呪術で愛する人の記憶だけをなくした皇帝と、記憶をなくされながらもずっと寄り添う婚約者のお話。
最初は冷たい態度だった皇帝も、婚約者の優しさや前向きな態度に徐々に軟化していきます。記憶を取り戻せなくても、再び惹かれていくのですが、呪術のせいで再び記憶がなくなった時にとっていた皇帝の行動にうるっときました。
好きな人の記憶がなくなるのも、好きな人に忘れられてしまうのも切ないです。
呪術をかけた犯人にも悲惨な過去があり、だからといって逆恨みは良くないことだけど、最期のときはやるせなかったです。
最後はハッピーエンドで良かったです。