ネタバレ・感想ありラスト・メッセージのレビュー

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小中先生、好きです!
2025年6月2日
発売を楽しみにしておりました。私の癖を満たしてくれる小中先生、今回もありがとうございますm(_ _)m 走馬灯のように始まる回想シーンからの、2度目の結婚式。絶望からのスバルの本心、そして、やり直しへ。私の好きなところは、過去?なのかな、死ぬ前のエイダンのスバルに対する酷い態度を、スバル大好き♡になったエイダンが後悔するところですね。どうしようもないけど、謝るしか
ない!っていうね。二人は、周りの思惑に翻弄されすれ違いますが、2度目はちゃんと愛し合えるので、良かった!!特殊な世界設定で、ファンタジー要素満載ですが、私は読めて満足です。でも、欲をいえば、後日談は欲しかったです。秋庭でのお楽しみですかね?先生( *´艸`)
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今回の死に戻りはSF風
2025年5月30日
作家買いです。しかしルビー文庫値上がったなぁ…
学生の頃はワンコインだったような?
それでも発売日に買ってしまうのが小中大豆先生です。今回も大変楽しませていただきました。リバースと似ているようでそうでもないです。(上手い感想が書けず申し訳ありません…)いつもの通り?問題が解決するの時には無駄にドンパチせず、危険な目にも合わない安心安全の小中節です。(私は好き。その分2人の関係描写を楽しめるから)買って損なし、次回作も楽しみしています。でも先生…そろそろ普通の現代もの読みたいです。転生も魔法もオメガバースもないリーマンものとか…
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死に戻り
2025年5月31日
夫エイダンの葬儀後の失意の妻スバルも何者かに殺害され、その走馬灯の中で世界観と生い立ちや攻との出会い、不幸な3年間の結婚生活が語られます。そして結婚式に回帰。キレた受の本音から事態は好転。自分達を陥れ、殺したのは誰なのか…。

ヨーロッパ中世的階級制度や職業とSF的テクノロジーが同居する不思議な世界観。ミステリー要素も交じったちょっと不思議なお話で面白かったけど、小中氏の他作品に比べると少しキレが足りないかな、とうい感想です。
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前半めっちゃ泣いた
2025年5月30日
タイムトラベルものなのですが、世界観が特殊なのとページ数の割に登場人物が多めなので理解して咀嚼するのがちょっと大変でした。
前半の導入部分は主人公が不憫で泣けましたが、後半が駆け足で終わってしまったのはちょっと残念。
主人公2人の想いが通じあってからラブラブになった後のエピソードをもうちょっと長く読みたかったです。
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構成は勿体ない
ネタバレ
2025年6月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いです。
SF的な惑星での貴族社会を舞台にした、騎士×貴族の死に戻りものです。愛のない結婚をした2人が、実は誰かの策略で仲違いを助長されていた挙句、殺されるのを阻止する…というお話。
キャラクターもいいですし、お話も設定自体は面白いと思います。作者さんの書き方は癖がなく、それでいて会話の運び等がきゅんとするのでどの作品を読んでも酷いハズレはありませんし、この作品もそうです。
しかしストーリーの構成と駆け足すぎる展開は、この作品を名作とは言えないものとしています。

まず、作品の最初5-6割がずっと過去回想です。受けの境遇と学生自体、攻めとの出会いや交流がずっと描かれます。その上SF的な世界観が結構不思議な世界観なので、それを説明する文章にかなり多くが割かれている。
ストーリーの序盤で攻めが死に、受けも殺され、どうなる!?というところでいきなり長文の過去回想が始まる上、それが物語の5-6割を占めるのはどうなんでしょうか。

その後死に戻りをして、初夜に戻ってきた受けが色々と発言することで2人は両思いだったということがさっさと判明しラブラブ展開。7-8割の時点でようやく黒幕は誰だ?という話になり。最後はさくっと黒幕等を捕まえて終わり。
殺されなくて良かったねエンドで、最後に濡場シーンもなし。
うーん……。物語の構成としてバランスが悪すぎませんか?
過去の回想や珍しい設定の話が大切なのもわかりますが、であればせめて最初2-3割程度に収めて、その後死に戻りしてから徐々に2人の誤解が溶けていく方がドラマチックです。いきなり戻ってきたその日に和解!ラブラブ!て…うーん。
そして黒幕を掴むのも、もう少し泳がせたり難航した方が最後の爽快感は増すかと。

作者さんの書くお話は好きですしいつも読みやすい文体なのですが、たまに最後に怒涛の解決編を入れ込んでアレ?これで終わる?ていうのがあるのが、少し残念です。今回もそれにやや当たる気がします。

とはいえキャラクターやお話そのものは好きでしたし、死に戻りをしてから愛を得た受けに良かったねえとなってキュンとしたので、読んで損だとかそんなことはありませんでした。
ラノベ出身作家さんの文章が苦手なことも多い中、こちらの作者さんはそうではなく読みやすいですし、また次回作も楽しみにしています。
解説が長い
ネタバレ
2025年5月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後まで読みましたが、過去の経緯の説明が物語の約4割ぐらいあり、半分ぐらいまで退屈でした。ずっと前説聞かされてる感じ。
その割にくっつくのは意外とあっさりで、もう少し2人の現在やこれからの話が読みたかったかな。
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作家名: 小中大豆 / 二駒レイム
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: KADOKAWA