ここまでビジネスマンっぽいBL、初めて読みました。異世界なのに、普通のリーマンBLよりももっとビジネスマンな誠一郎です。あ、社畜ね。仕事ぶりが具体的すぎて、なんていうか、こんな人居たら引っ張りだこだろうなぁ(現代でも)と思ったりしてた。絵は漫画の方が好みです。あまりに仕事仕事が多いせいか、何となく、二人のお互いを思うポイントが、いまいち分かりずらいというか、刺さらなかったというか...キュンキュンした甘い感じはなかったかも。まぁ、二人ともそんなこと求めてなさそうですけど。ただ、世界観や、相思相愛に至るまでの過程とか、今まで味わったことのない展開続きで、引き込まれてあっという間に読み切ってしまいました。読後の満足感はかなり高かったです!後書きにも書かれていますが、別軸のお話もある...のかな?まだシーモアさんにはなさそうですが。二人の話は完結してますが、え、あの人たちはどうなったの?っていう人が何人かいたので、それだけは気になったかなー。いずれにせよ3冊続いて大変満足でした。