無垢なアラフォーに萌えるとは(笑)物語が大きく動くのは2巻から。1巻は足弱が弟に押し倒され情熱的に愛されるという展開が続きますが2巻からぐっと面白くなります!2冊あわせてのボリュームだから1巻はこれで良かったと言えます。足弱が「もういいじゃないか」とレシェに会いたがるシーンは泣ける。老人にとって足弱はどんな存在だったのか。名前といえない呼び名で呼び体を打ちながら山で生きる術を教える。自分のアイデンティティーに惑いながら一生懸命な足弱がけなげ。レシェの愛や灰色狼の献身が微笑ましかったりコミカルで笑えたり。「最後の王族」という悲哀と緑土なす奇跡の力を背景に読みごたえある中華風ファンタジーでした。
続編4巻が出て追記です。足弱の平凡な善良さが癒される…すごいヒーローになることなくいつまでも庶民な足弱。奇跡をおこす最後の王。彼らに忠義を尽くす灰色狼。尊い…ほんとすごい世界観です!