ネタバレ・感想あり3月22日、花束を捧げよのレビュー

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全巻をまとめて読むことを強くお勧めします
ネタバレ
2025年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 正直、上巻の始めは攻めの態度にイライラしてしまい、
受けの心情に共感しすぎて、
タイムスリップから逃れるための自がを選んだシーンには涙が止まりませんでした。
しかし、その悲劇がきっかけでストーリーが予想以上に面白く加速したと思います。
下巻でのタイムスリップのメカニズムやキャラの関係性の変化にも納得感があり、最後まで引き込まれました。
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愛は運命を変える
ネタバレ
2025年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイムリープもの大好きなんですけど、複雑になるとこんがらがって何回か立ち止まる残念な脳みそです

タイムリープできなかった世界にも自分たちはいて…とかなってくると途端に本編よりそっちが気になってう~ん?どゆこと(笑)とかなります
いなくなった後にも世界は続いていて…それは並行世界なのか、なんなのか…いやいや実際問題空想の世界だからね、わかってるけどいろいろ妄想するのは楽しくて大好きで1回行ってみたいなぁとかいつも考えちゃいます

今回はちょっと複雑な3人の運命を賭けた死のタイムリープで読み応えたっぷりの脳内フル活用した満足な作品でした
ブラック蓮もホワイト蓮もハイブリッド蓮もみんな同じ人間であってちょっと違う。生きた経験で人って変わるし成長する、わたしはリアルで理不尽なニュースを見るたびに、運命は決められているからと思ったりして無理に納得させているところがありますが、創作の世界とはいえ運命を切り開いて愛の力で変えられる!そんな素敵な希望のある作品でした
落語からの発想にちょっといきなり感あったけどお父さんに繋がったのね(落語調べました笑)

BLアワード17位おめでとうございます!
時間的余裕がある時の一気読みを勧めます
ネタバレ
2025年4月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビュー評価の☆とあらすじを見て購入。先が全く読めずドキドキしながら読みました。☆評価からハピエンを信じて読了できましたが、そうでなかったら読むのキツかったです。この作品こそレビュアーさん方の書き込みを見て、ある程度話を知って読めば良かったかも…(^_^;)

受(海路)が主人公で、攻(蓮)がタイムリープして「死ぬ運命にある幼馴染み(光一)」を助けようとするのに巻き込まれる話。5月6日、11月1日、3月22日というキーとなる日があり、カオス理論のバタフライ効果で、5月7日〜11月1日までの攻と受のちょっとした行動差で未来が微妙に変わります。陰キャの受は陽キャの攻が好きで、攻のタイムリープに途中から巻き込まれ…。

読み始めると先が気になり、上下巻を一気読みしました。上巻は訳あって攻が冷たく、幼馴染みを愛しているが故と心を痛めつつも何度も1年のタイムリープに付き合わされる受が可哀想でした。下巻でその理由は明らかになりますが、とにかく展開が読めず3月22日まで光一を生かして死の呪い(?)を解こうとする攻受に同調し、自身も削られるような気持ちで読みました。

「凄い作品を読ませてもらったなあ」と言うのが読了後の感想です。恋愛がベースにあるのに途中からはどういう結末になるのか、どう決着をつけるのかが気になって仕方がなかったです。そしてBLらしくHも最後にちゃんと用意されていて(笑)

物理に詳しい人は気になる箇所があるかもしれませんが、私は素人なので純粋にこの作品も先生も凄いと思いました。2重、3重に構想があって、最後まで飽きることなく楽しめる作品だと思います👍✨
もう一度記憶を消して読みたい
ネタバレ
2025年3月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 上巻で心がズタボロになる2人、何度も心が折れ、命を絶つことまでも考えて…それでも尚、下巻では諦めずに友人の命を救おうとする。高校三年生でと言う独特の少年らしさもあり、何度もタイムリープする中で成長する面もあり、とにかく見応えがありました。
最後もスッキリと読み終えることが出来たし、ここ最近読んだ小説の中でもピカイチ。
タイムリープ、サスペンス
2025年3月23日
上巻がシリアスで読ませますね。下巻は甘さも出てきて、高校生物らしくなって、キュンとします。はからずも、3/22をまたいで読み終えて感慨深かった。
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何度も読みたい作品
2025年3月12日
元々小中先生の作品は拝読していましたが、こちらの作品から本格的にハマり、既刊を片っ端から読みあさっています。
読むたびに新たな発見と、隠された伏線?もあり、ぞわぞわと鳥肌が立っています。
BL要素は少なめですが、ただただ小説として面白すぎる!
それこそ記憶を消して何度も読みたい作品です。
ネタバレを見ずに一度読んでいただきたい……!
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作者の代表作になるかも…?!
2025年3月2日
作品数の多い作者ですが、初めから上下巻あるのは初めてかも(違ったらごめんなさい…)?それだけ力の入った作品だと思います。萌でぶん殴られるお話ではないのですが、タイムリープものとしてはかなり綿密に布石が打たれ、最後まで気が抜けません!作者の代表作になるんじゃないかな?ただBLだからこそ成立している(男女間だと友達としてのあり方が難くなる)のですが、BL読者としてはもっと萌でもぶん殴られたいです。受目線から見た攻は良い味を出しているのですが、受はめっちゃ頑張るまでは普通の子なのよね…。
BL読んでゾワゾワするなんて…
2025年2月13日
上巻は、主人公海路の心情も理解できるけど、あまりにもウジウジしてるのでちょっとイライラが募り、タイムリーパー蓮のあまりにも冷たい態度にももやもやして、正直読み進めるのが辛かったです。が!!下巻に入って二人の恋が動きだし、結末へ向けての流れがドキドキしっぱなしでした。ちょうど、このタイムリープの仕掛けがわかり始める頃、読んでいた時間が夜中の1時を回ったところで、背中がゾワゾワして居てもたってもいられず布団に潜り込んで読みました。読後、どのシーンも結末への必要なエピソードだったと思い、海路がたくさん悩みウジウジしたのも、彼の人生や読み手にとっても必要なことだったということに気付きました。また、少ししたら読み返そうと思います。小中先生、大好き!
次巻に期待
ネタバレ
2025年2月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ ストーリーは面白かった。
幼馴染のためにタイムリープを繰り返している攻めがヤサグレていて、結構酷い。
まだまだ解決されていない謎があるので、次巻に期待しています。
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BLアワードノミネート三角関係青春友情もの
ネタバレ
2025年2月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ BL小説、25年度BLアワード小説部門ノミネート作、積読だったのですぐ読みました。タイムリープものって、漫画小説問わず苦手だったんですけど、今まで読んだこのジャンルででダントツで面白かったですし、作者さんの作品の中でも一番好きだわ。タイムリープ苦手な人にもオススメできます。
片想いしてた同級生が好きだった幼なじみの友達が亡くなり、同級生も後追い身投げしそうでそれを止めたら、幼なじみが亡くなる前へとタイムリープに巻き込まれてしまった、、片想いしてるひとの好きな人を死なせないために、片想いの同級生と幾度も繰り返す1年は、、ってなお話。
タイムリープの謎解きよりも、三角関係の青春友情がメインなのでそこが良いのよ。エチはあまり期待しないで、だけどタイムリープで繰り返してく1年間で、お互いを思いやってる3人の友情が育ち、幸せをつかんでくその描写がとっても良くて、下巻最後はどうにかしてあげてーーーってドキドキ止まらなかった。鮮やかなラストで爽快です。上下巻でかなり長いですが読む価値ありまくりよ!!
読み応えあります!高校生ラブもいい
2025年1月15日
ひとり小中大豆先生祭りをしてますwまだ読んだことのない先生の本を3冊連続で読んだ最後がこちらでした。現代物のBLラノベはあまり読まないのですが、小中先生だし評価も高いしと購入。上下巻と長いので最後にしたのですが正解!上巻でたっぷりと心情や状況を味わい(結構辛いです)、下巻で青春BLとミステリーな部分を存分に楽しめました。読後は爽やかでいいお話だったな〜と余韻に浸っています。3冊どれもハッピーエンドですが、こちらはざまぁも無く、誰かに辛い最後がある訳でもなくスッキリほっこり。読み応えのあるいいお話でした☆
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面白かったです
2025年1月13日
BL関係なく、小説としてとても面白かったです。
ワンストップで上下巻読んでしまいました。
最後までハラハラ、ゾクゾクしながら読めました。
その後の平和な話も読みたいなー
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作者買いです。
2025年1月9日
今回、初の上下巻!どんな話かと思いきや、タイムループ。でも現代とフィンタジーがうまく調和されていて引き込まれました。一見わかりづらいと思ったタイムループでも分かりやすく、上下巻も無意味でなくちゃんと上巻は主人公がモブに徹して下巻は主役でした。読み返したいと思う話でした。
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わたし的2024ストーリー部門、大賞!
2024年12月25日
いよいよ今年も終わるというときに…わたし的【BLマンガ・小説】2024ストーリー部門、大賞👑の作品に出会った!タイムリープの作品はこれまでにいくつか読みましたが、作者さまによってすごくオリジナリティが出せるテーマだと思います。タイトルと美しい笠井先生の表紙に惹かれて購入しました。読んだことないようなストーリーの展開に何度も呆然となります。面白くて悲しくてつらくて、クライマックスはそれでも読み進めなくてはならない状態がとても苦しい、、いったい最後はどうなってしまうのかー。黒髪ハーフアップのレンはミステリアスなイケメンで、この作品にずっと緊張感も与えているキーマン。不思議と彼に惹かれていくことで気が付くとこの物語にも入り込んでいくことになります。タイムリープ・ミステリー。でもそこにボーイズラブがあるからこそ奥深い。繰り返す少年たちの想いが明らかになるラストは切なさで涙が止まらなくなります。
謎解き&BL最高です
2024年12月23日
皆さんのレビューを見て上下巻購入して一気に読みました。上巻はツライですが下巻ですべてが明らかになり報われます。ハラハラする展開。読み応えがあります。オススメです。
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過酷展開だけど、やはり面白い!!
2024年12月9日
冒頭から訳が分からないマイナス状態で始まり、だんだん事情が分かってくる。上巻はちょっと辛かったけど、上巻のブラック蓮も好きだと言う海路もいい。下巻のホワイト蓮も、最後のハイブリッド蓮もいい。面白かったです。エロも内容に合わせてエロエロではなく、可愛かった。この内容なら、これで十分。
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小中大豆先生!
2024年11月26日
作者買い。忌憚なく述べれば、気軽に読める先生の作品も、鏡よ鏡のような作品もいずれも大好きです。今回は後者。
平坦な毎日を過ごしているフツーな一般庶民よ(私のことです)、魂が揺さぶられるこの作品を、是非!
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名作
2024年11月23日
あまりにも面白くて1日で読破しました。上巻は話は面白いが結構辛い。でも下巻が。。。!もうキュンとするわ話自体も上巻以上に面白いわで一気読みしました。読後の満足感も高かった。作者さんの文章力が爆発してます。またすぐ読み返したいです。
力作
ネタバレ
2024年11月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごく練られていて、ミステリー作品を読んでいる感じでした。上巻では攻めが受けに冷たく、受けも否応なくタイムリープさせられていくうちに、2人ともに疲れ果ててる感じが辛かったです。ラストまで謎が解けず、ハラハラしながら上下巻一気に読みました。攻めの孤独なタイムリープの繰り返しを考えると、かなり胸が痛くなりました。受けも頑張りました。最後は幸せになれて本当に良かったです。
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面白いです
2024年11月19日
作者さん買いです。現代もので高校生のタイムリープで上下巻。なので、なかなか読まずにいましたが、もっと早く読めばよかったです。すごーく面白かったです。
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過酷なタイムリープ
ネタバレ
2024年11月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何度も死ぬ光一を助けようとする蓮。あることで海路もタイムリープすることに。
何回も失敗するとへこむし、絶望してしまいそう。自分があきらめたら、幼馴染みの死を受け入れなきゃいけないわけで。しかも、海路は蓮が光一を好きなことを知ってる上に、自分も蓮が好きで。
好きな相手が苦しんで思い詰めているのをみるのも辛いが、そこに自分が助けにならないのかと思わされる苦痛。
この負のスパイラルのなか、海路が起こしたことで、タイムリープするのが自分だけになってしまうという下巻。そこでは、一人で頑張るのではなく、三人で過去のことを考えて回避する解決点を見いだすという展開。そして、ちょっとずつ過去のこともすれ違っていた気持ちもわかってきて、最後はハッピーエンドでよかったのですが、そこにいきつくまでがハラハラです。でも、久々に面白かった。
映画のバタフライ・エフェクトとか見直したくなりました。
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下巻がいい!
ネタバレ
2024年11月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小中先生買いです。上巻は読み進めるのがツラかったです。憂鬱な序章から打って変わって男子高校生の平凡な日常が続き、好きな人に好きな人がいるオイシイ設定にもかかわらず、ここからどうなって序章の展開に?とハラハラ。ループに巻き込まれてからは疎外感や虚無感で病んでいく描写がひたすらつらい。こちらの気持ちも落ちましたが、例の飛び降りの展開から流れが変わります。下巻は先が気になり一気読みでした!光一が助かってハイ終わりで済まない展開も良かったです。作家さんを信じて上巻で投げずに読んで大正解でしたが、推し作家さんじゃなかったら読むのやめてたかもという気持ちもwとはいえ、苦しい上巻あっての大団円と感じられる充実した読後感でした。恋愛面より、ストーリーが気になるエンタメ小説でした。
下巻で全てが報われた
ネタバレ
2024年10月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 上巻は正直読んでてきつかったです。恋愛要素はないし、救いもないし、友人が死ぬ度にひたすらループする世界で精神的にどんどん追い詰められていく主役の二人の絶望感だけが伝わってきて気分が落ちました。上巻ではこの主役の二人の性格がどちらも好きになれず、もう諦めて楽になっちゃえよと思いながら読んでましたが、追い詰められすぎて別の方向に振り切った海路が花束の代わりに飛んだところで「お?」と思い、そこからの展開は本当に面白かったです。光一が死を回避した時点であっさり解決して終わるのかと思いきや、わりと終盤まで目が離せない展開が続き、最後は主役の二人がお互いを救いあう納得のエンディングでした。BLとしても良かったけど、純粋に小説として面白いと思います。小中先生、やっぱりすごい。
上下巻揃ってから読むべき
ネタバレ
2024年10月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いです。
何を読んでも私のツボに入ります。
この作品はシリアスでした。
何度も何度も絶望を繰り返す2人。どうしたら皆さんがレビューしてるような読後にたどり着けるのか。
絶対ムリなんじゃ。
と上巻読後は魂を抜かれたように、下巻を読みたくなります。

タイムループの過酷さだけではなく、蓮の海路への当たりの強さとかどこまでもどこまでもこちらも絶望を感じる。

そこからの2人のエンディングからそこへ来てこの最後は本当に凄かったし、読書の醍醐味ってこういうのだよね。というサゲでした。

周囲もこの2人の奇行にはホント心配しかなかったでしょうね。という現実感との今までの落差がすごく楽しい。


ハラハラしながらラストまで
ネタバレ
2024年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 光一の命を守るため。蓮は何度もタイムリープを繰り返す。何度も何度も。気が狂いそうじゃないの…。そのおかしな様子に気がついた海路だけが蓮のタイムリープを知る事になって…。どんなに頑張っても光一を守れない。手はいらないという蓮。おかしいと思いながらも、隠キャ代表?海路は陽キャ2人に近づく覚悟を決めます。一生懸命で偉いよ…。海路くん。何度も繰り返したことで、海路の心が成長していきます。目の前しか見えてなかったのに人の気持ちとか、状況をよく考えたり。子供から大人への変化を遂げていくわけですね。3人で手を取り合って乗り越える覚悟を決めて…。ラストまで気になって気になって仕方がなかった。一気読みをお勧めいたします。いら、きっと一気読みしてしまうでしょう!笠井あゆみ先生のイラストがまた良いです。
すごく感動した
2024年9月20日
上下巻一気読みして本当よかったと思いました…上巻だけだと気になって仕方なかっただろうなぁと。
途中、何度も泣きますし、登場人物たちの気持ちを考えるだけでツラくなったりしましたけど。
結果はハッピーエンドで、そこに繋がる伏線だと思ったら、読み返すときに違った見方ができます。
切ないですが、ハッピーエンド好きという方にはすごくオススメです。
個人的には今まで読んだ中で1、2を争うぐらいに好きで素敵な作品でした
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上巻辛抱した分、下巻の爽快感最高
ネタバレ
2024年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 上巻がかーなーり受けにキツいけど、
下巻に全てが繋がって報われるので
安心して読んで欲しい!

攻めが幼馴染の死を回避しようとして失敗し
トリガーを引くと同じ日同じ時間からやり直す
タイムリープ物。

受けはそれに巻き込まれて上巻は苦しいですが、そのお陰で
元の受けでは素で接せなかったと思うので下巻で原因を解いて乗り越えた時の爽快感が最高です!!!

3人共幸せになって良かったね…と母親目線になっちゃいました。
一気に読めてしまう
ネタバレ
2024年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイムリープとしても死ぬ運命回避系としても設定が目新しい訳ではないですが、且つBLでここまで作られてるとなると、あまりないのかなと思いました。とても良かったです。
上巻は攻めも受けもイラッとするな…と思いながら読んでたのですが、
それでもそのまま下巻を買ってしまうくらいストーリー作りが上手くて、下巻はもうずっと面白かったです。
結局のところ、すごくいい子たちなんですよね……

回避後の平和な世界ももっと読めたらいいのでしょうが、蛇足なのかも知れないですね。読みたい気持ち半分、このままでいいという気持ち半分の、もどかしくもいい余韻に浸っています。
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さすがっす
2024年8月13日
異世界モノが増え読む機会も多いが、やはり心に響くこういう作品は良いなと思いました。
小中大豆先生は現代ベースが秀逸だと感じました。
面白かったです!!
2024年8月12日
お盆の帰省中に読みました。続きが気になってどんどん読んでしまいます。正直私好みの受けではなかったのですが、(華奢で167cmくらいの可愛らしい普通寄りの男子校生)そんなことよりストーリーがとても面白く普通の読み物として面白すぎて、エッチシーンとかは少ないのですがぜんぜん気にならなかったです!
下巻が面白い
ネタバレ
2024年8月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ イケメン人気者×天然地味男子の現代男子校生2人のタイムリープものです。友人を死の呪いから解くために何度も二人で一年を繰り返す話。
特に下巻が面白かったです。上巻は説明や事の起こり、元から病んでる攻めとその後の受けも病んでいって衝撃的なラストなので結構つらいのですが、下巻は一転して明るく頑張る二人と高校生らしい友情もあり、ラストは綺麗にハピエンなので良かったねというお話でした。個人的には攻めはホワイト蓮のほうが好きなので、最後ブラックに戻ってもホワイトと融合して明るくなってくれて良かった。受けは一時病みますが、持ち前の明るさとピュアさで活躍します。こういうカワイイ系ぽわぽわ男子は好みの受けではないですが、話が面白いので気にならず読めました。

最初は考察として
・0回目の時に2人は何らかの告白などをして付き合っていて、受けが死んだので攻めがループを始めた
・しかし受けにループの事を打ち明けて協力してもらうことで受けの死は回避出来たものの、今度は友人が死ぬ運命となり攻めは更にループを繰り返した
・よって攻めは受けにも友人にもループの事を言わず、自分が死ぬ運命になるように、自分を愛さないように受けにも冷たくして何も言わなかった

なのかなあと思いましたが、違いました笑
むしろループした事で受け攻め理解が深まって愛が生まれた感じでしたね。
ループの話はもっとシンプルで、むしろどんな顛末が…!と期待したよりは割とすんなりループは収束して、その理由もほっこり系な話だったので少し肩透かしでした。ただ綺麗に纏まってはいたので良かったかな。

せっかくの上下巻なので、最後二人が改めて旅行に行ったり、イチャイチャする書き下ろしは欲しかったかなあなんて。上巻がドロドロなだけに最後のそれ位は欲しかった。
しかし相対的には面白い作品で、きちんと纏まっていました。買って損は無いと思います。
とてもよかった!みんな読んで!
2024年8月11日
小中大豆先生の作品の中でもトップクラスに面白いと感じました!タイムトラベルの仕組みもしっかり書かれていてモヤっとすることもなく、どんどん物語に引き込まれます!夕方から読み始めて下巻を読み終えた今朝の6時ですが後悔はしていません。気になった方にはぜひ読んでもらいたいです!
よかったねぇ…
ネタバレ
2024年8月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 上巻を読み直してから下巻を購入。あっというまに読み終えてしまいました。誰も死ななかったし、思いが通い合って「良かったね」と、思わず涙。エッチの描写は今回控えめかな?と思いましたが、その分イラストがあったので私は満足です。はぴえんです。
番外編希望!
2024年8月9日
タイムリープもの。謎を追うよりも攻めの冷たい態度からどうやってお互いにくっつくのかが気になり読了。上巻でほとんど甘さがなかった分、下巻の途中から攻めの溺愛っぷりが一気に襲ってきます。とにかく好きな子をからかいたい!男子高校生同士ののいちゃいちゃが読めてよかったです。特に攻めが自分に嫉妬したり、肌をくっつけただけでいきそうになっているのが初々しくて可愛かった。攻め視点の番外編も読んでみたい。
読み応え!!すごかった!
2024年8月9日
小中先生はエンタメとして安定した作品を定期的に繰り出しながら、時々こういう本気の球を投げてくる(ごめんなさい、他の作品が本気でないと言うわけではないです、好きです)。ノックアウトです。ミステリを読んでるみたいなタイムリープもの。ラスト、ギリギリの伏線回収がすごかった!下巻、発売スタート待機して一気読みしました。
我慢しきれず(追記)下巻もがまんできず
ネタバレ
2024年7月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 下巻が出るまで〜と読むのを我慢してたのですが、ちょっとだけちょっとだけと言いながらやっぱりやめられず最後まで読んでしまった。主人公の海路が好感が持てる性格でした。そして蓮がかっこいい!読んでいて主人公以外の主要な2人のちょっとした表情、行動、セリフの裏の本当の気持ち?を想像するのが楽しかったです。下巻で答え合わせするのが楽しみです。イラストもかっこよくてイメージにピッタリでした。あまりにハマって初めて新刊登録しました!
(追記)ただいま下巻読み終わっちゃいました。良かった〜。上は海路に共感して胸が痛く、下巻は蓮の気持ちにやられました。表現の端々で気持ちが手に取るように分かるのが流石で、いろんな意味でドキドキしながら読みました。夜中から読んで寝不足ですが後悔はないです。この後上巻を読み直してこの時はこう思っていたのね!とエンドレスになりそうです。次の作品も楽しみにしています。
作家買いです、続きは来月らしいです
ネタバレ
2024年7月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイムリープものです。主人公の海路が片思いしている蓮は幼馴染で想い人の光一の死を回避したくて、何度もタイムリープを繰り返していて、そこに途中から海路も巻き込まれてタイムリープを繰り返していきます。
光一の死を回避できないので、タイムリープの繰り返しにどんどん2人の心が疲弊して苦しくなって来ます。
正直、恋とか関係なくなって来てました。終盤に海路がいつもと違う行動をしてから、パッと道が拓けるかもしれない展開になりますが、良いところで下巻に続きになりました。
光一の死の回避への協力を蓮は頑なに拒む理由、本当のタイムリープの理由が別にありそうな展開でした。

まとめて読みたい方は、下巻出てからまとめて読んでもいいと思いますが、こう言うのは上巻の売上が大事なので、購入して積んでてください。
BLですが、まったくそう言う接触は無いので、下巻に期待です。
一気読みしました。面白かったです。
1箇所だけ疑問が…
ネタバレ
2025年1月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白くて上巻は一日で夢中になって読んでしまったが、海路が初めてタイムリープした際、蓮がカラオケ店で脚を引きずっていたのが、精神しかリープしない様なのに何か意味があるのかと後半まで気掛かりだったが、結局無い様だったので拍子抜け。全体としてはとても魅力的な作品でした。
ドキドキしたー!
2024年9月18日
読みながら色々考察しちゃいましたが見事に全部大外れで、早速再読してクリアな頭で二人の気持ちだけを追いかけて読み返したい!と興奮しております。
すごい大満足な読後感です
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恋愛以外がしんどくて色々考えさせられた
ネタバレ
2025年2月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ エロの内訳→上巻はえっちなし。下巻の半分よりちょい手前くらいでキス一回、後半にしっかりえっち一回です。感想→まあ、長いです。上巻はタイムリープものという目新しさもあり、わくわくして読みましたが、ホワイト蓮になってからのこれまでのおさらい的流れがちょっとめんどくさくなってしまいました。個人的には受けが強風の日に足がもつれて光一のお母さんに轢かれかけるのとか、何もないところ(これカラオケ店だっけ?)でコケて蓮に気をつけろよって言われるのも、実は光一助かると受けが死んじゃうんじゃないの?という伏線かと思っていたのですが、この辺の言及はありませんでした。どれも死神のターゲットとして受けがロックオンされる前の出来事だと思うのですが、あれはただの受けの不注意なのか、これ以上邪魔するなという死神からの警告なのか、説明欲しかったですな。落語の死神はたまたま内容を知っていたので、ハーンそう来たか〜という感じでしたね。実際の落語死神はオチが演者によってやや異なります。蓮が落語好きというのも、ちゃんと意味のある事柄だったんだなと思いました。2人の恋愛について言うと、上巻の約5〜6年にわたるタイムリープの中で攻めと受けの関係が全く進展しなかった、蓮が何もかも自分で解決しようとして受けは最終的に不登校になり、大学も受験しなかったというのがまず悲しいね…バッドエンドじゃん…て感じ。攻めは本当はこういう人だったんだ〜というのは、全部下巻で明かされます。あんなにも長い時を一緒に過ごしたのに、あの6年間はあまりにも長すぎたと思います。学校生活に関しては、なんか陰キャ陽キャを小説でしっかり説明されるのしんどいなぁ〜という感じでしたね。まあ学校てそういうもんだし、多少そういうところあるよ?でも、基本的にみんな結構仲良い学校に通ってたし、グループもあるけど、そんな線引きされた空間ではなかったので、受けがわざわざ隣のクラス行ってお昼食べてるのとかも寂しい感じしたな。まあ、いいんだけどな、誰と飯食ってもさ。それも含めての青春だし。蓮を取り巻くグループ環境も結構最悪で学校行きたくなくなるわ…なんかこの2人が通ってる学校が好きじゃなかったかな。光一のお母さんももっと詳しく描写されてたら、多分マイルドな毒親だと思うし、1番最初のドラスト事故の時に蓮のこと責め立てたの忘れてねーからなこっちは。光一に依存してる母親しんどいね
うーん、、
2024年11月4日
評価が高かったので読んでみたが、後半の辻褄合わせがかなり無理やりに感じてしまった。あと、主人公の性格が中学生女子みたいな感じであまり好きではなかった。
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仕掛けが面白かった
2024年8月16日
ループの仕掛けが面白くて、あっという間に読みました。

その他のところで、高校中学の話しでよく「陽キャ陰キャ」とか「スクールカースト」とか出てくるけど、それが当たり前にある前提があんま好きじゃないです。

「仲間に入れてもらってごめんね」みたいな感覚、嫌いだわぁ。だったら最初から入るなやって思う。その感覚自体が失礼でしょ、相手に。
仲良くしたいと思ってるから一緒にいるのに。

そういう卑屈さって傲慢さの裏返し。人を上下で見てる証拠だし。

話は面白かったけど、登場人物、特に主役のウケの人物に、魅力を感じなかった。

卑屈さは、傲慢さのコインの裏表で、そういう人間は人をカテゴリにはめて見る人たちだし、主役にするような人物像じゃないと思う。

それに、コンプレックスを抱えてるから人に優しくいられるっていうのも、分かるようで分からない。

ストーリーは面白いけど、主要な登場人物の魅力が著しく欠けていて、もったいないなぁと思う。
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作家名: 小中大豆 / 笠井あゆみ
ジャンル: ライトノベル BL小説
雑誌: キャラ文庫