かくしてシリーズ、第一巻。「獣はかくして交わる(本作)」→「獣はかくしてまぐわう」→「獣はかくして囚われる」→「獣はかくして愛に啼く」で完結です。
完結されたので一から読み返したのですが、やはり面白い!
レビューにも多くあるように、主人公が芯が強くて男前、攻めもさらに上手を行く男前、という感じです。
そんな感じのふたりですし、ギブアンドテイクで始まった関係ということもあり、初めの方は甘さもなく、それこそタイトルの通り獣が交わっているような感じです。ですがだんだんと絆が深くなっていき、いろいろと乗り越えて関係が続いていく様が素晴らしいです。
軸にあるストーリーもかなり壮大で、ハラハラとする展開が続き、かなり読み応えがありました。
あとは、、、いろいろと濃厚です。結構変態的なものもあるので、普通のものは食傷ぎみという人にもおすすめです