ネタバレ・感想あり今度は死んでも死なせません!のレビュー

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お人好し×健気
ネタバレ
2025年3月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 巻き戻ったから全て上手くいくのではなく、空回りしながら必死に攻めを守ろうとする受けの健気さがよかった。お人好しすぎる攻めが時折り垣間見せる嫉妬心にも萌えました。
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何もかもが良かった
ネタバレ
2025年1月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ お話としては、昔別れた攻めが死んでしまい、受けが過去に戻って今度は死なせないように頑張るというタイトルどおりのものです。
テーマとしてはありがちですが、すっごく面白くて夢中になって読みました。どこが良かったか書こうにも全部!てなっちゃって困るくらい良かったです。読んで良かった。きっとこの先も何回か読み直すんだろうと思える作品です。
文章も読みやすく上手で、なんというか無駄なくテンポよく進んでくれて、でもダイジェストな感じはまったくなく、すごく濃密な物語でした。いらないシーンも描写もなく全てが繋がってるというか。
基本的にシリアスなんですけどくすっとくるところもあるし、苦しくて泣きそうになる場面もじーんと暖かい気持ちになって泣きそうになる場面もあって、映画みたいでした。
社会人経験を積んで昔より図太くなった受けが、攻めを死なせないためにがむしゃらに頑張ってるのも良かったですし、そんな殻を破った受けの姿に、決別しようとした執着心を刺激されてずぶずぶはまっていく攻め…とても良かったです。
元々の付き合った経緯も、攻めは受けのこと恋愛的には好きじゃなかったけど告白されて放っておけなくて…というのも攻めの性格からするとなんかリアルだし、そこで攻めに無理させてしまったとずっと自分を責める受けと、付き合ってから受けに惹かれて(この好きになった理由も攻めのお人好し性格からの空虚さを受けが埋めてくれたって感じで良い)、ちゃんと好きになったのに想いが通ず別れを決めた攻めも良い。なのに巻き戻ってきた受けに友達で良いから!と縋られ交流関係を広げる姿にそりゃ気が気じゃなくなるよなと。
何が受けをそんなに変えたのか気にする攻めにあなたのためだよー!!と言ってあげたかったし、どこかで伝えるかなとワクワクしたのに言わずに終わったところが唯一の残念ポイントですかね。でも実際そんなファンタジーなこと言えないのも分かるのでしょうがないと思います。
それぞれの家族もよかったな。優しい伯父伯母には何回か泣きそうになったし、攻めのお父さんお母さんの反応もリアルで良かった。あの年代のお父さんが男同士を受け入れられないのも分かるし、そこから攻めに怒られて思うところはあれどプレゼントされたドック券使ったり黙認してくれてるのが、価値観が違いながらも優しいお父さんって感じで良かったです。
なかなか感動
2024年10月14日
初作家さんでしたが、高レビューに惹かれて購入しました。買って正解!最後まで飽きることなく読み進めることが出来ました。テンポが良く、ハラハラドキドキのお話です。
タイトル通りのストーリーだけどそれ以上
2024年6月28日
正直に言ってしまうとあらすじはタイトルでネタバレしてるし、異世界ものではないけど突拍子もないというか現実ではあり得ないけれど、二人の気持ちを読み進めるとなんとも心揺さぶられる思いがして読み終わったときに『読んで良かった』と思えたので
高評価にしました。長編ものと比べると分が悪かったりツッコミどころはある気がするけれど、読後の充足感はあるので損はないと思います。
タイムリープして頑張る主人公がよかった!
2024年5月30日
当時は嫌われたくなくて消極的だったけど、湯峰の死を回避するために今度は積極的に頑張る貴文がよかったです♪お人好し過ぎて死んだ湯峰。貴文のおかげで未来が変わって2人が幸せになって本当によかったです。
何度か泣いちゃった
2024年5月10日
主人公の過去が不憫で、何度か泣いてしまいました。
これは家で1人の時に読むことを推奨します。泣いちゃうので。
ちなみに黒髪君受け、茶髪君攻めです。購入前にどっちかなとちょっと心配だったので‥
この攻め君、とても優しい男なんですが、受けに対しての執着は一歩間違えば
度がすぎる愛が故のバッドエンドとかもあり得そうな仄暗さが垣間見得て、すっごく良かったです。
ただ攻め君が嫉妬しまくるだけの続編が読みたすぎる。
いやー面白かった。
おすすめです!
泣ける!
2024年4月25日
タイムリープして、人生を好転させるお話しです。最後までドキドキしましたが、思っていた以上に二人の感情が細やかに描かれていて泣きましたぁ~!いいお話しでした□
読後もスッキリ
ネタバレ
2024年2月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2人とも我儘を言えずにいた過去のルートから一転、自分に素直になって幸せルートに進めて本当によかった。泣きました。これからは後悔がないようにラブラブで死がふたりを分かつまで一緒にいるんだぞ。あと冒頭シーンのおでん屋でのやりとりで、辛かったことももう一度やり直さなきゃいけないみたいなとこ、タイムリープへの解釈リアルだな〜と思いました。それでも過去に飛んだのはもうラブラブになる運命ですね。
好きすぎてツラい‥
2024年2月3日
すみません、海野幸先生大好きだけどこちらはループものかなぁ〜?程度で特に興味もって読んだわけではないんです。

そうしたらおもしろいことおもしろいこと、、タイトルと表紙で侮ってたことお詫びします‥。
だってラブコメ風の表紙じゃん?海野先生だから安心安全のクオリティの作品とはわかってたけど、すばらしかった!!

金平糖、まだ買ってないけど読みたくなってきたぞ‥。
こういうのが好きです
2024年1月20日
両片思いを拗らせて、うまく思いが伝わらず、ジレジレジレジレ、あーもどかしいを、味わうためにBLを読んでいるので、これはもう大好物でした。タイムリープも良いスパイスで、とても楽しめました。またこういう作品楽しみにしています!
海野先生、毎回前作を超えてくる面白さ
ネタバレ
2023年12月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今作も面白かったー!人に優しすぎてちょびっと自己犠牲的な攻め、本人にそのつもり全くなくて周囲の人にも舐められてるっぽくて、悲しかった。こういう本当にいい人が搾取され、いいように使われる世の中間違ってるよ!!(←どした?)というテンションになり、攻めへ感じるこれがクソデカ感情への入口か…という感じで、こんなんがそばに居たら、しかも好きになってしまったら狂うぞ…ザワという感じでした。受けは、淡々と弁護士してるシーンから始まります。これ、読み終えた後にぜひ読み返して欲しいシーンなんだよね。ラストとの違いを確かめてほしい。攻めがこういうタイプだったら、なかなか好意を素直に受け取れないかも…実際はじまりはやっぱり攻め受けのこと好きだったわけじゃないようだったし…(切ねぇ〜…)でも、どんどん攻めが受けのこと好きになってしまって、執着心芽生えるまでになります。攻めが圧倒的成長を遂げている…!!ラストの攻め、ただ優しいだけではなくなって、余計いい男になってる気がするんだよね。やっぱり自分安売りしない男はそれだけで魅力的だよ。手が届かない分、憧れも強くなるような、そんな攻めです。攻めの実家での攻めvs父親あとでその顛末も明かされるんだけど、本気で怒った攻めに激しく萌えました。あ、あの攻めが…!?キュン…ッって誰しもなると思う。受けのために真剣に怒ってくれる攻め、男らしくて惚れる。そういう大事なことなあなあにしない人好きです。とにかく、攻めが好きな作品だった!!でも、奮闘する受け居てこそです。もはや別人レベルになるまでがんばっちゃう。田島先輩にヤキモチ妬いてしまう攻めに、嫉妬という感情を教えてしまう受け…受けは受けで沼っぽいんだよな。みんなが受けの魅力に気づいちゃって。受け攻め両方大好きなお二人です。
後味が良い
2023年9月20日
全268ページ。後悔を抱えてタイムリープを選ぶ、タイムリープもの。感情の動きが緻密で共感しながら読みました。後味が良かったです。
ファンタジー設定だけど良かったです
2023年9月8日
この作者さんの作品は2冊目です。どちらもファンタジー設定で、ファンタジー設定ってあまり得意ではないのですが楽しく読むことができました。
相手が大切で嫌われなくないが故に素直になれないとこんな未来が待っている可能性があるのか…と自らの行いを見直したくなる作品でした。
2人にはずっと幸せに過ごしてほしいなと思います
文才
2023年8月25日
はじめて先生の作品を拝見しました。いままで読んでこなかったことが悔しいです。2人のお互いを思う気持ちが最高でした。
面白かった。
2023年7月6日
読後感爽やかなお話です。
先生のお話は結構設定が斬新で、BLとしてだけではなくお話じたいも展開がきになって楽しめます。
ストーリー重視
ネタバレ
2023年7月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイムリープという設定からストーリー重視でおもしろかったです。
忘れられない今も好きな元カレが亡くなったのを救いに時をさかのぼるのですが、なかなかうまくいかず、ハラハラしながらもどうなるの~と読み応えありました。
最悪な結末を回避するために奮闘するのに愛を感じて応援しました。
えちな行為は最後だけだけど、満足度の高い作品でした。
一気に読みました!
2023年6月11日
内容はシリアスなんですが、笑うとこもあり面白かったです。宇津井が湯峰を救うために、色々がんばるとこ湯峰への思いが伝わってきます。湯峰も嫉妬深いとこも出てきて楽しめました。
面白い
2023年5月15日
お人好しが災いして早死にした攻め×攻めを救うため時間を遡る受け。タイムトラベルもの好きなので夢中になって一気に読みました。ハラハラしたけど面白かったー。表紙の左が受けで、右が攻めです。2人のキャラが良い。怒ったことのないような攻めが、受けのために感情爆発させるの好き。できれば攻め視点も読みたかった…。イラストもとても素敵。4.5。
心の底から読んで良かった
2023年4月9日
神様に好かれるほど善人な攻という珍しい設定が、作中のすれ違い要素に絡んできてものすごく良かったです。
受の葛藤や切ない感情、攻に焦がれる感情がひしひしと伝わってきて、始終胸がキュウキュウさせられました。
海野先生の作品が大好きなので何冊も読みましたが、自分の中では1番大切で大好きな作品です。きっとまた何回も読み直すと思います。
マジで買って良かったです。
とてもよかったです
ネタバレ
2023年4月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 宇津井の元カレ 湯浅覚×弁護士 宇津井貴之
元カレ湯浅の訃報を聞いた宇津井は天使の導びきによって4年前の大学時代、ちょうど湯浅にフラれた日に戻ります。コミュ障だった宇津井は弁護士経験で人あしらいがうまくなり、その全スキルで湯浅を助けようと奮闘しますが泥濘に咲く蓮のようにいい人(元々つきあったのも同情から...)の湯浅はついつい危うい方向に進むという、もどかしくておかしくてヒヤヒヤするお話でした。
湯浅を助けているのですが、その実 宇津井が遠回りをしながらも人生をやり直していく爽快感がありました。
最後に天使が登場か?と思いましたがそのままで、もう少し盛り上がりがほしかったですが、とてもよかったです。星4.5くらい。
2023年2月 総268ページ 挿絵あり
お互いに遠慮しすぎていた二人
ネタバレ
2023年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても面白かった。神様に気に入られるほどに寛大で奉仕的な攻めと、勉強一色な学生生活を送ってきたコミュ障受け。受けは攻めが恋人になってくれたのは優しくて断れなかったからだと思っているし、攻めは受けの勉強を邪魔したくなくて控え目だしですれ違って破局した二人。受けがタイムリープしたのは攻めに振られた日で、今回はこのまま没交渉になるまいと鬼メール&鬼電でアポを取って食い下がりまくる。攻めの命がかかっているのでひとが変わったように攻めの周りをうろちょろしまくる受けが面白かった。弁護士として修羅場を乗り越えてきた受けは当時の受けと違い愛想笑いもするし、攻めの交友関係にも割り込んでいくし根回ししまくる。やりすぎて胡散臭さが出ちゃってるのも面白かった。今の受けだからこそ起こせる変化が良かった。そして攻めを救うだけじゃなく、自分が抱えていた問題に向き合ったり二人がお互いに影響し合い状況が変わっていく様子が良い。そして優しすぎてお願いを断れずいいように使われたり、自分から悪い人の餌食になっていく攻めがもどかしくてハラハラした。そんな俗世に染まらす人間離れした存在である攻めが、受けの影響で嫉妬心や怒り、執着、独占欲など人間臭い感情が芽生え、そんな自分を恐れてしまう展開も面白かった。神に愛された子がただの恋する男になっていくのエモい。最終的にヤキモチ焼きの重め彼氏になるのも良かった。
攻の為に頑張る受が素敵です♡
2023年3月22日
海野幸先生の小説は読みやすくて大好きです。推しの作家さんです。挿絵の十月先生の美麗なイラストが作品に合っていて、とても良かったです。普段クールビューティーな受けが攻めの為に頑張る姿にキュンとしました。また読みたくなる作品です。もっとラブラブな2人も見たいです。
こじらせ愛
2023年3月8日
長かった❗
じれったかった二人、頭のいい人はこんな事感じながら付き合うのでしょうか?と思いながら作者さんの引っ張り具合に脱帽です。純愛ですね❤️
すごく暖かい
ネタバレ
2023年3月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 過去にタイムリープするお話です。大好きだったのに、本当の気持ちを素直に伝えることもできずにそれでも思い続けていた元彼の死から始まるストーリー。二度目の人生で、引っ込み思案だったはずの主人公がガムシャラに行動する姿が、胸にグッときました。
2度目の人生はがむしゃらにかっこいい
2024年6月14日
誰もが考えたことのある「あの時に戻れたら・・」ストーリーです。好きな人の死を回避するという大きな目的のある貴文は、1度目の人生ではプライドや妙な気づかいなどですれ違ってしまった湯峰との修正を図ります。湯峰を助けるためにプライドも何もかなぐり捨てて当たってくる貴文に、「何がお前を変えたんだ?」と聞く湯峰。あなたです!あなたを助けるためだよ、と読みながら心の中で叫ぶこと必至です。プライドを捨てた捨て身の貴文が男前です。2度目の人生では「友達になろう」からのスタート。湯峰を助けるためならなんでもいいから繋がりを持ちたい貴文が健気です。不思議要素も入ってきて、どんどん読めました。
努力が報われる
ネタバレ
2023年9月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全方向にとってもいい人攻め、不器用な美人弁護士受け。人生ちょっとだけ巻き戻して、やり直してます。人間ドラマぽく、良いことも悪いこともあっても、最善の方向に丸く収まるのが気持ちよかった。作者様あとがきで、攻めは大型わんことおっしゃってましたが、心配になるくらい誰にでも優しくて、健気攻めの域。ちょっと優しすぎて物足りなくて、星4。
元恋人の為にタイムリープ
2023年7月23日
ありえない設定ですが、面白かった!二度目は、貴文自信が、元恋人を救う為に、懸命にがんばり、周りとの関係に変化がみえて、読んでいくのが楽しかった。
もっと
2024年7月24日
軽くて可愛いお話しなのかと思ってました。2/3位の部分まで不安な要素が一杯なまま、その上ブラック企業に就職してしまうし、この後どうなってしまうのかと心配でしたが、BLの神様はちゃんといました(笑)
セカンドチャンス
2024年4月2日
自分を押し殺し、半ば義務感で日々の生活を送る貴文はそれで問題ないと思っているのが酷く悲しい。そんな中で知った優しくて超お人好しな元彼・湯峰の死。絶望に打ちのめされる貴文の前に現れた謎の紳士。
今までの努力を全て擲っても湯峰をを救いたい。そうして再度やり直す機会を得た貴文。やり直す前はお互いすれ違いで勘違いの完全コミュニケーション不足でしたが、未来を変えるため湯峰に訝しがられても、時に狡猾に社交的にガンガン攻める攻める!
それによって湯峰の方にも変化ありで……。最後は無事ハッピーエンドでした。
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タイムリープもの
2023年8月13日
大学時代に振られた元カレの死を回避するためにタイムリープする主人公。もとに戻ったのは4年前に振られた日。読みやすくて良いと思いましたが、個人的には攻めも受けもあまり好きになれなくて普通かな。。。
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攻めがあんまり主人公のことを好きじゃない
2023年4月8日
攻めが主人公に恋してない、同情で付き合う、という微妙な始まり。とにかく攻めが全然主人公のこと好きじゃないし、あとから種明かしみたいに説明される内容も要約すると「この子めっちゃ俺のこと好きじゃん…なんだか俺も気になってきちゃった…」っていう薄すぎ&不純すぎる動機でなんだかなぁ…。でもタイムスリップというお話や全体の展開や文才はさすがで、まるで映画を見てるみたいで良かった。とにかく攻めからの愛をあんまり感じられないことだけが残念だった作品。後日談でとってつけたみたいに攻めからの執着表現してるけど、でもお前、主人公のこと全然好きじゃなかったじゃん。かろうじて好きになった理由も「主人公が自分のことめっちゃ好きだから」みたいな浅い理由じゃん……。と思って全然響かなかった。以上の減点を加味しても⭐︎3なのはさすがの海野幸先生といったかんじ。
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作家名: 海野幸 / 十月
ジャンル: ライトノベル BL小説
雑誌: キャラ文庫