ネタバレ・感想ありふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~ 完全版のレビュー

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お互いが拠り所
ネタバレ
2025年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 恋人同士の男女がすれ違い、恋人同士になれない男二人が行き詰まり、どうしょうもない中で出会ってしまった二人の話。お互いが救いを求めて、体を繋げる…。最初救いようのないバッドエンドになるのかと思っていました。確かにBLではあるのだけれど、等身大の人間が描かれていて、レーベルを替えて文芸として発売してもよい物語ではないでしょうか。文芸か否かなど、線引きをするのは野暮というものですが(-_-;)キュンとするのを目的として読むと、痛い目を見ます。私がそうでした。でも読まずにはいられない、そんな話です。
巻末のショートストーリーは、その後の彼らのお話。こちらは本編が辛かった分、未来を感じさせるお話でした。
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注)重複購入!後日談メロウは上下完全版を
2025年3月30日
小説、1冊読み切り。
その後裏ストーリー的なスピンオフがナイトガーデン。
もちろん本作1冊だけでも良いですが、好きな方は絶対にナイトガーデンも読みたくなります。
2冊セットがオススメです。

さらにファンの方には嬉しい、後日談幸せエピソード盛り沢山の番外編集が、メロウレイン。
ただしこちらは現在、2種類有ります。
1冊だけの(旧版)と上下巻2冊の完全版。
2つとも電子発刊がありますが、これから買うなら、断然!上下巻の完全版をオススメします!
ほとんどお値段は一緒ですが、沢山追加加筆された完全版の方が圧倒的にお得です。
加筆追加分だけの発刊は無さそうなので、全部読みたい方は丸々買い直しになる痛い重複購入しか手段がなくなるのでご注意を!

さて、だいぶ後回しになったけど本編。
番外編集のメロウレインを読んでいなかったので、シリーズ再読。
私はこちらの完全版ではなく、以前の旧版を持っているのでそちらを読みました(最後の追加後日談ショートが一つない、悔しい。。)。

2人ともある意味似たような苦しい状態、、、
救いのない状況がとても切なく、心が痛くなってくる。。
必然だったように思える2人の出会いに、グッときます。

これ1冊だけでは淋しさの余韻が強いですが、、、
不思議キャラ和章のスピンオフであるナイトガーデンを読むと、嬉しくなります。
ナイトガーデンも本作とはまた違った淋しさの色濃いお話ですが、本作の後で読むと救われた気持ちになる。
ぜひとも、2冊セットをオススメしたい。

そして!
この2冊ともが哀愁の余韻が強い作品ですが、その後の嬉しい幸せ後日談がメロウレインの番外編集に盛り沢山です!
その後の幸せが欲しい方、別売りでありますのでご安心を(笑)。
さらに作者さんファンの方には、別売りアソートの方にも本作のちょいショートがありますよ。
偶然から始まる恋
ネタバレ
2025年3月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ メールの誤送信という偶然から始まる二人の関係ですが、知らない相手だからこそ誰にも言えない悩みを打ち明けられたのかなぁと。お互い気づかぬうちにその存在がとても大きくなっていたのかな。絶対に会うことはないと思っていたら、なんと同じ会社の同期だったなんて・・・私だったら運命を感じてしまいますね。整に対する和章のちょっと歪んだ愛情がつらかったな。和章にも幸せになってほしいです。
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うっと来て倒れそう。
2025年3月23日
すごかった。やっぱり作者様にやられた。どの作品も甘いようで一筋縄ではいかない。これもやられました。ウっとなりました。つらい、切ない。いやいや、最後まで頑張ってほしい。リアル感半端ない。
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雨に関する全ての印象が愛しいものに変わる
ネタバレ
2025年3月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 赤裸々で明け透けなテーマ・内容であるのに、なぜか生々しさを感じさせない…それどころか、文学的で美しさを感じる上質な文章が素晴らしいです。

挙げたらキリがないくらい素敵な文章が幾つもあって、メモを取ったし全てをお披露目したいのですが、しつこくなりそうなので、最高と思う一例だけ出したいと思います。落ちてきた水滴を「整が降らせた涙だった」と…この一文に、自分には1ミリもないセンスや高い文章力に脱帽したし、究極の逸品を見たような気がしました。

あとは、タイトルが諺だと知り、内容とのユニゾンに深い意味合いとストーリーの重厚さを感じて、更に感動しました。そして設定的に一顕と整、二人の相手側にある都合とか理由付けには、どうしても無理やり感が出てしまうのではないかと懸念していました。

普通の感性なら一顕と整の成り行きは理解できると思うのですが、相手方の言い分には説得力とか読者を納得させるだけの事情を探せるのかな…でも、そこが弱いとどうしても御都合主義っぽく感じるよな。などと分析しながら読んでいましたが、全くもって余計なお世話で…全員が無傷ではないものの次に繋がる最適解を出せたラストだったように思います。

こちらシリーズもので、このあとスピンオフで和章の話がありますので、そちら(購入済み)を読むのが楽しみです。
あー好きかも
2025年3月14日
あっという間に世界に引き込まれ、気がつけば周りの音が消えるほど集中して読んでしまいました。難しい言い回しや表現を使わないのに、登場する彼等の切なさや心のヒダを、こちらに投げ与えてくれる作品でした。
パワープッシュに載せてくれてありがとうございます!
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やっぱり!!
2025年3月13日
最初のページを読んだ時に、「あ、この作家さん凄いの書くな」と感じました。文章が洗練されているというか。(それとも、私の好みなのか??)案の定、素晴らしい作品でした。
出来事が淡々と綴られているのてすが、周りの状況、主人公達の心理とかが、凄く分かります。
凄く良い作品でした!!
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大好きです
2025年3月5日
先生の作品は全て読んでます。
その中でもお気に入りの作品です。
言葉選び、心情や情景の表現、淡々としているようでそうでない感情の昂り。
一生この世界観に浸っていたかったです。
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まとめて読んで。
2025年3月3日
きっと自分でも混乱してしまうと思い、続きも用意して読みました。…つらい、本当につらい時間が長かった。きっと幸せになれる、それを信じて読むしかなかった。大人の作品です、非常に考えさせられる話。
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ネタバレ
2025年3月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品を一言で表すなら「切ない」しかありません。雨の描写が飛び抜けて素晴らしいです。どしゃ降りとびしょ濡れのシュチュエーションは、余韻にしびれます。読後もこの世界に酔いしれました。
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よき!
2025年3月2日
普段はあまり読まないジャンルですが、これはよかったです。ポイントに余裕がある方には是非読んでほしいです。
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メディア化から
2025年3月2日
ドラマから入りXで原作を推してる方がいたので購入。2人の心情の移り変わりがよくわかり、購入して良かったです。続編では穏やかな2人のその後の生活も読めます。初めての作家さんでしたが書く文章も好みで、美しい彼以降久しぶりの文庫でしが活字タイプもやはりいいなあと思いました。
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雨が降る
ネタバレ
2025年3月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 雨降って ずぶ濡れになってしまったらそれでは風邪を引いていかんよということで服を塗らせてどっぷりプレイというとんでもない展開に持ち込まれるのはやはりフィクションならでは としか思えません。とにかく作品にどっぷり愛が詰まっているので作者様の性癖にとんでもないものがあるとしか言いようがございません。
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特別な作品
2025年2月25日
どの描写も無駄も不足もないし表現も一つ一つ味わいながら読むことができるような作品でとてもよかったです。
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ドラマから
ネタバレ
2025年2月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ ドラマとても良かったです。2人の切ない感じが話しごとに募っていって。誰か分からない人だからこそ、なんでも話して相談できる。違うけど、似てるから、共感し合える。それによって、救われる2人。突然、相手が知ってる同僚だと分かってしまって、気まずさがあるけど、今までのこと、分かってあげられるからコソ、突然の事でも助けてあげたい、会いたい、どうにかしてあげたい。とても、気持ちが揺さぶられる物語でした。
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#やり取りが良い
ネタバレ
2025年2月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ レスのドロドロ話を予想し気が重く購入後も暫く寝かせていました。が、読み出したら面白い!NOドロドロ!言わなきゃ分かんねーよ、と、イライラすることもない。言ってる。うん、言ってるね、二人ともちゃんと切実に何度も。生殺しの出口の無い苦悩を明るく装い相手を慮る二人が優しいので100%応援できる。早くくっ付けって(笑)

第一印象が悪い(容姿は好印象)同士が知らずにメールのやり取りで親密になっていく。現実とメール上のギャップにいつ身バレするのかとワクワク。共通の悩みの辛さはあっても言いたいことを言い合うノリは終始軽快で何より読後感が良いのはきちんと拒否る側の言い分も描かれ心情も理解できるからレス物にありがちな片手落ちの印象がない。憎み合った別れではない。ただ、進む道が違ったのだと。

それにしても和明…独りよがりな贖罪というには悲しい。悲しいなあ…もっと早く打ち明けていれば二人にも一緒に居る未来があったのかも…と、人生って選択の積み重ねですね…そんなこんな考えてたら昔のCM曲『遅過ぎた季節』のフレーズを思い出しました。古
かちってぴたりとはまった二人
ネタバレ
2025年2月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ ある瞬間からすべてのタイミングが、出来事が一顕と整がふたりになるための必然だったような読後でした。
ドラマを2話までみてから購入しました。続きが待てなくて。
正直想像よりヘビーな展開もありましたが、すごく読んでよかったと思いました。

つまるところ、もう、こうなったらしょうがないよ、なるようになっちゃった結果、という感じがリアルに丁寧に綴られていました。

すぐ続編も購入しました。
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色々きがつかされた。
ネタバレ
2025年2月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ スピンオフも含め何度も読み返しています。最初は二人のCPに、どちらもせつないと思っていましたが、かおりのズルさやレスにつながって行った気持ちも共感するところがあり、、、惹き寄せられるってこういう事なのかーと気がつきました。ドラマも答え合わせみたいな気持ちです。かおりの別れる時のくだりと、整が和章と別れて、一顕との関係が前に進む展開が、この小説の中で好きです。現在の整と一顕はどうなっているのかなー。幸せでありますように。
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出逢ってしまった二人
ネタバレ
2025年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ ドラマから原作を知り購入しました。始まりから主人公2人が置かれてる状況がなかなかに辛く、最初は和章とかおりはいったい何を考えてるのか知りたくて読み始めました。それぞれの想いと苦悩、腑に落ちたので気になる方は読んでみてほしいです。一顕と整、どちらの立場もリアルで辛くて苦しい。特に一顕は平気そうに見せてるけどかなりギリギリの状態なんだなという描写がいくつかあって心が痛みました。(同期だしすでに出会ってはいるんだけど)間違いメールから出逢ってしまった、お互いを知り愛してしまった。しっくりきました。読んだ後もずっと余韻が残っています。長く苦しい思いをしていた分、幸せでいてほしい二人です。
考えさせられました
ネタバレ
2025年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんか普通のBL作品と違って考えさせられるお話でした。登場人物全員の気持ちが伝わるし、特に和章はずっとしんどかったんじゃないかなと思います。自分が和章だったら絶対耐えられないし結果報われないならなおさら耐えられない。
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読み切ったーなかなかに
ネタバレ
2025年2月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 終盤までは良かった。リアルだったし、セック○がどんなものなのか、改めて考えさせられたから。残りの終盤2割はちゃんとBlって感じだったわ。まあこうですよねって言う。やっぱりミチ先生は凄い作家なのだけれど、絶対外さないお決まりBlシチュエーションで、性描写だけファンタジーになるのが煮え切らないです。めっちゃ急降下です私には。ここまでリアルで来たじゃん、リアルの恋愛を描いてきたじゃんって。だってリアルで流石にケツの穴は舐めないし。喘ぎ声もあんな感じじゃないだろうし、ん、あ、くらいなら有り得るだろうけど。いや実際、ゲイのセック○見たことある訳じゃないけど。これはファンタジーだしなあと思いながら、私は身勝手ながらBlの定義とは…って考えちゃうだんよな。恋愛っていうかポルノじゃねみたいな。ポルノは漫画に任せておけばよろしいのです。でもやっぱりお話自体は良かったです。リアルが見たくてみたくて。えろよりラブが見たくて。でもわがままだから、えろがないと物足りないだけどー。体の関係が無い好きって、ただの友達じゃん。友達と恋人の線引きって何。心の繋がりだけじゃ、ダメってことか
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せつない。。
ネタバレ
2025年2月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 整と和章が結ばれて幸せになれる世界はどこかにあってほしい。和章の気持ちを考えるとつらいです。整のことが好きなのに両親の事故の罪悪感で整に手を出せずにいた。それこそ生殺しだったんじゃないかな。嫉妬で整に手を出してしまったところは意見が割れると思いますが私は今まで我慢していたものが嫉妬で我慢の限界に達してしまってそれまでの和章の気持ちを感じました。ただ無理矢理はよくないけど。整の気持ちが他に向いてしまう前に思いを言葉にしていたらここまで崩れずに済んだのかもしれないけど自分が今まで隠してきたことを話すことによって整に嫌われる。今の生活ができなくなる。と思うと伝えることができなかったのかな。
手を出していたら整は他に気持ちが行くことはなかったのかもしれないけどそれをすることができない和章が切ないしつらかったです。

最後、かおりが一顕をビンタした時はお前がビンタする資格ねぇーだろ!!と思いました笑
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いい!
2025年2月2日
読みつつドラマが進むのを楽しんでます。
ドラマのおかげで顔やしぐさも想像しやすく感じているのは私だけかもしれないけど…
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大好きな作品
ネタバレ
2025年1月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ ドラマ化!!ということで再読&レビュー。

同棲中の彼女・かおりとのレスに悩む一顕(かずあき)×同居中の幼馴染・和章(かずあき)への片想いに悩む整(せい)。

メールの誤送信がきっかけではあるんだけど、全てのピースがぴったりとハマらず、少しずつずれていたおかげでこの2人は収まるところに収まったという感じ。タイトル通り、どしゃ降りになるところはもう大洪水の大崩壊でガラガラと色々なものが崩れますwww。自分が一番共感してしまったのは、かおりなんだけど、それと同時に一顕めっちゃかわいそうだったので、決壊したときはこれで良かったんだと思った。
洗練された美しい台詞と、トリッキーな仕掛
2025年1月21日
フランス人が好むような、詩的な台詞と
トリッキーな仕掛けが鏤められている作品。
一語一語噛み締めて読む方がよい。
ドラマが放映されているが、人物像がピッタリだった。
続作もあるようなので、ぜひ購入したい。
素晴らしい!
行間にも湿度がある
ネタバレ
2025年1月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2025年1月ドラマで2話まで観たところで、原作が気になって初めてラノベというものを買いました。

読みやすい文体で次へ次へと止まらず一気に最後まで読みました。話の中心になる二人も、各々のパートナーも、みんなが切なくて、みんな生きてる感じがした。

雨がテーマなので、雨や曇天の描写が多く、雨じゃない場面でも、湿度を感じました。
偶然入った美術館で二人が目にしたレプリカの石像、これかな?というものを検索できたのですが、もしアレなら、確かに思わず「これスゴイ、観て欲しい」ってメールするんだろうなと納得しました。お互いの同居人でない人に一番にメールすることで、もうこの時点で二人は惹かれ合ってると思いました。

何度でも読み返したい作品です。
一番好きかも。
2025年1月19日
購入して3回一気読み。ギュッてなる切なさがあるけどふんわり近づいていく感じがすごくいい。整と和章、かおりと一顕、このカップルもっとよく話し合っていたら別れるにしても納得いく方向に行ったかも。かおりも気持ちを伝えればいいのに拒む気持ちわかるんだよね、かおりみたいな人多いと思うんだよ、和章も後ろめたさがあっても気持ちを伝えていればこんなにお互い傷つけあわなくても良かったのにって思ってしまう。それでもお互い別れたから付き合えるようになったけどね。整と一顕のカップル好きだな。メロウレインも買います。
最高の作品
ネタバレ
2025年1月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ ものすごく見応えのある作品です。元々タワーマンションに住んでいた整が最後は帰り道や生活感欲しさに昭和に造られた築数十年のアパートに引っ越したのも、和章との静かな2人きりの生活じゃなくて、萩原との少し賑やかで1日1日が充実感に満ちている生活を求めているような気がして、整の心情を住居で表しているのが凄く好きだなぁと思いました。最初はただの同僚という繋がりだけだった2人が、メールの誤送信でどんどん関係を深めていくという、この文面だけで見たら新鮮味があまりないように感じますが、それを一穂ミチ先生の繊細な情景描写や2人の発言で唯一無二のものなっていて、無我夢中で読み進めてしまいました。
本当に出会えてよかった作品です。
いやー良かった!
ネタバレ
2025年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても読みやすい文体で、読み始めたら先が気になって止められなくて徹夜で読み終えました!
面白かったよーーーぅ
2人の関係の変化がとても丁寧に書かれていて、若干じれったさを感じつつもお互い恋人だったり好きな相手がいるにも関わらず、好きになってしまう気持ちが痛いほど伝わってきました。
何度も読み返すと思う。
初そうにうで涙したのは初めてかもしれん。笑
一穂ミチ先生の作品はアイズオンリーしか読んでないので、他のも読んでみたくなりました。
良い先生を見つけたわ!
めちゃ好き。
ドラマ化と聞いて
2024年12月17日
ドラマ化されると聞いて気になり、購入しました。もうほんとに最高でした。既に何回も読み返してます。
ドラマ化も期待♦
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じわじわきます。
ネタバレ
2024年12月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 求めてもらえない半井と一顕。
たまたまの誤送信メールから、なんとなく互いに相談するようになって、それが会社の同僚で。
わかったあとも、互いの辛さをそれとなく察し、そんなときの一顕のSOS。あの辛いって一言が胸に響きます。いままで、泣き言1ついわず、彼女をたててでも、限界から漏れた言葉。それをすくいとる半井。あの出来事で、2人は体を重ねるわけだけど、割りきってたつもりが、どちらにとっても大切で。
片思いしていた和章に抱かれても嬉しくない気持ちが、半井の今の気持ちを代弁している。
時間が、タイミングがとあるけど、最終的には互いを求めてやまない2人が結ばれてよかったです。
良かった…
2024年10月30日
ライトノベルとは思えない重いストーリーでした。攻も受もそれぞれ背負っているものが切なすぎて読んでいて苦しくなるほどでしたが、読了感は良かったです。イエスノーよりこちらの作品の方が好みでした。
作者様買い 読んでよかった
2024年10月5日
凄いな。これが十年以上前にBLとして書かれた小説、一穂ミチ先生がその頃から群を抜いていたことは想像に難くありません。

兎に角読ませる。BLであることも忘れて先が気になり読み続けました。全ての登場人物にスポットがあてられ、それぞれが大切な人生を生きていると感じられる。
ただ一つ、和章の゙事情がありきたりで彼の感情が予想通りだったのが物足りなさの゙原因に。もっと丁寧に深く和章の歪んだ感情を読みたかった。
でも大満足な作品。夜11:00時の重めのドラマにピッタリ!!
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大変良かった
ネタバレ
2024年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「イエスかノーか半分か」を読破後、新書館セールの時に購入しました。いやー素晴らしかった!
前半は鬱々とした感情で足踏み感がありましたが、あの雨の夜をきっかけに物語が急加速して一顕と整が恋に転落ちていくように、読んでいる私自身もこの物語の深み(沼)に落ちていってしまいました。
これから読まれる方はぜひ「メロウレイン」までをひとつの物語として読んでほしいですね。むしろ成就後のメ日常の生活を描いているメロウレインの方が、個人的には萌えるかなと。妄想の種が散らばっていて何度もくり返し読んでいます。
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触れずにはいられない
ネタバレ
2024年8月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 直木賞作家さんがBLを書いてらしたと知ってこの作品に出逢いました。結果、すごく大切な一冊になりました。読み応えがあります。わかりやすいテーマを据えつつ、同じ悩みを持つ者同士を心の拠り所にして、次第に惹かれ合うけれど、簡単に目の前に現れた人に寄りかかるのではなくて、ギリギリまで今の恋人・同居人に向き合い自分の足元だけは揺るがせたくない、なんとか関係を改善していきたい、という思いが伝わります。個人的には攻めの恋人の気持ちも分からなくもなくて、こういう存在をきちんと登場させたことも、リアルな現代社会を表しているような気がし、だからこそ深みのある作品だと感じました。最後ハッピーエンドに至るまでも時間を要し、それぞれが自分の中のけじめをつけ、相手を思えばこそ一歩引いて、でもやっぱり触れずにはいられなかった、という、なんとも嬉しい結末でした。攻めの荻原、ほんといい男です。
オンリーワン
2024年4月11日
文は読みやすいのに、内容はとても重いです。心身ともに相手に求められることって愛を深めることでもあるんだなぁと思いました。整と一顕は互いの好きな人から心しか求められずに苦しみます。メールの誤送信を通して知り合っていき、やがて互いが互いのオンリーワンになっていきます。「この人でなければダメなんだ」というのが切なく伝わってくるストーリーでした。
とても深い
ネタバレ
2024年3月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 二人がちょうど同じように溢れる寸前だったのが、運命のようで、もし整ではなく違う男性だったらこんな風になっていただろうか、と思ってしまいます。かおりの先輩はまだ夫婦をやっているか、疑問です。
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受け入れられない悲しさ
2024年1月13日
どちらかが我慢している関係はやっぱり無理がありますよね。恋愛相談をしてたら一線を越えてしまったと言うのはあるあるなお話。男同士でもあるのは攻めがバイだったのかなと。お互いに我慢の限界がきていて、2人がHしてから展開が急加速していき、お話に惹き込まれました。面白かったです。攻めが限界を迎えるきっかけを作った彼女の先輩が怖かった!そうとう溜まってる。産まれてくる子が心配になるレベルで怖い。初読みの作家さんでしたが当たりでした。人気作のイエスかノーも読もうと思います。
刺さりすぎてびっくり
ネタバレ
2023年9月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ セールで一穂先生の作品をまとめ買い。こちらは良くて切なくて深く刺さりました。営業の一顕(カズアキ)×総務の整(セイ)。お互いセ◯クスレスで同居相手が好きなだけに心が疲弊し体も欲求不満。間違いメールからメル友になりそれが同僚だと気づき飲み友達に。共に同居相手に限界を迎えてお互いを求め合った後は心もお互いを求めるようになり…。どちらも結婚していた訳でもなければ性的関係はなかった、終わっていたのでパートナー以外と結ばれるのに嫌悪感はなかったです。むしろ状況的に「攻と受結ばれてー!」と思わずにはいられませんでした。1つ地雷があるとすれば整が一顕と致しまくって帰宅したことがばれた時、整の同居相手の和章が嫉妬に駆られて整を抱いてしまうこと。彼にはどんなに整が好きでも致せない過去の罪悪感がありましたが、この時は我慢できなかったんですね。整が一顕を好きになる前に心の内を明かせば良かったのに。一顕のパートナーだったかおりは自業自得だと思いましたが、整が好きなのに手を出せなかった和章は可哀想だと思いました。肝心の二人はお互いのパートナーと別れた後、2か月後位にやっと恋人になります。きちんと二人がイチャイチャするところまで書かれてますので不穏な経緯は心配せずお読み下さい。
大変良かった
2023年9月10日
感想をスマホのメモに書き連ねてみたら軽く1000字なんて超えてしまった。コピペもできないし、短くまとめるにも書き留めていた時の自分の熱量が失われていくしでうまくいかない。
萩原と半井さんの相性が良いのは、お互い性欲と愛情が両輪となった恋愛を望んでいるから。そこが違うと一緒に暮らしていても歪みが生じ破綻する。BL小説でありながら男女の同棲を普通に物語に登場させ、またかおりの先輩夫妻のエピソードも強烈で、一般的な「家族」というものの不安定さや脆さも描き、男女だからとか男同士だからとかいう次元ではなく、相手を身体ごと求める気持ちを肯定する、それを肯定し合える間柄の相手に出会うまでの、苦しく切ない重みと、うるさくも静かな、いろいろな雨の仄暗さ冷たさ温さ、雨が上がった時、夜が明けた時、こころが晴れた時の眩しさ、求めるものに出会えた嬉しさ、興奮、幸福感。いろいろな感情を受け取れる良い作品でした。
はあああ
2023年9月2日
一穂先生の作品はイエスノーシリーズに続き、2シリーズ目です。あちらのシリーズも重たいシーンがありましたが、色々なことを考えさせられる場面があります。2人が関係を持ったのは、単純に浮気や裏切りじゃない、どんな気持ちで、どんな背景があってというキャラクターそれぞれのバックグラウンドが丁寧に描かれていてとても面白いです。受けの方も攻めの方も読んでいてずっと苦しかったけど、雨が止んだとき、本当に光がさしたような気持ちになりました。オススメです!
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素直に正直羨ましい
ネタバレ
2023年6月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ それぞれのパートナーと別れた後に少し時間はかかったけど、愛する人と一緒になれた2人を率直に羨ましいと思いました。それぞれの苦しかった関係の後で受け入れられ、心身共に愛される喜びを確かめる事が出来たっていいなぁと。女はただ人に甘え過ぎ、でも色々な想いと考えで自分をがんじがらめにしてしまった和章には少し同情します。でもそれも他人を巻き込んだ誰も望まない変な自己犠牲ですけど。
すごく良かった!オススメします。
2023年4月30日
こんなに良い作品なのにレビュー数が少なくて勿体無い!みんなにもっと知って欲しいと思える作品です。
やっぱりノベルは良いですね。とても細かくゆっくり丁寧に心情も出来事も表現されていくからとても共感しやすい。
話は主人公2人のモノローグが行ったり来たりして、最初は読みにくいかなと思いましたが、そのうちだんだんとそれぞれのモノローグに特徴を感じて割とスムーズに読めました。
人生って、恋愛って、人間関係ってそうそう、こうやって行ったり来たり絡まったりしながら進むよなと思い思います。
話はじっくり進みますが、エロいところはとてもエロくてそれもとても良いです‼︎
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すごいんだよこの作品は。
2023年4月17日
すご過ぎてもはや何を書いたらいいのか分からなくて書いてなかったんですけど、イエスノーが大好きで、国江田さん至上主義なんですけど、でも一穂ミチ先生の「作品」の中でどれが一番好きかと問われると、これだなと思う。一般文芸でも認められたいま、是非ともこの作品を一般文芸としてみんなに読んでもらいたいと思うけど、でもたとえばそのためにエロをマイルドに書き直したり割愛したりするとなると、それはもう違うんだよなあ。BLの中にはエロ無くしちゃっても物足りないだけで話としては問題ないだろう作品も多いですが、この作品に関しては、マイルドに書き換えても駄目なんだよなあ。必要なんですよ一言一句が。身体を繋げることでどれだけ心が満たされるのかが。何が言いたいかって言うと、BL界隈でしか読まれないのはすごくすごく勿体無いどころか、文学界にとっても損失ってこと!
最高
2023年4月16日
誰がどんなふうに辛いのか、ただ読んでい
るだけでちゃんと分かる
重苦しい部分が長く続いてもとにかく読むことをやめられない
とても読み応えがあって面白かった
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三大名作のひとつ
2023年4月8日
イエスノー、新聞社シリーズと並ぶ一穂先生の名作。林檎も入れて個人的には四大名作のひとつ。あらすじだけでは想像もつかない切なくて健気で運命的な展開に読む手が止まりません。この後メロウレイン、ナイトガーデンとお楽しみが続くので未読の方が羨ましい。
雨に…
2023年1月20日
ふったら土砂降り…、から雨降って地固まる。となったのではないかと思う
お話し。そう言ってしまったら簡単な感じですが、奥が深かった。雨上がりには
きっと虹が出ていると…。そんなお話しでした。

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せつないけれど。。
2022年12月30日
付き合って一緒に暮らしている相手がいるけれど、求める気持ちが伝わらないもどかしさ辛さが、ひしひしと伝わってくる。それと同時に、親子でも兄弟でもない恋人や夫婦ってなんだろということも考えさせられる。最初、主人公らしき二人がどういう流れで付き合うことになるのか全く想像がつかないかった。少しずつ話が進むにつれてそれぞれの人物について、今いる環境、状況について読者に伝えてきて、二人の偶然に接点をもつところからジワジワとそれぞれの感情や思いが流れてくる。気が付いたら同じような視点で物語を進んでいるような感覚だった。タイトルに「完全版」とあるのは最初WEB小説だったのを、紙の本に編集した時にページ数に合わせる為編集された。それを完全版にあたって割愛したところを追加再編集したそうです。なるほど、何故このような行動に出たのかとか、どんな気持ちでその行為にいたったのか等読み手に自然に入ってくるような感じです。
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苦しみを分かち合えること
2022年12月19日
読んでいて、すごく辛かった。
閉塞感のようなものを感じた。
その分2人の交流の暖かさをものすごく感じたし、
とてもよい話だった。
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良かった〜!
2022年12月17日
先に「ナイトガーデン」から読んでしまいましたが、違和感なく読むことが出来ました。と言うか、ホント良かった、面白かったです!なんか、色々な場面が秀悦で美術館のメールの場面は凄いと思いました😄最高なバレ方だと思います!とにかく、二組のカップルが幸せになれて本当に良かった!
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胸が震える作品
2022年9月7日
本を手放してしまい、どうしてもまた読みたくなって電子で購入。何度読んでもいい作品だと思う。一穂ミチさんの文章力が光る作品だなぁ、と。イエスノーも好きだけど、この作品が一番好き。実写で映画化して欲しい!
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読めてよかった。
2022年8月26日
雨が降ったら、ふたりを思い出すだろなと。

読み始め…攻めであろう萩原のキャラが好みでないなと警戒しながら読み進めた。

読み進めたくうちに、その警戒はすぐにゆるんだけれど…

恋物語なんて軽いものでなく、いい重さだった。
単純に、いまのSNSや交流媒体にはない良さが詰まっていて…なんだか懐かしくも歯痒くもあり切なさも嬉しさも盛りだくさんだった。

結構みんなあるんではないだろうか。
あんな風にメールのやりとりが実際に会うよりも声を聞いて話すよりもまた違った身近さを感じ相手に物凄く心が持っていかれる様って。

あああ読み終えてしまった、おもしろかった。読めてよかった、出会えてよかった。
紙で買い直さなければ。
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読む順番を間違えた
2022年7月26日
ナイトガーデンを先によ読んでしまいこちらを読んでしまいました。最初は失敗した。と思ってましたが、和章の気持ちを知った上で読んだのでめちゃくちゃ苦しかった。色んなことがとてもとても苦しかったです。
んでまたナイトガーデン読みたいと思いました。これ順番を間違えても正解なやつだと思います
あまりBLには
ネタバレ
2022年7月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 致してる所は必要なく読み飛ばす派でストーリー説明を見て中々読む気になれず積読したまま放置していました。しかし読んでみると心理描写がとても丁寧かつ繊細で一顕の苦しい気持ちが伝わってきました。でも、かおりだけが悪いわけじゃなく合わない2人だったんだな…と。これからは整と2人でゆっくりお互いを尊重した恋愛をしていって欲しいです。
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最高の文学作品です
ネタバレ
2022年6月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一穂先生の才能に感銘を受けること間違いなし。梅雨の時期に読んだこともあり、雨音に耳を傾けたりしました。長く付き合っていると少しずつすれ違うこともありますね。どちらかが我慢して守ろうとしても結局は破綻する、わかっていてもすがりつこうとしてしまう。自分の弱さや辛さもすべてさらけ出して、受け止めてもらえたら、こんな素敵な関係はないでしょう。一見、性格が合わなそうな二人が求めあうようになっていく様は何度読んでも素敵です。
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身体を繋げること、心を繋げること
2022年3月8日
一穂先生の作品を色々読んでみています。
この作品、BLラノベというより文学作品のように感じました。そして、すごく大人向けの内容。
自分が10代だったら内容も登場人物の悩みもきっと理解できなかった。いい年をした大人にこそ刺さるものがあるお話だと思います。

主人公の一人、一顕が悩んでいる恋人・かおりとのレス。この悩みの一顕とかおりとの温度差、認識の違いがリアルです。
かおり酷いなと思う一方、こういう人も一定数いるんですよね。
一顕に感情移入してしまって可哀想で…整がいてくれて良かった。逆も然りですが。
悪いことをしているわけじゃないのに、自分の存在を肯定できなくなっていた一顕に整がかけた言葉。どんなに救われたことかと思います。心に沁みました。

しかしお話を通してずっと何考えているのかよく分からなかったのが和章。
拗らせすぎていて全く感情移入ができず。生殺し状態なのに整の側を離れない感じにイライラしました。
もうちょっと何考えてたのか理解したいので、スピンオフ読んでみようと思います。

身体を繋げることと心を繋げることについて考えさせられる作品です。
よかった
ネタバレ
2022年3月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず文章が読みやすいので、小説でもスイスイ読めました。
終盤まで和章とかおりが何を考えているのわからず、整と一顕がかわいそうでしたが、わかってしっかり別れができてお互いのために良かったと思います。人の考え方はいろいろあって難しいなぁといろいろ考えながら読む一冊となりました。
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良い
2021年11月30日
文章表現は美しく、リアルな描写は時に心を抉るように刺さります。タイトルもぴったりですごく好きです。何度も読み返す一冊になりました。
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膨らみすぎた風船が破裂する時
2021年11月27日
読み始めたら止まらなくて気付いたら朝になってました。成り行きが気になり過ぎて、ふたりが笑える未来が見たくて時間がたつのも忘れて読破してしまった。パートナー(?)に体の関係を拒まれ続けている二人がひょんな事から繋がり、傷を舐めあい、惹かれ合い、ふたりでどしゃ//ぶりから抜け出したんだか、どしゃ//ぶりにふたりで飛び込んだんだかみたいな流れが凄く良かった。求められる事への安心感や充足感って関係を継続させる上でやっぱり必要不可欠だと思っていて。子供を作る事、は、結果じゃなくて、求め合い満たし合い、愛し合った過程に過ぎないと思うので、話し合いもせず一方的にそれを放棄しちゃう事への擁護は一切出来なかった。飼い殺しはだめでしょ。変な話ですが、和章と整の恋物語にした方がBLとしては正統派?だった気がします。すれ違いを乗り越えて。みたいな。結果一顕と整の恋物語だった訳ですが、若干棚からぼたもち的な終わり方なので、偶然じゃなくて必然だったんだよ!みたいな2人のアレコレ的な続編を求めてメロウレインも読もうと思います。
作家買いして、間違いなし
2021年8月2日
作家買いされる人の中には、
たまに、あー、これは趣味じゃないなとか
これは、前作読んだほうが良かったなとか比べちゃうこともあると思います。

しかし、これは、作家買いの中で
全然後悔しないと思います。
何度読み返しているか・・・
2021年6月30日
全作読んだ一穂作品の中で、一番読み返しているのが本作です。何度読んでも毎回胸をギューッと引き絞られ、涙が溢れます。一顕・整の寂しさ辛さ虚しさがこれでもかと伝わります。数ある一穂作品の登場人物で個人的一位は一顕です。スピンオフの「ナイトガーデン」では和章が主役。2つの作品を読むことでさらに心揺さぶられる感じです。
面白かったです!
2021年6月19日
面白いかったです!
ちょっと個人的な恥ずかしい感想書いていたので削除しようと思ったら1度書いたレビューて削除できないんですね(T_T)
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ハッピーエンドです
ネタバレ
2021年6月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ たまたまアドレスミスによる誤メールで、悩みを相談するようになった同じ性に関する悩みを抱えた2人が、今の相手を大事にしつつ、自分の気持ちに気付き、惹かれ合うストーリーは悲しい場面もありつつ最後は幸せな気持ちに包まれました。かおりに萩原を責める権利は無いのでは????めちゃくちゃそれって辛いこと強いているの気づいてる???とかおりにかんするストレスはめちゃくちゃ溜まりました笑
一般小説が直木賞候補になったBL作家さん
2021年6月18日
BL小説です。凪良先生に続き、またひとり有名なBL作家さんが腐界から旅立たれてしまう。。。と喜びと哀しみの入り混じった思いを持って聞きました、一穂先生の一般小説「スモールワールズ」が直木賞候補となったニュース。とは言っても先生の作品、実は未読だったので、切ないという高評価あったこの作品読んでみました。
雨が降らない途中までは、ライトノベルではなくて完全に文学ですね。主にドロドロとした性衝動について思い悩むメインふたりの会話とモノローグでお話を繋いでいくのですが、ふたりの視点の交換がかなり頻繁なので、誰の発話と視点か注意して読む必要あって、サラサラ一気に読める感じではありません。(凪良先生の作品は視点交換がほぼ章ごとなので、その点かなり読みやすいですね)
前半は、いくつかの思いもかけない告白に驚かされつつ、かなりジリジリとした展開で我慢した分、後半に土砂降り、まさにめくるめく濡れ場になってそういえばBL小説だったな、と思い出しましたよ。漫画に比べてまだBL小説はあまり読んでないのですけど、一穂先生の濡れ場描写はかなり言葉のバリエーション豊かだと思います。
視点がふたりだけだったので、何を考えてるかわからない登場人物がスピンオフ「ナイトガーデン」の主人公らしい。まずは、短編を纏めたという続巻の「メロウレイン」読んで、そのあとナイトガーデン読みます。
まさに
2021年3月2日
レスを扱った作品で、タイトルがいい。
他にない雰囲気です。大人な恋愛です。面白いというより良い作品とか響く作品という感じです。
続編買いたいけど、値段が高くて悩みます。
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なかったことにはならない雨
2020年12月30日
「ふったらどしゃ ぶり」作者にはまって次を選ぶ時、このタイトルにひかれました。すごく良いタイトルですね。言葉の響きとあーあ、って呟いてしまいそうな、それでいて潔い。心が繋がっているなら満足したらいいんじゃないのか。体も繋げたいと思うのは勝手な欲望にすぎないんじゃないか。一顕の辛さは欲望の解消より自分の一部が肯定されないことに何度も傷つき怯えているのだと読んでいてハッとしました。レスについてぼんやりしていたイメージを言葉で知った気がします。かおりの先輩のエピがあることで作者がこのテーマに真剣に取り組んだんだなと感じました。嫌な女でしたが彼女には彼女の物語があって本当は幸せな妊娠をしたかったのに違ってしまった苛立ちがあるんだろうな。誰も悪くないけどボタンの掛け違いのようにズレていった一顕とかおり、整と和章、どちらもゲイではなかったのに共感していく一顕と整。変わっていく関係と感情を見事に描いていました。そしていつもエンディングに美しい余韻を感じます。
重い…辛い…でもよかった
ネタバレ
2020年12月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ いまだからこそいい作品、と思うけれど10代とかに読んでいたら拒否感も出ていたかも。大人向け。

彼女であるかおりの態度もリアルで…
小さなすれ違いこそ、こんな小さなことすら叶わない、となりがちですね。
かおりの先輩のとこだけはやはり気持ち悪くて読み返したくない。あんな人が母になるのか…。

悩みを吐き出せて、すごいタイミングのすごい出会い。
ストーリーの展開が本当に見事。
ただ時々どちらのセリフ?となる箇所が何箇所か。視点も行き来するのでなかなかするりと読めない箇所も。
わたしだけかもしれませんが。
「イエスかノーか半分か」より好き
2020年12月23日
性に関する難しいテーマで読みごたえがあり、誤送信きっかけというロマンチックがあり、誤送信相手は実は同僚で互いに悩みや本心をさらけだすうちに同士同僚以上の気持ちが芽生えるドラマチックさがあり、彼女持ちノンケが男に溺れるファンタジーがあり、腐女子を満たす激しいエッチもあり、はじまりはいつも雨という切なさがあり大満足な内容でした。
面白かったです
2020年12月18日
イエスか〜流れで来て、ちょっと迷ってましたが買って正解読ませてくれてありがとうでした。くっつくまでって感じなので、スピンオフ、短編集との事ではじめ迷っておりましたが、本編読んでる途中で購入。あかん読ませて!みたいな。
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すごく良かった
ネタバレ
2020年9月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 現在進行形の二人の痛みが胸に刺さるようで、よく聞くレスの辛さが初めて分かったような気がしました。
限界に達した一顕が救いを求め、救った整も救われたのが伝わってきて、それでも二人には帰らなければいけない場所があって…この一連の場面がドラマを見ているようでした。
二人がきちんと整理して幸せになれて、本当に良かった。
少しずつ距離を縮めて幸せになっていく様子はメロウレインで見られるので、ぜひ。
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すごく現実的
2020年6月25日
この内容はけっこうリアルじゃないでしょうか。レスの方多いし、淡白な方増えてる現代で。やりとりが妙に生々しくて、わかるわかるとなりました。初めてこの作者の作品を読み、すぐ読み終わりました。面白かったし、読みやすいです。最初の友達期間の2人のやりとりからのエッチまでの流れ、こういう展開でするのか!と、ほほ〜となりました。BLじゃなくても、共感できる方いっぱいいると思います。
凄い
2020年5月9日
整と和章の関係と 整と一顕の関係 一顕とかおりの関係が凄く絡み合って読み進めるうちにそれぞれが抱える心の奥底が見えてくると重い・・・とは少しニュアンスが違うかもしれませんが引き込まれていくお話でした。
くるしい
2020年4月24日
ふたりの恋愛の悩み、心情がリアルで胸が痛かった。ありそうでないであろう出会いが無理なく進んでいく感じや、ふたりが少しづつ同じ温度で惹かれあっていく感覚、最後の情熱的な感じが丁寧に書かれていてとてもよかったです。
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なんでこんなものが書けてしまうの…
ネタバレ
2020年2月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前半、いろいろバレてしまうシーンまではヤキモキがすごくて「うはー!つらい!」って感じだったんですが、二人が身体をつなげてからは、またすごいヤキモキで。なんだこの全編すごいヤキモキ感!読んでて辛いのに最高! 身体をつなげるシーンの激しさ、丁寧さ、濃厚さ、切なさ、今まで読んだBL小説の中で最高でした。
重い、苦しい、にがい
2020年2月20日
迷った末に、ようやく気分が乗り、よし読むぞと意気込んでから購入。
攻め側の事情が不憫すぎて誠実であろうとする攻めなのに浮気?してしまうのも納得の展開でした。
ずっと悩み耐えて「きつい」「つらい」と攻めが溢した瞬間、読んでいて心が抉られるように痛かった。

そんな攻めを受け入れる受けも、確信をもって攻めを好きだとなってたら腹黒泥棒猫に成り下がるかもしれないけど、そこも絶妙な惑いのタイミングだし、ボロボロになった攻めを癒すためには仕方ないと納得できました。

ただ受け側の事情、和章がよく分からない設定になってしまっていたように感じます。嫉妬や終わりを感じて整を無理やり自分勝手で抱いてしまうなら、整の懇願の時に抱けたのでは?
罪悪感で抱かなかったなら、普通は最後まで抱けそうにないよなぁとちょっと疑問でした。
最後まできちんと和章が抱かない悲しみを描くと受けが悪印象になってしまうためかな?とか(スピンオフを読めば分かるんだろうけど整を抱いてしまったのでそこまで魅力的なキャラでは無い)
考えても仕方ないんだけど、考えてしまうような作品でした。
求められない辛さ
2020年1月27日
自分の存在を認められる、認めてもらえていると感じられる、という心情が丁寧に描かれています。心に響く作品です。
「どうしよう」の台詞に泣きました、ら
どしゃ降り
2020年1月14日
出会ってから少しずつ引かれあう2人が繊細な描写で描かれていて、ところどころに雨の描写と相まってぐっときます。ただ好きでただ一緒にいるだけで幸せな感覚が、もう一方には地獄の苦しみになりえるんだって思うとなんか切ないですね。
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降ったらどしゃ降り
2019年8月21日
作家買いです。立ち読みもないしあらすじは重そうだしで長いこと迷って迷って、でもクーポンのあるタイミングで思い切って購入。後悔することはないと思って買いましたがやっぱりすごく良かった。ただ内容が重いのは事実なので気軽に読み返すことができません。。。お互いの事情と、それを知るきっかけと、容量を超えて降り出した雨。それぞれの事情が分かるというか、そういうこともあるよね、ってことだけに余計辛い。かおり以外が幸せになれなかった均衡が崩れて、幸せじゃない雨を経て、そしてようやくの晴れ間って感じ。スピンオフで和章の話があるみたいなのでそちらも読みたい。かおりもスピンオフ欲しい気もするけど、やっぱり男3人の方が重視されてる感…ちょっと性格悪いとこあるし…BLだからしょうがないけど…
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一度読んだら忘れられない話です
2019年8月6日
読んでて、苦しくて、辛くて、せつなくて、何度も読み返すことはできないけれど、心にガツンときて一度読んだら忘れられない話です。
題名の通り心情と共に雨の描写が変化し、話のどこを読んでも雨を感じる話になってます。そのせいか、要所要所のシーンが印象深く忘れられません。

二人のやるせない気持ちがすごくせつなくて、でもだからこそ二人が偶然にも接点を持ち、誰にも言えない悩みを相談できたこと、お互いに惹かれあった事によって一歩踏み出せたので、すごく感動しました。
題名のふったら~、そのもので、二人が関係を持ってから転がるように進む展開にとてもドキドキさせられます。二人がこのまま別れるというエンディングさえも想像できてしまい、読んでて苦しかったです。でも最後はもちろんハピエンなので、そこは安心して下さい。せつなさの分だけ幸せなエンディングに感動します。もっと二人のラブラブが読みたいので、早く短編集「メロウレイン」を電子化してもらえないものだろうか。。。
性と承認と愛と
2019年4月29日
BLは多くが、登場人物は十分性的であることは前提にあって、それと別にストーリーが進むものですが、この作品はその「性」がテーマ。
レスの悩みを持つノンケとゲイが偶然が重なり出会い、「性により承認されない」宙づりの気持ちの辛さを共有し、愛が生まれていくのがとてもドラマティックです。性的承認を求める気持ちが性的指向すら超えてしまう瞬間のシーンは息をするのを忘れたように読み進めてしまいました。受けが同棲していた幼馴染が、なぜ同棲していたかそして何故同棲していたのに性的関係を持てなかったか、そういう背景も描かれててとても辛い気持にもなります。スピンオフも読んでようやく落ち着いたぐらい。読後の充実感がすごいです。
泣きました
2019年1月4日
作者買いでしたが、本当に切なくて涙が溢れました。好きな人が目の前にいるのに触れられない、触れてもらえない。気持ちと身体の関係。難しい事ですが両方大事。自分を丸ごと受け入れてもらえる行為は汚らわしい事じゃない。まとまりがありませんが、ぜひ読んでみて欲しいです。
ふたりの気持ちのままに
2025年3月28日
主人公ふたりの気持ちを正と捉えて読めば、心情をすべて読むことができるので、それはハッピーなストーリーとなるわけですが、
そこまでのふたりの気持ちとその相手の気持ちも決してそれはバットではないし、
もし、ふたりがあっけらかんと自分の気持をぶつけなければ、起こり得なかったわけで
とても上手いなと思います。
心情がわかりやすく、書かれていて、あれこれと悩まずに読めるところも好きです。
絡み合う
2025年3月23日
同棲中の彼とセック○レスな一顕は自身に送ったメールが手違いで整に届き、整は同居中の幼馴染に片想い中だった。お互いに相談し合うようになるが、、、絡み合う糸、切なくて虚しくて少し優しい気持ちになれる
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文学的作品
2025年3月8日
キャラクターの魅力が素晴らしくストーリーに奥行きと深みがあります。異性同性関係ないことを改めて実感させられました。一穂ミチさんの描く文体や登場人物たちの心情の細やかな表現力はいつも素晴らしくとても心が動かされます。
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文章の艶
2025年3月3日
情景描写と心象描写がまさに文章で魅せる妙と艶で覆われた作品。それはそれは上手く描写されているからこそ迫る苦しさ、切なさもあり、、、じっくりと読み耽るべき1冊となっていました。すごく印象深い作品です。
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サラリーマン好きには特にオススメ
ネタバレ
2025年1月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ ドラマから知って購入しました。レスに悩む一顯と恋人未満友達以上の思いをお互いに抱えながら友達と同居しているも性の触れ合いは一切なく悶々としている整の話。
一人一人の人物像や背景、会話なんかも池に足がついていてとてもリアル。BLではありながらもヒューマンドラマのような雰囲気もあります。(エロの描写がいっぱいあるのでそこはBLって感じですが!)
主人公2人はメールで距離を縮めますがお互いがメル友の相手だと知るまではただの同期という感じでメールとリアル、どちらの距離の縮め方もリアルで会話がとても心地良いです。一夜をきっかけに転がり落ちるように恋に落ちる描写も凄く腑に落ちるものがあります。浮気モノ、NTRモノって多数あると思いますが誰も悪くないと思える浮気モノって凄く稀だと思います。凄く質感が大好きな作品でした。サラリーマンの日常の描写が丁寧で萌えるのでサラリーマンが好きな人は特に読んだ方が良い!
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切なく甘く夕立後の匂い立つような整が好き
2025年1月17日
ドラマの題名が気になり検索して原作本を見つけ事前知識なしでし読み始め途中、どーなるんだろうとアレコレ想像して、ああそーきたか!とか、えっ?そーなるの?とか、心が忙しく動かされました。結ばれるときの会話も良かったです。ちょっとでいいのでアフターストーリーで明るく可愛く笑いあってるところどころをもう少し読みたいです。
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一気に読みました。
2025年1月11日
読み始めた時は、肉体なしで付き合える関係って何?と思い、そこから引き込まれるようにして読み終えました。

性別関わらず、肉体的な繋がりでしか分からない関係性の脆さみたいなものが分かったような、はぐらかされたような・・・、読み終えた後に色々と考えさせられました。

読んだ時間は無駄にはならなかった面白さは必ずあると言えるので、読み応えはあります。

☆4なのは、単に好みの問題です。
面白かった
2023年5月8日
個々の思考や背景が、彼らの性事情を歪ませて、それでも大人として止まり目を瞑りやり過ごそうって、凄くリアルに感じました。
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2人共に必要だった行為
2022年10月17日
このタイトルが本当に秀逸!!2人には必要な行為だったんだよ。
女の言い分には納得いかないが、和章の生き地獄の生活を選んでるのも理解しがたいが
本当にふったらどし〇ぶりで納得。なにより一番彩子が強烈で怖いより恐ろしかった。
タイトルなのにキーワードに引っかかるって笑
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萌えよりも考えさせられた話
ネタバレ
2021年9月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ (BL小説)

タイトル通り雨が降り続き喧騒を消してくれる雨音に逃げつつ 鬱々と乾いた心が雨に浸食されるような話で、後半のまさに土砂降り展開は私も濡れ鼠になった気分でズシリと心にきました。連日雨の夜に読了です。好みかというと萌えなかったので微妙ですが、和む挿絵のタイミングが絶妙で助かり^^;
展開の説得力が良かったです。

彼女と同棲二年の男と、同性幼馴染と同居中の男の二人が抱える苦悩は、円満同居なのに相手に向き合って貰えず触れる事さえ許されない性事情。誤送信からメル友となり悶々とした気持ちを互いに解放するうち、同期同僚だと気付く27歳同士の営業部一顕×総務部整。

〈優しく望まれ優しく拒まれ続ける〉←辛い関係に傷つく二人が距離を縮めて行く展開は、雨の情景と切実な苦悩と満たされない性欲がリンクし息苦しくも引き込まれ、一線を超えた二人の没頭からはエロさよりやっと生身の人間になれた生を感じました。

一顕・かおり・整・和章のヒューマンドラマの軸にあるBL。
秘密を分け合ったのが同性だから成立してるんですね。
女性に相談ならヤバい絶対読んでない(笑)

→続編+番外編『メロウレイン ふったらどしゃ ぶり』
→スピン和章編『ナイトガーデン』

※どしゃ ぶりの'しゃ ぶ'が不適切用語って(°_°)
悩ましい
2021年9月1日
それぞれの葛藤が手にとるように伝わって苦しかったけど、ハッピーエンドでよかったな。今までの関係を変えるのも怖いけど新しく好きな人がいることで頑張れるし,なにより素のままでいられる相手って幸せだな…
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息苦しさを感じるほどの恋…
ネタバレ
2021年8月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 彼女と同棲中セック○○スの男(攻め)と
好きな男とシェアハウス中、抱いて欲しいと願う男(受け)の
恋物語。
女と別れないならBがLになるのか⁉️
疑いながら読み進める(笑)
結果、BLなのだ、これは‼️
愛情も恋情も恋なのだ!それは異性とか同性など
関係ない!
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3大欲求
ネタバレ
2021年3月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 好きな人に拒まれ続けるって辛いと思う。かおりはもう少し反省してもいいよね。
お互い人に言えないものを抱えている2人が、メールで近づいていく感じが良かった。
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おもしろかった!
ネタバレ
2020年11月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一気読みしました。二人がくっつくまで長かったので、幸せになってからの話がもっと読みたいなと思いました。あと、和章との最後の夜のできごとが、個人的にはイヤでした。。。
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タイトルの意味
ネタバレ
2019年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2人の関係性が動くところから、タイトルの本当の意味がわかったような気がします。たしかに土砂ぶりだった…。個人的には和章が少し不憫に思いました。もちろん整の苦しみを否定するつもりはなく、ただ、結果は同じでも、2人がちゃんと向き合っていたらもう少し苦しみは軽くできたんのではないかと思ったりしました。かおりちゃんは微妙です…女性としてわからなくはない感覚なだけに、そしてとってもいい子だなと思えたので歯がゆい。
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旧版読みました
2019年5月18日
BLコミックを読みはじめて少し経った頃に旧版を読みました。起承転結が普通?にあり、じっくり読ます展開に初のタイプだと思った記憶があります。BLらしく性的嗜好の話しは直ぐに出てきても♀入り乱れて進むのは始めて読んだかも、です。その割りに転機までHなしだし真剣に読み進み色んな愛のカタチと切なさが残った作品でした。
旧版に加筆している
2018年12月22日
以前に配信されていた旧版が無くなって、ページ数の都合上、省かれていた部分をあらたに加筆した完全版とのことです。うーーーん(--;)それならそうとちゃんと記載して欲しい。
翻弄
ネタバレ
2025年3月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 報われない愛と性に翻弄されるふたりの男の子の究極恋愛小説となっております。なかなかおもしろかったです。
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途中から理解不能
2025年3月31日
表紙のイラストが儚い印象で、とても惹かれました。内容としては、途中まではとても良かったのに、唐突に変な展開になって少し残念な感じです。
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作家名: 一穂ミチ / 竹美家らら
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 新書館