まずはお試しで評判のいいJAMの方から読み、好きだったので後から無印を買いました。それぞれの話で完結しているし、登場人物もほぼ被らないので、特に問題なく読めました。
JAMを先に読んでいて良かったのは、4年後の暢を知っているので、多くのレビューで不評な学生時代の子どもっぽい言動を「昔はこんなアホの子だったのね~」と穏やかに見守れることですね。暢の「うぐ」が可愛くて好きです。
逆に無印を読んでからJAMを読むと、大地の思考パターンを知っているので、二人の間の問題がつかみやすく、より深い読み方ができました。
どちらも、ストーリーは起伏があまりなく淡々とした印象なので、派手な展開がお好きな方には向かないと思います。
私は、この二人のキャラが好きです。特に、相手の心や自分達の関係をよく見て理解して、目先の解決に逃げずに問題の本質に向き合える暢のキャラは稀有だなーと思います。
そしてなんといっても、二人が一緒にいるだけでも、その雰囲気が好き。
JAMの切なさも好きだけど、無印でのなれそめのドキドキ感もすごく好きです!