一から十までせっせと世話をするスパダリ系幼なじみ・聖は色々欠けている響太にとってのヒーロー。大好きな祖母が亡くなり、両親は離婚&響太は基本放置。そんな響太は聖が作った食事か、一緒の時にしか食べることができなくなります。紙まで食べてしまうのにはびっくり。
ずっと一緒だと思っていましたが、現実はいつまでも一緒にはいられない……。聖の姉から告げられる話に動揺する響太は、聖と離れて暮らすも無理が生じる日々。
さらに聖から離れるため、良い人な当て馬・成原と恋人偽装計画開始。響太が中々拗らせまくり&病んでいるので、カウンセリング!と思ってしまいます。
響太が最後にようやく自分の気持ちを受け入れ、二人が恋人になり、良かったのも束の間……聖の家族からは微妙な反応なのも、ご都合主義じゃなくて良かったです。
二人の関係は共依存なのか唯一無二なのか。編集者の篠山が安定感抜群で優しい。イラストなし。