blanc #2(中村明日美子 )の注意事項

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作品内容

卒業から3年――…京都大学へ進学した佐条。東京で音楽を続けながらバイト勤めをする草壁。環境の違いからすれ違う二人にとある報せが入った……。不朽の名作『同級生』シリーズ、至高のラブストーリーがここに。

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全2巻完結

  • blanc #1

    600pt/660円(税込)

    卒業から3年――…京都大学へ進学した佐条。東京で音楽を続けながらバイト勤めをする草壁。別々の進路を歩むことになった二人の行方は……。不朽の名作『同級生』シリーズ、時代を越えて新たなステージへ。
  • blanc #2

    700pt/770円(税込)

    卒業から3年――…京都大学へ進学した佐条。東京で音楽を続けながらバイト勤めをする草壁。環境の違いからすれ違う二人にとある報せが入った……。不朽の名作『同級生』シリーズ、至高のラブストーリーがここに。

レビュー

blancのレビュー

平均評価: 4.9 405件のレビューをみる

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高評価レビュー

ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 作品名『blanc』って、「白」って意味なんですね。
表紙も本当に素敵で、あぁ、タイトルのイメージ、と思ったけど、作品にも利人の台詞で言っていたな、と思いあたり、そして最後の2人の衣装もそうで、今回の作品を貫くテーマなんですね。気づくの遅いですが、気付いてから読むとますます利人と光の、まだ何者にもなれず立ち止まっている状況が迫ってきました。
ところどころで大切な2人の思い出、積み上げてきた時間を挟むシーンがあり、その時の熱量を感じながらの今の2人の想いを見る時、『同級生』『卒業生』は読んでおいた方がよく、本作品を読み終えたらかならず読みたくなると思います。
利人が、こんなにも光のことを好きで、かけがえのない存在であることが、痛いほど伝わりました。これまで光のアクションの方が多かったように思っていましたが、利人のやつれ方は半端なく、何度も何度も一緒に泣いてしまいました。また、光の方も前向きな性格なのに、やはり現状に確固とした自信を持ちきれずにいるが故に、指輪を返すという行動になったのかと思うと(わたしの解釈ですが)いつの間にか、現実という壁が2人を離させたように感じました。これまでゆっくりと、丁寧に時間をかけて2人の恋を見てきた私としては、離れるなんてあり得ない、と信じつつも、3年という時間の中で遠距離の2人のありようにもまた納得しました。
距離を置いた2人が、利人の母の入院をきっかけに電話やわずかな時間を共に過ごす時に、こんなにも好きがあふれて赤面するシーンのなんと初々しこと!こっちに心音が伝わりそうなくらいドキドキさせてて、ページをめくるのが惜しいくらい。あの、割といつも控えめな表情の利人が!こんなに動揺して、赤面して、もう可愛いったらありゃあしません!もちろん、光だって素敵です!利人が色っぽくて可愛いのは言わずもがなですが、光、学生の頃より格段にいい男になってますよね。もともとゆったりな、おおらかな彼ですが、光パパの登場後、あぁ、これは確実にパパのいい所もらってるな、そんなパパが好きな光は、そりゃぁ包容力あるよね。と納得させられました。2人のハッピーエンドを見つけるまでの苦しくて、甘酸っぱくて、でもそれだけではない大切なエピソードが詰まった本作は、名作と言われているこのシリーズを代表する作品だと思います。
いいね
7件
2024年6月12日
新年初泣き
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 2026年は明日美子先生の作品で明けました。

いやあ…(深いため息)お母さんってすごいよね…
お母さんってほんと強い。
やはりいくつになっても子どもにとってお母さんって女神だなって改めて思った。
#1の、光が震えながら指輪を返すシーンでは正直利人何やってんだよってスマホを持つ私の手も震えた。
その命をもって利人に大事なことを気付かせてくれ、最期にこんな愛溢れる務めを果たしてくれた。
利人と光を再び結びつけてくれてありがとう(泣)式に参列させてあげたかった。ギクシャクしていた利人とも光のおかげでまた素敵な母子に戻りつつあったのに。これからだったのに。ああダメだまた涙がとまらなくなる。。
でも久美さんは母であり妻でもある。亡くなっても尚その存在感は強く、今度は夫(利人父)と利人を結びつけてくれるんじゃないかと信じてる。実際、妻の遺したCDを届けに結婚式場まで来てくれた父。お父さんの葛藤も分かります。昨年末目を見張る作品が発売されましたね!?これは読まねば!

お洒落な表紙やタイトルからイメージはずっと白で、クライマックスの結婚式はもう溢れんばかりの光で眩しいほどでした。ハラセンファンとしては、そんな光の中幸せそうに笑う2人を見つめるハラセンの表情にグッときました(#2、P206)
光は文字通り利人にとって光そのもの。学生の頃から最高の彼氏だなと利人が羨ましいくらいだったけど、一体どこまでいい男になっていくんだ。利人もあんな可愛く笑うようになって目が細まっちゃう。
最後は温かい涙で終わりました。
2人がずっと幸せでありますように。
いいね
3件
2026年1月3日
約束のその向こうに。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 夜中に読んでガチ泣きしてレビュー書くのが遅れました。中村先生、ここまで描いて下さってほんとうにありがとうございます。この作品は自分の体験と重ね合わせてしまってかなり辛かった。ほんとに大事なものってすぐなくしてしまうから、その時に後悔しないように生きなければいけないですよね。
あと、同じ名前って言われて気づきました。。ヒントがあったのに気づかなかった私ほんとバカ。(そしてわざわざ気づかせてくれた作者さん優しい) さらに蛇足ですが、blanc ってタイトル、blank (空白、隙間)とblanco (白)をかけてますよね。ふたりの隙間、将来の空白。そして表紙の白と衣装。こういう中村先生の言葉と絵とタイトルのセンス、ほんとうに好きです。
OBまで読んだ方、必読です。心からオススメします。彼らの人生は続いていて、約束の向こうに何があったか、読者は見届けなくてはいけないと思う。
そしてこれから読まれる方、ぜひblanc#0から読んでください。このblancの前日譚なので、ナンバリングが#0、#1 、#2になってます。#0のほんとうに幸せな姿を目に焼き付けて、だからこそ悲しかったんだな、ってものすごくよくわかります。
p○xvで「ふたりぐらし」というタイトルでショートがいくつか無料で読めます。ぜひ検索してみてください。内容はタイトル通り、いつかの未来です。
追記: 「ふたりぐらし」が改題され、「home」というタイトルのオムニバス集が出版されました。blancラスト以降もみんな彼らの世界で生きてて、再会できた幸せに感謝です。
いいね
35件
2020年12月18日

最新のレビュー

胸に沁みる作品
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 京都と東京で離れて暮らすことで、やはりすれ違いや苛立ちがあったりして、見ているこちらが辛くなるシーンが多々ありました。
でも、利人はお母さんと目を合わせて、やっと色々話せたんだなと思うと、辛いんだけど、お母さんには感謝しかありません。
お母さんの作ったCDリスト、聴いてみたいです。

みんなに祝福された結婚式、すごく良かった。
そして、式が終わって自宅アパートに帰ってきた時。
玄関で利人を抱きしめる光の表情がとても幸せそうで、2人の空気感が温かく、こちらまで幸せな気持ちになりました。
いいね
0件
2026年5月12日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

二人の未来に光射す
設計 : 人参次郎 (シーモアスタッフ)
名作BLのひとつと言える中村明日美子先生の『同級生』。草壁光と佐条利人のその後の物語です。ともに在れば辛いこともあるのが現実。将来を誓ったハッピーエンドの二人も例外ではありません。彼等のもとにもやってくる「その日」に二人は…。まっさらな表紙が象徴的なラブストーリーはハンカチ必須です。

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