笑。肉感的な美女よりガリガリ美女が好きなので肉感的な美女が治安悪いところでミニスカ履いてるのはあんまし好きじゃない笑。スーツだったらいいと思うけど。ミニスカってでも機能的らしいしいいのかしら。
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10件
2021年10月11日
いっぱい詰まってる
人に勧められ購入を検討してたところ、今なら運良く2冊無料。世界の紛争解決というテーマにグッときます。
訳あり万能レディが、現地語を数日で覚えちゃう様なスーパー頭脳と、プロレス技を主に繰り出す格闘術、その土地の調査能力ほか諸々を駆使して世界中の揉め事に単身突っ込んでいきます。
解決していく過程で、国際情勢や歴史、文化信仰が窺い知れて面白かったです。ちょろっと入った食文化とか好き。
無料が終わる2巻末から話題の“ ウクライナ ”を扱った回が始まり、購入を促されてる様な気持ちになりましたが、もちろん買いました。
漫画の主人公らしく有能すぎる八田さんに、いつもこんなミニスカじゃNGな文化圏も結構あるのでは?(紛争地なら特に)と言ってやりたい。
時間をかけてちょっとずつ読んでいきます。色々いっぱい詰まってて満足度高め。
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5件
2022年6月13日

最新のレビュー

🙂
現実の政治問題を例にしながら、ナリワイとして穏健な解決策を模索する主人公。国際政治の見方が少しわかった気がしました。
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0件
2025年2月27日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

スーパーガール
営業:カレー王子(シーモアスタッフ)
田素弘先生の描く絵は独特だけどすごい読みやすい。きれいな絵だから見てて飽きない。そして主人公の八田百合ちゃん。めーっちゃ興味惹かれるキャラクターしてる!可愛くて強くて知性的で努力家!こんなに何でも持ってるスーパーガールだったら解決できない事なんで何にもないね!

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