ネタバレ・感想ありステノグラフィカのレビュー

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小説。シリーズ三作目にして作品世界に没入
ネタバレ
2025年5月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 言葉の断片を採集し保存する速記者の碧(ヘキ)と、出来事を言葉に印画する新聞記者の西口。控えめで思慮深い碧と男らしい魅力に溢れながら何処か寂し気な西口とのやり取りが面白くて、静かに盛り上がっていく物語に一気に引き込まれてしまった。言葉を生業とする者たちを、シリーズ一作目から見ていたからか。

新聞社シリーズの第三弾。参考にさせていただいたレビュアーさまのおすすめ通り、本編読んで番外編を読んで。そしていま、ここ。

香港での再会を書いた瑞々しさのある一作目、絡まる三者の生き方に人生のままならさと絆を感じる二作目、愛すべき男のプライドと寂しさを書いたこの三作目と進むことで、シリーズの魅力がグッと上がった。様々な人の言葉をそっと集め心に記録していく碧を通し、触れる西口の魅力にこちらまでもが溺れてしまう。

書き留めなきゃ、と重ねられた手が本能的に動きそうになるシーンが、とても良かった。

男も色々。女も色々。そんな当たり前の中での物語たち。完結したシリーズの、まだ途中を読んでいることがとても幸せ。国会議事堂の見学へ、久しぶりに行ってみたい。小学生の頃より絶対に楽しい気がする…
政治部記者と衆議院の速記者
ネタバレ
2025年2月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全く知らない世界の話でしたが、速記者は衆議院では廃止なのですね。即時翻訳もできる昨今ではそういう技術は廃れていってしまうのかもしれませんが、ちょっと寂しいですね。佐伯や静の同僚としてちょこちょこ出てきていた西口が主役の話で、こういう人なんだと面白かったです。新聞社シリーズは結構女の人も出てくるけど、芯の通った強い女の人が多いですね。すみれさんもその1人で嫌いじゃなかったです。ちょっとついた嘘が続いてしまうのってあるあるですね。それぞれの人の縁がお互いを助け合うのも面白かったです。佐伯密はやっぱり意地悪だなとは思いました。嫌いじゃないです。
知らない世界
2025年1月29日
3部作最後の様ですが、他2作は未読です。問題なく読めますが、それらしきキャラが出ると読んでおいたほうが楽しめただろうな〜とちょっと後悔です。国会や新聞記者、まして速記者など自分とは縁遠すぎてむしろ嫌悪感すらある世界を覗けて面白かったですね。ああ、彼等も当然人間なんだという当たり前に気付きました。毎度ながらこのふたりがどう恋愛になっていくんだろうという前半から中盤までのハテナハテナから終盤への流れは本当に見事で内臓鷲掴みにされました。それて名前がいいな〜!女性蔑視や男社会のあれこれも出てきて、ただそこに色んな想いもありこんな風に働けるのいいな!と純粋に思っちゃいました。
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3作目
ネタバレ
2025年1月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ あの、密と良時の友人である西口の話です。
彼も離婚してるんだけど、速記をしている碧と出会い、仕事の話やご飯のこと、何気なく一緒に過ごすなかで、互いが気になっていくのがわかります。
もちろん、密と良時もちらちらとでてくるけど、西口はちょうど極端な友人の間というか、話しやすく、面倒見もよく、それでいて大人だし、仕事もできちゃう。結構魅力的。碧は真面目で、自分は黒子という立場と思い、仕事も徹底している。
自分の家族のピンチをなんとかするから、行けという強い気持ちをぶつけてくれるのは嬉しかったし、西口のピンチをどうにもできないと悲嘆にくれる碧がまた、なんだかかわいらしいというか、健気というか。このCPも結構好きです。年の差も最高。
エッチのときの西口のおじさんなエロが好きかも。
よかった
ネタバレ
2024年12月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず、二人のキャラクターがとてもいい。お互いタイプは違えど魅力的でこれなら惹かれてしまうなと思う。二人とも元々異性を好きな人達なのに最終的にパートナーとしてしっくりくる、一緒に生きていきたいと思える、それを様々なエピソードや二人の空気感から確かにそうだと読んでいてとても思う。二人の会話がとても心地よく読後も幸せな気持ちになりとてもいい作品でした。
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本当の相手
ネタバレ
2024年11月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一穂さんの中で一番好きな新聞社シリーズ
is in you → off you go → ステノグラフィカ(今作)→ アンフォーゲタブル
ペーパーバッグにSSいろいろ
1冊ごとに別カプで完結しているので、バラバラでも順番通りじゃなくても読めます

新聞記者イケオジ年上攻め×国会速記者真面目青年
攻めが陽キャで若々しいので、やり取りに年の差感はあんまりないですが
攻めの過去に結婚歴あり(それなりの年齢なので…)
ちゃんとハピエン、終盤に濡れ場もあり

一穂さんのお話はキャラクターがリアルなところが魅力的
ただの恋愛BLじゃなくて、キャラがいままで生きてきたいろんなことが詰まっていて話に深みが増します
攻めの過去を感じさせるエピソードなどこちらも胸がギュッとなりました
わざとらしい当て馬や、話し合え案件など安易な障壁じゃなく、一穂さんの描くリアルで繊細なエピソードが大好き
お仕事部分もとても面白いです
彼らの職業が彼らの恋愛にうまく絡みついていて、またお話の面白さにつながってる

受けの碧はまじめで大人しい料理が得意で派手さはないが堅実な青年<
速記者として国会で働く中で攻めと出会います
実際に知り合う前から、明るく同僚たちと盛り上がる攻めを少し意識してる
自分とは違うタイプだから気になったのかな
攻めも同じように、実は受けを知りあう前から認識してます
碧がちょっとしたトラブルに巻き込まれ、それを助けたことで二人の縁がつながって
そこから少しづつお互いの距離が近づく

攻めのことが好きなすみれという女の子がでてきますが
この子もまた魅力があります
なぜ攻めが好きなのかもよくわからない感じでかき回してくる当て馬とは違って
彼女の仕事などしっかりした描写があるからかな
攻めに惹かれた理由に納得がいく
彼女のことは攻めは初めから恋愛としては相手にしてないですが、彼女の存在がお話の面白さに一役買ってるなと感じます

攻めの過去はあるけど、それがあったから碧が本当に自分に合う相手だって感じて惹かれたんじゃないかな
今回もいつも通りとてもおもしろかったです
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政治記者と速記者
ネタバレ
2024年10月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 碧は国会の速記者で、こうゆう仕事があるのは知っていてもどんな事やっているのか分からないので、そうゆう側面から読んでもとても面白かったです。西口はある意味がさつな記者で碧はとても古風。碧みたいな人、とても好きだな~。
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久しぶりに
2023年11月19日
読み返しました。新聞社シリーズはどれも好きです。大昔子供の頃、雑誌の通信講座の広告で速記に興味を引かれていたのを思い出します。大磯の松田さんのところがすごく好きです。他の作家さんの作品でも大物が住んでるの大磯なんですが、大磯ってそういうところなんですかね。昔勤めていた証券会社の外務員さんで大磯に住んでる方がいて、タクシー乗って〇〇さんち、って言うとそれだけで着けるプール付きの豪邸に住んでるって話だったなぁ。
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良作
2023年9月19日
これは、良い。。。碧くん、絶滅危惧種的、こんな良い子今時居ないね、はぁ〜、西口さんの大人の魅力に、はぁ〜、至って自然に男同士の二人の関係が恋愛になって行くのが良いです。2014年の配信開始作品、速記や新聞業界から急速な時代の変化を感じさせる。その中、どう生きるのか、、、
素敵なお話です!
2023年1月23日
一穂先生の作品に共通することですが、人物がしっかり描かれています。それぞれに傷や苦悩を抱えていながらも、出会い、影響しあいながら前に進もうとすることろが素敵でした。レアな職業についてもとても興味深く読めました。
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素敵な話です
2023年1月22日
お仕事ものの作品が好きで、この作品は速記者の心情が垣間見えて面白かったです。受けの碧がかわいい😄ストーリーも重すぎず、二人の関係性も少しずつ変化していく感じなのでとても読みやすかったです。
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大大大好き
2023年1月18日
新聞社シリーズ、どれも好きですがこちらが一番読み返しています。
碧ちゃんがとにかく魅力的。
可愛すぎるし、仕事への姿勢も、生き方も素敵。憧れる。
ストーリーもとても綺麗で、きゅんきゅんも胸がジーンとするシーンもあって、とても満足感のある一冊でした。
素晴らしいデシ。
大好きです!
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好きだ。。
2022年8月19日
はー。
何度も読み返して、その度に、はー、好きだ、とつぶやきます。
最初から最後まで、隅から隅まで好きです。
この世界で、男として女として人として、仕事をすること、恋をすること、生きていくこと、そのすべてが詰まっている、と思います。
あと、言葉が美しいです。ゆっくりよどみなく読み進めることのできる文章。
碧のキャラクターゆえでしょうか。
そんなところも好きです。
おすすめです。ぜひ。
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シリーズ3番目
2022年6月7日
順番に読んできて、1番好きな作品です。西口の不器用だけど素直な所と、碧の家事が得意なところ、独特の空気感を持っているところが好きでした。もっと先の話しも読みたい作品。
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いかなごの
2022年5月29日
くぎ煮は私にとって季節を報せてくれる食材の一つです。あぁ今年もこの季節がやってきたなぁ、と。BLという分野でのファンタジー設定が苦手なので、現実と地続きの世界で綴られる一穂先生のお話しはとても安心できて大好きです。共感や想像がしやすいからこそ痛みや苦さや甘さがよりダイレクトに響いて、幾つもの余韻や波紋が心に拡がっていく…そんなイメージの作品です。
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10年前か…
ネタバレ
2022年5月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ この本の発行が10年前だった…

シリーズ、あとがきを読むたびに電子版には挿し絵がないのが悔やまれる…

3冊目。好みとして1番好きなふたりでした。
いや前作でも思ったけど、良時と密も好きだが…なにより…碧が愛しい!!!!!!
西口になりたいと願う、頼むから少しでも碧が悲しまないよう一緒に生きてくれっ。
あなたがそれを1番望んでいるだろうが。

両片想いは知らぬところで始まっていたのかと。そんな気はしたけどやはりにやける。
碧の佇まいを目にしたい。食堂のちょっと離れた席からでいいからお弁当を食べる姿を拝みたい。
ふぁぁっっ笹の葉のおにぎり出してきたぁぁと。

赤だしを飲んでほっとする様を。

離婚して10年余り立って、本気でときめいた相手が同性(今までが異性対象の為)で既婚者となれば…どれほど悩み苦しんだことか。うゎぁそんな楽しい苦しみ私も味わいたい!!!!!!
と壁になれずどうしても、今作品にたいしては西口になりたくて仕方なかったわ~

「碧怖い」いついつまでも幸あれ。
新聞社シリーズ
ネタバレ
2022年5月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『is in you』→『off you go』そしてこの『ステノグラフィカ』3作目です。
前作の密&良時cpと同期の西口(政治部記者)と碧(国会速記者)のお話。ここまでシリーズ読んで来て、1番読みやすかったです。
国会速記者はテレビの国会中継で見ることはあっても実際どんな仕事かわからなかったんですけど、特殊な文字を使うんですね。ベテランになるほど独自の記号を生み出して、文字数が減っていくというのもプロの世界だと感心。
そして西口と碧の2人が良い感じなんです。特に碧の手まめな感じ。いかなごのくぎ煮やふきのとう味噌なんて、私でも作りません。ホウロウの容器に昆布を仕切りにして赤味噌と白味噌を入れてたり、さらしで布巾を手縫いするとか料理が出来上がった時には鍋まで洗い終わってるなんて、本当に手際が良い。きちんと丁寧に暮らしているのが好感が持てます。
碧が既婚者だと誤解されたまま、訂正せずにズルズル嘘の上塗りまでしたのはちょっと焦れましたけど、バリバリ仕事してる西口と自分を比べて『ちまちましてて恥ずかしい』と思うようになってますます言いにくくなったのはなんとなく理解できました。
密&良時のその後の様子を伺えたのも嬉しかった。やはり密は博識ですね。『河東碧梧桐』があんなにスラッと出て来るんだから。
西口が碧のお祖父さんの為に、1番連絡したくない元奥さんに頭を下げてお願いしてくれた事、口述筆記のボランティアをしていた“おじいさん”があんな大物で、結果的に西口を助けられた事。
西口と碧は18歳差があるけど、出逢うべくして出会った2人の様な気がしてなりませんでした。
本編を読み終わったら、『ペーパーバック』の後日談を読んで、ますます幸せな気分に浸れます。
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シリーズ3作目
2022年4月2日
前作の主人公、佐伯密と静良時の同期西口のお話。本作も主人公の心理描写が上手く、お話に惹き込まれていきました。何より、西口が人間臭くて共感を持てたし、もう一人の主人公碧も、今時の若者さを感じないけれど好感を持って読むことが出来ました。読み応えのあるシリーズでお勧めです。
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碧くんの飯テロ。
2021年10月31日
受けの碧くんのお弁当やおうちごはんの描写がもはや飯テロ。本編以外でも「ペーパーバック」や「ASSORT MIX」でも腕前を披露しておりますので、ぜひそちらもご覧いただきたい。そして、どの作品でももれなく天然な煽りをくらって西口さんがえちに及んでいます。新聞社シリーズでも、安心して読める二人です。密を恐れる碧くんのアンテナは正しい(笑)
シリーズ三作目。一番好きです。
2021年9月29日
新聞社シリーズ三作目。
一作目の二人が好きだったので、登場人物ほぼ被らないしなぁ…と期待薄で読んでいたのですが、
今回の西口さんも、碧くんも、どっちも可愛いわ、かっこいいわ、二人ともラブがかなり早い段階でダダ漏れだわでもうもうもうトキメキしかないです。
きゅんきゅんです。
愛がダダ漏れてる…!!最高です。
一穂先生の話はちゃんと自立した大人たちの仕事描写、恋愛描写が最高です。
今回はわりと両片恋な感じがもーきゃんきゅんですよ。ジタバタしちゃいます。

ペーパーバックもhellow worldも素晴らしいのでそちらもおすすめです。
碧くんが本当に可愛いし、若い子に夢中になってる西口さんも可愛い………。
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お仕事BL、また新たな世界を知れました。
2021年8月21日
多くの人が一度は興味を抱いた速記の世界。昔から国会のニュースで目にしていたことを仕事にしている主人公と、新聞記者のお話です。日々の仕事を真剣にこなしながら進んでいく二人の恋愛が丁寧に描かれています。読み終わった方には「ペーパーバック」を即購入することをオススメします。甘々な二人をさらに楽しめますよ。新聞社シリーズは「is in you」→「off you fo」→「ステノグラフィカ」→「アンフォーゲタブル」→「ペーパーバック」の順で読むと最高に堪能出来ますよ★
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衆議院議会速記者の世界
ネタバレ
2021年7月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小説って自分の知らない世界に連れて行ってくれて他人の人生を生きられるから楽しいし読むのを止められないんですが、この作品はほんとーに面白かった!新聞社シリーズ3作目、お仕事BLの中でも特に全く知らなかった衆議院議会の速記者と政治部記者、前作でチラチラ登場していた西口さんのお話です。速記者の碧のキャラが良すぎて辛い。。番茶の出がらしで掃き掃除をするような男の子です。読み終わったらぜひペーパーバック2巻収録のアナザグラフィカを読んでください。作中気になっていたあの人たちがメインの短編です。彼らの結末はもう知っているので切ないですが。。
一穂先生の取材能力には感服します。シリーズ1作目舞台の香港の描写も住んでたんですか?って聞きたいくらいでしたし。政治記者の生態や国会内の醜聞のあれこれも軽くBLの枠を飛び越えてました。
もし直木賞受賞されたら、BLの波止場から一般小説のメジャーな大海へ漕ぎ出す先生を笑顔と涙で手を振って見送ろうと決心していましたので、受賞ならずで先生の尊顔を拝せなかったのは残念でもありホッとしたようでもあり。ノミネート一作目の受賞はなかなか難しいですよね。前評判は高かったようですが、BL界では売れっ子巨匠でも一般小説はきっと新人扱いで次作の様子をみてみましょう的な講評だったのでは。でもこれから一般小説の執筆依頼が更に増えるでしょうから、お勤めとの両立をどうされるのかなとかBL枠って枷がとても多いので、長く書いていらっしゃると枠を超えたものを書きたいと思ってしまうのかな、とか愛読者としていろいろ考えてしまいます。そして一般小説を書き続けられるなら、また直木賞候補にも上がってくるでしょう、間違いなく。BL好きとして、先生の緻密な構成力と魅力的なキャラと文章に魅せられた読者として、ずっと応援してます。
面白かった!!!
ネタバレ
2021年7月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。碧の純粋で真面目な所がとても魅力的で、 西口がひかれていく気持ちがよくわかりました!このシリーズで一番好きなカップルです。
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シリーズで1番好き
2021年5月16日
このシリーズでは1番面白かった。
受けの性格が良くて可愛いし、攻めも傲慢でも意地悪でもなく。
2人のやり取りをほのぼのした気持ちで見守る事が出来ます。
この一冊だけでも違和感なく読めるので、気になる方は是非。
好きな作家さん
2021年4月30日
前から気になってた作品がセールになってたので、購入しました。とても良かったです。政治の世界は魑魅魍魎が跋扈する恐ろしいところだと思うのですが、碧の清涼さが際立ってました。他のシリーズ作品も読んでみようと思います。
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二人とも素敵
2021年3月30日
碧も西口さんも素敵です。性格がまるで正反対だけど、だからこそお互いに惹かれ合うのだな・・と納得するストーリー展開です。仕事に対する熱量は二人とも強く、何度か出てきた「言葉は命」という思いに深みがあります。そして仕事と二人の関係性、碧の内面との絡ませ方がよかったです。特に主人公は自分の存在自体も仕事と重ねていて、自分のことを黒子や透明人間と例えるのがなんだかせつなかったです。こんなに素敵な子そうそういないのにな。碧を特別だと思う人が現れてよかった。別本「ペーパー・バック」に少しその後の二人が載っていて、それも読めて幸せでした。
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間違いない!
2021年2月22日
仕事に責任を持ってる男の人って本当に魅力的!碧くんがすごくいい子で、幸せになってくれて嬉しい。一穂ミチさんはすごく余韻のある読ませる文章を書かれるので、世界観にひきこまれます。そして読みやすい。
碧くんが可愛い
ネタバレ
2020年9月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 碧くんの揺るぎない可愛さ、芯の強さに西口おじさんがメロメロになるの巻。
社会で長く働いていると、西口さんの元奥さんへの複雑な思いやすみれの葛藤に思い当たることが多く、ズキズキします。でも西口さんは己れを省みることができる人だし、すみれも乗り越える強さがあった。
碧くんも自分の殻から少しずつ出てこられるようになって、西口さんにたまに見せる男前な態度がとっても魅力的に。
こんなに可愛くて男前で初な恋人、夢中になるよね…と西口さんに感情移入しまくりでした。
🙂
ネタバレ
2020年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズは読んでいなかったのですが、楽しめました。
私はエロが欲しい派なんですが、これはストーリーが良くて最後にちょっとあるエロでも満足できました。
主人公は、なよなよウジウジ系なのかと思ってたら、思ったことはズバッというけど奥ゆかしさもあり、仕事に対する考え方だったり、料理のスキルとか最高で、本当に魅力的でした。
攻めは男らしいタイプなのに、年下の主人公に弱音吐いたり甘えたりするとかが可愛いかったし、最後の浮気したら〜の台詞がツボでした!!
余韻がすごい!
2020年4月30日
前作にちらっと出てくる攻めはただのチャラい人というイメージだったけど、今作ではチャラいけど、それ以上に受けや仕事に対する大人の男の人のかっこよさが出ててとてもドキドキしました。受けも真面目だけど、恋愛に対して積極的な部分もあって、、応援しながら読んでました(笑)今作も仕事のことが丁寧に書かれていて、読み終わりは恋愛的なドキドキとお仕事学んだなぁという2つの感情で余韻まで楽しませてもらいました!
受けが綺麗
2020年3月28日
仕事への姿勢や生活の在り方、周りの人達への接し方や思いやり、大人で思慮深く、静謐な雰囲気な受けがとても良かったし、お話自体も凄く引き込まれました。
比喩が
2020年3月17日
比喩がもぅ秀逸‼どんどん引き込まれます。西口さんは、もう一人の竜起君でした❗
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お仕事BL。
2020年2月27日
国会の速記係ってこんなお仕事なんだ~!と、お仕事小説としての面白さもあり、新聞記者の大変さも垣間見つつ、主人公の魅力が、攻めやその仕事仲間の口を通してどんどん形になっていくのが良かったです。実はとっても魅力的な人なんですよね。噛めば噛むほど、なタイプの主人公に羨ましさを感じてしまいました。
碧のご飯が
2020年1月28日
美味しそう!きちんと育てられたいい子に、年上でちょっとおじさん(失礼!)が惹かれていくのも当然かな。新聞社のシリーズも鉄板!
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新聞社シリーズ
2019年12月31日
このシリーズの中で一番好きです!
碧みたいないい子がいるんだろうかと思うぐらいいい子です。しかも料理上手。すごく美味しそう!
碧だからこそハッピーエンドになったお話だとおもいます。
西口さんも賑やかな人だけど冷静に人を見れるところがすごく良い。
この2人の話はもっとみたいです。
ノンケ同士だけど納得のCP
2019年11月11日
一穂先生の作品はレビューが難しい、だってイイ!とか好き!しか出てこない。
碧の視点で進んでいくので、碧の性格や仕草が落ち着いていているからか、話全体もずっと穏やかに進んでいて西口さんの明るさ、行動力の対比が魅力的に書かれている。
お互いが女性に振られた経緯とかも読むに、男性の方がこの人たち上手くいくんだろうなと思えるのでノンケであっても互いに惹かれ合うことに違和感を感じずに読み進められる。そして、最後はハピエンで胸アツです。
カッコよさと可愛さの同居
2019年9月21日
仕事ができて部下からも慕われる西口と、黒子を自認する速記者の碧。西口の熱心で堂々とした仕事ぶりと、考えていることははっきり言える碧が両方ともツボでした。新聞社シリーズの中でも個人的に一番好きなカップルです。2人の恋人なんだけど、時々親子みたいな(西口が碧にたしなめられるのが◎)会話が大好きです。安定のラブラブ感。西口の元妻のキャラも好き。このシリーズはLの部分もさることながら、それぞれの仕事ぶりが描かれているのが良いです。
面白かったです
2019年9月9日
速記者の碧と政治記者の西口の出会いから親密な関係に至るまでの話は退屈しないのでBL初心者の方でも十分楽しんで読めると思います。エッチシーンは最後に有りますが それも微笑ましい感じでさらりと読めます。一穂ミチ先生の話は読みやすくてお勧めです。
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碧が良い子
2019年8月14日
碧が今どきの子とは思えないほど落ち着いていて良い子なので、読んでいてほっとさせられます。碧の作るご飯が美味しそう。
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碧くんが可愛い!
ネタバレ
2019年4月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作off you goでちょこちょこ出てきた西口さんの話です。

仕事柄観察眼は優れているけれどお調子者な印象が強かった西口さんですが、今作では仕事ができて程よく砕けてて格好いい上司といった感じでこんな人がいてら惚れそうです(笑)個人的に、上司にしたいキャラNo.1です。
実は自己肯定感が低かったり(周りに優秀過ぎる人がいすぎだからか?)、大人なんだけど子供っぽかったり、二面性がとてもステキです。元嫁の後悔が西口さんの人柄を物語っているようで、これからは碧くんと幸せになって欲しいと願うばかりです。

碧くんは、すごく可愛い!!きっと周りから見たら少し冷たく感じるのかもしれないけれど、すごく素直で優しくて、でも西口さんを守りたい男らしさもあり、とても魅力的なキャラです。料理は上手いし、家事も完璧だし、変に擦れてないし、もうこれは嫁にするしかない(笑)西口さんがメロメロになってしまう気持ちが分かります!

ここまで新聞社シリーズ3作読んできましたが、この二人が一番好きかも。一番気になるCPは、まだまだ不安定な良時×密ですが、西口×碧は安心して読めるしイチャラブをもっと読みたいです。
良き
2019年2月16日
年の差やばいけど、BLには突っ込み不要ですよね。。ボランティア的な繋がりのあるおじいさんとの関係や、速記者のこと、ちょっと不思議で素敵です。西口さん、前作でもいい味出してたので嬉しいです。
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(≧∇≦)b
2018年11月25日
このシリーズ面白いぃぃぃ(≧∇≦)bどこが何がと言うわけでやくなんか引き込まれる。
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3作目
2018年10月9日
新聞社シリーズ大好きです。すぐに読んでしまうはずが、2作目の余韻が深すぎてやっと3作目を読み終えました。今作も素晴らしかったです。単独でも読めるようになってるようですが、静が碧に対して父親の様に投げ掛けた言葉には「そうそう、それでこそ静!」と身悶えたので、順に読むことをおすすめします。
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年かさの男の純真にやられました
2018年9月2日
西口つぼです。あーかわいい。おじさんの純真にほっこりします。
ストーリーはしっかりしていて読みごたえばっちり。大好きな新聞社シリーズ。
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新聞社が舞台のシリーズ3
2018年6月7日
前作(off you go)でちょこっと登場していた何気に観察眼の鋭い西口のお話し。毎回思いますが登場人物が個性的である種、魅力的なんですよね。それが仕事に繋がっているのかこの仕事をしているからこんな性格になったのかと考えてしまうほどリアリティーがあり読んでいて楽しいです。
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大好きなふたり
2018年4月16日
お仕事の話まいいし、その間に書かれる甘さがいい!
大好き同士でういういしさもあって本当に良かった!
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3作目。星4,5。碧くんの飯が食べたい!
2017年9月13日
(小説)

順番は
<1is in you → 2off you go → 3ステノグラフィカ → 4アンフォーゲタブル → 5?後日談集:ペーパー・バック>

シリーズ作品ですが1冊ごと読みきり完結。
続刊はスピンオフになっていきます。

西田、いたっけ?と思うくらい存在感のなかった彼の話ですが、密&良時の同僚で、このアクの強い前作の主人公たちはちらほら登場。

ここまでどれも単品で読めるストーリーですが、その脇役(前作主人公)たちも楽しみたい方は、順番に読むのをオススメします。

真面目な青年碧くんの中身が化石並みな年寄り!
あぁー、彼のお弁当が食べたい。
愛妻弁当や旨い飯での宅飲みの幸せ満喫なお話がもっと欲しかった~!
(番外編集にあるかな?←期待。←*追記:ありました、ちょこっとだけど、笑)

お話としては盛り上がりはいまいちで星4くらいなんですが、旨そうな飯で星+1!

*残念なのが・・・*
タイトルのカタカナやめて欲しいっ!
なんで3作目からカタカナに?
英単語のまんまでいいのにー。
しかも作者さん好みの音表記?
各タイトル味があって面白いのに、カタカナ表記で意味がわかりにくい!
ステノグラフィーが碧の職業のことでした。
飯テロ~〜!!!
2017年8月5日
なんといっても受け・碧くんのつくるごはんがとっても美味しそうなんです。茶殻で床をはいてるところを見られ彼女に振られただけのことはある、主婦力というよりおばあちゃん力が半端ない!全部のレシピください。🍽
読んで良かったです!
2017年7月12日
ドラマティック!それでいて細やかなストーリー!登場人物達のちょっとした会話にその人となりを読み取ることが出来る..一人一人ちゃんと生きている感じ..仕事内容など..とても興味深くて楽しめました。もどかしさがたまらんです!
読みごたえあり、現実みのあるお話し
2017年5月28日
読み込むのが好きな人にはたまらないかも。
恋愛も生々しくて現実的で、
仕事のはなし的には、国会の知らない舞台裏が知れた感があって良かった。 
仕事が出来て若々しい40男の恋
2017年5月21日
off you go の2人の同期、西口の物語。エネルギッシュでかっこいい、枯れるなんて無縁の様なモテるんだろうなという雰囲気の大人が中学生みたいな恋をしている様が素敵です。
早くから両思い状態で、さぁどうやってくっつくのかなとニヤニヤしつつ読みました。西口はこのシリーズ中でも大好きなキャラ、物語自体も凄く面白く、国会速記者というお仕事の物語としても読み応え充分でした。off you go の2人がチラリと登場するのも嬉しいです。
シリーズで1番好き
2017年3月27日
速記者という職業があることを初めて知りました。仕事の話がとても丁寧に描かれていて分かりやすいです。一穂先生の作品はテンポが良いのでサクサク読め、話が終盤になると、あーもう終わっちゃうと残念な気持ちになってしまいます。
西口の軽い感じと碧の年齢にそぐわない堅さがバランス取れてると思います。
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ゆっくり高まる気持ち
ネタバレ
2016年12月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の碧と西口が、それぞれとても素敵です。国会速記者と新聞記者の仕事も興味深かったです。物語の世界観にじっくりと浸ることができ、心地よかったです。終盤、その心地よさが崩れ、突発的に西口が碧への思いを爆発させるのですが、それがまたよかったです!余韻が残りました。
お仕事Bl
2024年12月15日
新しい世界を読めてとってもよかったです!
いろんなへぇー!があるのってお仕事Blの良さですよね。
きゅんきゅんと切ないとかは正直あんまりなかったんですが、お話がきれいにまとまっていて、いいお話だったなって感じです
読後感がすっきりでした
いいね
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良かった〜
2024年4月13日
佐伯密ファンの私にも大満足の1冊です。頭が良くて性格が悪くて口も悪い彼大好き♡毒舌健在でしたね。静ってあんなキャラでした?ってまぁその辺りはあまり気になりませんけど。

このお話しの舞台がいいですね。出会いは国会議事堂の食堂とか。そこでお仕事している人達には日常だけど、それ以外の大多数には非日常。生真面目な碧くん可愛かったです。いつまでもどんな時も真面目で初々しいままなのでしょうね、この彼。
年の差CP
2023年3月25日
前作の2人の同僚、西口さんの話でした。
チラッとしか出てなかったのでこういう人だったのねーって読みました。
お相手の碧くんが一生懸命で好感持てます。
お料理男子ってだけでも応援したくなる要素ですよね。
攻めさまが年上の年の差CPとお仕事BLが好きな私には満足な1冊でした。
お仕事BL
2023年2月17日
一穂さんはBL作品に女性を書くのが上手い方だなと、この作品でも思いました。すみれと西口をはじめとする同僚達の関係性にはグッとくるものがありました。碧くんの仕事への向き合い方、佐伯の相変わらずな突き放し方(慣れると笑える)お仕事BLとしても秀逸です。
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仕事を守り恋を守る大変さと大切さに共感
2023年1月24日
前作でちらっと出てきた西口が、今回は主人公の一方となっている。口が達者で顔の広いステレオタイプの政治記者…に見えていた彼に翳りがあると分かってから話しに深みが出て俄然面白くなった。一方の碧も速記者として黒子に徹し自制した独特な生き方をしている。速記者という専門職も消え去ろうとしているのかと感慨深い。
このシリーズは仕事人への敬意が感じられ、仕事図鑑としても面白い。女性が仕事の現場で活躍する困難さと気概も描かれていた。
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ストーリーが良かった
2020年11月4日
BLとしてというよりも物語として読み応えがあり面白かったです。主人公の職業もストーリーにとても上手く生かされていて唸りました。碧も西口さんも全然完璧じゃなくて劣等感や弱さもある人間らしいところも良かった。いい年したおじさんが真摯で可愛い子に思われて幸せになって嬉しい。ただ読み終わっていい話だったと思うものの、いまいち高揚感や多幸感が少なかったかな。もう少し盛り上がって終われば満点だったかも。
bl世界の住人
ネタバレ
2020年9月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大磯のご老人の思いにグッとくる。碧の丁寧に暮らす様はファンタジー。大人で弱さも見える西口が骨抜きになっちゃうのは良かった。大事にし合う2人。前作飛ばして読んだけど大丈夫でした。
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勉強になりました
2019年11月22日
小説としては星4、BLとしては星3という感じです。でもちょっと良くできすぎた小説で、ときめきとか萌えよりも内容に感心してしまう。話が出来すぎという意味ではなく。速記者が主人公というところにちゃんと意味のある、説得力のあるストーリーでした。
私はBLの文章は美しさより勢いを求めるタイプなのであまり刺さりませんでしたが、話は本当に面白いと思いました。ただすみれさんが全然面白くない人間だったのが残念。重要な役どころで女性を登場させるなら男たちみたいにもう少し人間っぽいところがあれば共感できたなと思いました。
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好きなCP
2019年8月20日
新聞社シリーズはすべて読みましたが、is in youと並んで好きな作品でした。
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かわいい
2019年8月15日
is in you、off you go、そしてステノグラフィカと三作続けて読みました。なんか、もうどっぷりこの世界観にハマってしまいました!一穂ミチ先生の本は他にも何冊も読んでますが、このシリーズが一番好きです。
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文章力
2019年5月28日
読み始めたらすぐに本の中にいる、一穂さんと凪良さんの文章力は本当にすごい。全く入り込めず数ページで一旦放置する本も多い。あとは何度も読める本になったらいいな。繰り返し読みたくなる感動シーンとか名場面が増えるともっと嬉しい…十分面白いのにね。
今回は既婚者と間違いを訂正せず嘘を上塗りする様子にちょっと違和感があったけど、読み進めると消失。でも、コミュ障キャラかと思いきやどっしり安定感のある主人公の性格がブレてしまった印象。あとそういう雰囲気、がないのに突如BL展開に驚く。すでにBLはボーダレスでスタンダードなのか?40すぎても男は自分の半分程の歳の子と…いや、失礼。すみれの話も良かったな、涙出た。
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ちょっと古風な年の差ラブ
2019年4月30日
和食をさらっと作れちゃったりする、おとなしくて受け身だけど実はとても芯が強い、昔の大和撫子みたいな性格の受けが印象的。
年が離れた大和撫子系男子にハマっちゃうオジサマの過去が、バリキャリで仕事で勝てそうにない妻への劣等感から離婚歴がある、というのが、なんていうか「あるあるー!」というか笑、とても初々しいオジサマ。古風な恋愛でそれはそれで面白いものだなと思いました。
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碧がイイですね
2019年1月27日
今どきって言い方はどうかと思うけれど、碧の容姿ではなく性格・姿勢がイイですよね。西口の言う「碧の周りだけの静寂感」を想像出来る文章でした。シリーズごと好きです、チラリと出演してる佐伯曰くが「またーコイツはー」で苦笑いでした。
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シリーズ3作目
2017年7月10日
佐伯や良時の同期、前作までで「なんとなくモテ男、お調子者」としてチラホラ姿を見せていた西口のお話。どれから読んでも良いとは思いますが、シリーズ3作目です。
西口の過去よりも、碧の大和撫子っぷりよりも、サブキャラの女の子に同情しちゃってアツい涙が出ました。良い子。
コメディ要素もあり、読みやすくライトで「(西口には悪いけど)スピンオフだな」って感じです。
面白かったけど…
2017年5月9日
一穂作品が読みたくて、初めて新聞社シリーズに手を出しました。他は未読ですが、あまり問題なく読めました。全体的にちょっと固い雰囲気で正直読むのに苦労しましたが…この作者さんらしい繊細な心理描写や、考え抜かれた設定などはやっぱりすごいなと。他のシリーズも読んでみたくなりました。
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作者買い
2017年4月22日
読み終えた後の満足感が半端なかったです。











ただ、萌えという部分で少し物足りなかったので☆4つで。










西口さん、リアルにいそうな40代だなぁと思いました。










かっこいいだけじゃない、いろいろ経験してきて、でもまだ失敗もする、みたいな。










西口さんのキャラに生々しさを感じました。










碧については、むしろ生々しさは感じませんでした。










ラストの、熟年夫婦のような二人が良かったです。
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お仕事BL
2017年3月22日
国会で働く主人公たちの仕事ぶりもおもしろかったです。この作家さんの小説は変わった職業設定が多くて、仕事の描写にさく分量も多いので、たまにBのLが仕事に押されちゃってない?!と思うこともあるのですが、この本はそうは思わないで仕事の描写も楽しめました。落ち着いた年齢の、仕事もバリバリやってる人ってかっこいいですね。
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シリーズ3作目
2024年5月20日
セールのときに買ったシリーズものを読んでます。これは3作目のようです。
2作目のカップルが少し出てますが未読でも特に問題なさそう。単独で読めます。
シリーズ通して、今のところつまらなくはないけどBLとしての萌えはないからハマることはないかな…という感じです。
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面白いです
ネタバレ
2022年5月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白いのに辛口評価ですみません。一穂先生が好きで、明光新聞シリーズも好きですが、こちらの2人のお話はなんとなく避けてました。短編集を読んで、ちょっと西口さんが好きになれないなと思っていたので。で、実際に読んでみて、やっぱり西口さんは苦手でした。あえて無神経なキャラクターとして書かれているのはわかるのですが、男社会に染まり切った前時代的な感性がいちいち癇に障ります。まぁ、人並みの優しさと弱さを持った人で、まったく理解できなくもないのですが、発言がいちいち「うわ〜、こういう無神経な男いるよね〜」っていう内容で最後まで好きになれませんでした。でもこういう無神経で顔がいい男が謎にモテるのもわかるんだよなぁ…。すみれちゃんがひたすら可哀想で、短編集でその後も描かれていますが、もうちょっと幸せになってほしかったなぁと思ってしまいます。話自体は面白いし、やはり一穂先生なので感情描写がとても繊細で良いです。碧が西口さんを言い負かすシーンは「さすが」の一言でした。
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シリーズ3作目、歳の差CP
2022年4月15日
新聞社シリーズ3作目。密と良時の同僚、西口のお話。CPとしては西口✖️速記記者の碧の歳の差モノです。
国会の速記記者のお仕事描写が興味深いお話でした。
お話も面白くはあるんですが、ストレートの人が攻めの設定は、個人的にかなりの説得力がないと受け入れられないので完全にBLご都合主義な感じで読んでしまいましたね、、。
碧も可愛くはあるんですが、『丁寧な暮らし』をしすぎててちょっと、、、いくら祖父母と暮らしてた設定でもないわぁ、、と感じてしまってイマイチ入り込めず。こんな20代独身男性、怖い、、個人的な感想です。
なので、どうしても一歩引いて読んでしまいました。
ラブラブなのはよかったです。☆3.5くらいです。
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キャラの人柄が際立つ
2018年5月1日
年の差大きいな…と躊躇ったけど読んでみれば攻めは人懐っこくて親しみやすいキャラで40代の抵抗もなく、落ち着いた受けと結ばれた二人は自然でした。二人の恋愛模様を見守りつつ周りの人もどうなるのか気になって読み進めました。人柄ゆえのつながりでどんどん話が加速していく面白さ、一穂先生だなぁと感じ入りました。
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ハマらなかった
2021年5月27日
評価がよかったので購入しましたが、最後まで入り込めませんでした。特に仕事のシーンは飛ばしながら読みました。恋愛っぽい絡みが薄いのに、ノンケが受けを好きになるのが都合が良すぎて謎。
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