ネタバレ・感想あり死に戻り王子、底辺の兵士から運命をやり直すのレビュー

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イラストで購入を決めました。
ネタバレ
2026年8月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 笠井センセのファンですが、内容も良く、買って良かったです。
IFの世界も良かったです。馬上試合にはハラハラしました。
そして、セオドアを懲らしめる手合せにジョルジュ団長が協力する場面で、
細部の描写がない事がかえって良かったです。文章の引算?上手です。
とても楽しく読めました。
一冊にぎゅっと
ネタバレ
2026年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一冊で二度美味しいお話です。二度、いやパラレル世界も含めると三度かな。一気に読み進められなかったら、あれ今っていつのどこ?って一瞬なっちゃいましたけど。文字通り血の滲む努力が2人を大きく成長させ、他の視点から物事を見る事で王の器ができたんだなと成長に拍手喝采です。値段と内容からして買って損なし。
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パラレルワールド!
ネタバレ
2026年7月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ すっごく面白かったです◎王子と平民出の攻めとの関係性も良いし、違う世界線でのストーリーも面白いし、もとの世界に戻ってからの黒幕を倒すためのアレコレも痛快でした◎えっちは最後までお預けなのに面白いって!?なかなか長編ですが、オススメです。笠井さんのイラストが素敵です◎
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これを800円で読めるなんて!
2026年5月14日
お値段の話してすみません。ぎっしり詰まった内容、かつ分かりやすく、面白く、ラストまで一気に読めます。もう少し感情面に踏み込んでくれても良かった感はありますが、十分以上に星5でした。作者様買いさせていただきますので、次回作心よりお待ち申し上げております。
ストーリー構成が巧み!
ネタバレ
2026年6月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューの高さに惹かれて読んでみましたが、面白かった!
第一王子でありながら色々と諦めながら生きてた主人公(受)が、
ifの世界に死に戻ることで、底辺の生活を経験して、攻めとの関係や国の未来を背負う覚悟をするところが良かった!
一部、黒幕の悪行を全部見せてもらうところはご都合主義では?とも思ったけれど、
ストーリー展開が巧みで、面白く読めました☆
生き直し
ネタバレ
2026年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 疎まれ、存在しない者のように扱われていた庶子のカイル。
理由も分からず殺されました。
霊界で末裔の王と神官に王になれと請われ仕方なく生き直すことに。
1兵士として戻った世界で知らなかった周囲の状況を知り、人々の心を知り、王になる決意をして前の生に戻ります。

読んだ事のない設定で面白ろくて、先生の他作品も読みたくなり今購入しました。
ファンタジーではないそうで、それもまた楽しみです。
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ベテラン作家さんにも比肩する構成と筆力!
2026年4月18日
前作が大変好きだったので、ワクワクしながら購入。作者さん買いです。
結果、今作もめちゃくちゃ良かったです!
これは勝手損なし、おすすめ作品です。
すごく練られた構成で、最後まで飽きることなく一気に読了。伏線回収も鮮やかです。
受けと攻めだけじゃなく、近衛騎士団長を含め周りのキャラクターも魅力的に描かれていて、読んでいて楽しかった。もっと2人のあれやこれやが読みたい!
デレる攻めとか、嫉妬する攻めとか、2人のラブラブな様子とかを詰め込んだSS集があったら…嬉しいです!
こういうのを待ってました
2026年5月9日
殺された王子の人生やり直しの物語。
カイル王子も魅力的だが、孤高のグレンや周りの人達もとても丁寧に描かれているのが素晴らしい。
安定の表現力でグイグイ進み、私を一気にクライマックスまで連れて行ってくれました。
読後も爽やかで優しい。

最近知らない作家さんの本に裏切られ続け、すっかりレビューを書く気力が失せていましたが、新しいお気に入りの作家さんに巡り会えて本当に嬉しい。

そして最後はやっぱり絵が素晴らしい。
笠井先生、いつもありがとう。
久しぶりの大ヒット
2026年7月4日
数え切れないくらいの小説を読んできたけど、物語に不可欠なのは、登場人物の魅力なんだ、とハッキリ再確認しました。

面白い物語、再び読まずにはいられない物語は、ストーリーの起承転結だけでは全く足りなくて(むしろそれだけだと読んでいて飽きる上に、小説を読む意味すら感じない)、

そこに存在する人間が、どんな人間なのか。
架空の物語を通して、「それでも人には決して消えない真心があるよな」って、思わせてくれること。

そういう意味で、とても素晴らしい作品てした。
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タイトルすら一旦忘れて読んで!
ネタバレ
2026年4月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ すっ……………ごかったです!!
伏線がすごい。構成がすごい。キャラの魅力がすごい。
ファンタジー、とりわけ「死に戻り設定」が大好きで、これまで何冊も読んできたけれど、本作は一味違ったように思います。

ファンタジーBLが好きな皆さん。これは絶対にネタバレなしで読んで欲しい…!なんならタイトルも一旦忘れて読んでください。(そんなムチャな)

ーーー以下ネタバレーーー
死ぬ前のカイルも、初読の私にとっては全く違和感のない思考と言動をしていて、置かれた環境の中で必死に自分を守りながら、懸命に生きていたように見えました。
でも死んでから、立場を変えて見た世界は全く様相が違っていた…。
知らなかったこと。見えていなかったもの。見ようとしなかったもの。諦めていたこと。諦めてはいけなかったこと。
それに気付くことができたカイルは、明確な目標と決死の覚悟をもって「生き直す」ことができたのです。

途中心臓がうるさくて、胸あたりを押さえながら読み進めていました。想像を超える展開の連続に、ずっとページを捲る手を止められませんでした。
登場人物も皆本当に魅力的。主人公のカイルの成長と覚悟は本当に胸を打った。グレンの強さと生き様とカッコ良さには痺れた。
当初「当て馬かな??」と思ったルーファスは、そんな単純な一言で表せる人物ではなかった。なんなら私が一番感情移入してしまったのは彼だったかもしれない。ルーファスのこの先の健闘と幸せを心から祈りたい。

「そうだったのか…!」と唸ります。諸所に散りばめられた伏線は全て綺麗に回収されます。これは…全て理解した上でもう一度読みたい…!

芹沢まの先生の作品は作品は初読みでした。あとがきによると「ファンタジーBLが大好きだけど、デビュー作は現代ものだった」とのこと。そちらも既に購入済み。
でもファンタジー好きな私としては、今後またファンタジーをたくさん生み出して欲しい……!と願わずにはいられません。
じっくり読みたいファンタジー小説
ネタバレ
2026年5月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルが軽すぎて迷いました…初めて読む作家さんの作品だったので。躊躇いつつ、レビューで『ファンタジー好き』に推されていたので思い切って買ってみたけど大正解!推してくれてありがとう!いいファンタジーでした。(肌色少なめです)

人生やり直し系の小説で、
本人のエネルギーが燃え尽きた所から始まって、人生の振り返りが終わった章でこちらも燃え尽きそうな気持ち…
そこから一転、一兵士の世界線に飛ばされて視野を広げ、周囲の人々の心と自分の心とに向き合い、己の甘さから脱して大切な人達を守るべく立ち上がっていく姿…読んでいて高揚しました。
大きな契機は槍試合だと思う、あの場面でよくぞ出てくれた!余談ですが馬上槍試合の場面、昔の映画『ロック・ユー』を思い出して興奮しました。あれができる主人公、一兵士として埋もれて終わるわけがない…精神的な弱さはあっても腕っぷしはかなり立つ人なので、これが心も強くなったらそりゃあ王家も立ち直せます。

これはネタバレ込みの感想ですが
読んでいて「これ一兵士の世界のまま終われたら良いのでは?」と思ったけどあくまでそれは仮の、歴史の裏にあったかもしれないifの世界で、そこから戻らなかったら元々生まれ過ごした世界で愛した人達が無惨な結末になってしまうんですよね…やっぱ戻るよね…と納得しつつ、その世界線での攻2人(?)の友情が元の世界には成り立たないのがもったいない…と思ったり。
二つ目の“幕間”で黒幕のこと自動的に明かされ過ぎでは〜?と思ってしまったけど…でも都合よく端折られた感じはあったけど、物語の中で明かすなら戻る時点が難しくなるんだろうし…あんまり主人公に万能感をつけるとやり直しのヤラセや仕込みっぽさが出ちゃうのかな〜とか考えてしまいましたが…そんなに分かってるなら主人公じゃなくてお父さんをやり直させたらどう?!って気にもなりましたw
『最後の王』=お父さんだと思ってたのでモヤモヤしてたけど、本当に末裔の人だった終わり方でちょっと意外。それだけグズグズになってしまった王家の末裔の方が、自分の存在が消えるかもしれなくても国を存続できるように未来を変えたいってどういう背景があるのかなぁ…てっきりあの王家としては父王が最後の王で、あとは傀儡にできる幼い人間だけがお飾りになっていったのかな〜と想像してたので、子孫の最後の王と謎の神官の正体は消化不良でした。
構成がすごいし、もっと読みたい
ネタバレ
2026年5月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 厚みのある作品にも関わらず、スラスラ読めて読み応えはたっぷり。そして物語の構成が凝っているなと感じました。

主人公の受けカイル、格好良かった!
傍流の王子として周囲から軽視されて育ち、「自分にできることなどない」と諦めモード。6年ぶりに会った攻めとの再会も思うようにいかず、すれ違い。序盤はツライ展開が続きます。
だけど、芯があり、どんな時も前を見据えて進むような強さがあって。"彼なら何とかしてくれる"気がしてしまう格好良さがあった。

対する攻めのグレン。圧倒的に強くて恐れられているけど、身分の低さゆえ周囲から疎んじられてしまう孤高の存在。

この二人がお互いを認め合いながら、心を通わせていく過程がグッときました~。
しかも、攻めは無愛想な一匹狼のくせに、受けには素直な感情を見せる一面があって可愛い。割とストレートに口説きにくるんです~。(好き)

二人の恋愛ごとだけでなく、権力の使い方や身分の差。王子として育った受けが知らずにいた社会的な問題などもきっちり描かれています。

そうしたことをやり直しによって、自身で経験し、考え方を改め、成長していく受けを応援したくなったし、遂に受けが「自分が国を背負う」と決めたとき、最高に痺れました!

少しだけ心残りは、今世に戻ってからの、すれ違っていたグレンとの恋の成就をもう少し描いて欲しかったこと。パラレルワールドのやり取りは今世では一応なかったわけで…身分の差ゆえ頑なに王子に距離を取ってたのに、ちょいあっさり?
スピード感のある展開の中だったけど、ここもう少し分量が欲しかったなと思います。

それにしても芹沢先生の読ませる力はすごい。作家買いします。
こちらは続編とかないかな?待ってまーす。
やり直しで平民の苦労を経験し真の王へ
ネタバレ
2026年5月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受は王家で母が平民だったことから、生前は目立たぬよう過ごしていました。騎士見習いとしての成長のため、身分を隠して騎士団長に連れられ別の地へ。そこには自分より腕の立つ平民出身の攻がいて…。

受は王家では正妃から生まれた弟に遠慮し、母の身分故に肩身の狭い思いをし、けれど騎士達からは王族故に稽古でも忖度されているかもしれないという、中途半端な身でした。そんな時に自分より強い攻を知り、受は共に鍛錬しつつ攻に王家の騎士となることを勧めます。それが平民出の彼にはどれだけ難しいことかを理解せぬままに。そして騎士となり王家に来た彼に強く思い入れることで、実は自分を愛していた兄同然の人がどんなに苦しむかも理解できぬままに。

一旦死に、冥界で王家断絶を阻止するよう言われた受は兵士として過去に戻ります。そしてそこで自分がいかに下々の状況を理解せず傲慢であったかを知ると共に、自分が狙われた経緯や黒幕を知るのでした。
やり直す覚悟の決まった受ですが、兵士としての時間もカウントされて元の世界へ戻れたのは襲撃日の前日。「さあここからが勝負だ!」と受は襲撃を阻止し、命を落とすことになる者達も救うため、限られた時間に奔走をするのですが…。

前作の芹沢先生作品が秀逸だったものの、カタカナとファンタジーが苦手なので購入を迷っていました。けれど先生を信じて買って良かったです! 話も、主人公の成長も、恋の進展も、最後のHもと、どれも文句なしでした(笑)最後に「今後は?」や「あの人は?」的な気がかりやモヤモヤもなく大団円で終わるので、とても気持ちの良い読了感です。
兵士として過ごす日々の中、母が何故自分を置いて王家を去ったのか理解すると共に、生前記憶に無い母と一緒に過ごすことができたのも高ポイント。また兵士同僚として知り合えた友の為に、本来の身分に戻った受が待遇改善を考えているのも良かったです。

私同様ファンタジーが苦手な人にも、是非読んでみて欲しい作品でした。そして前作の「オンエア終了、反省会を始めます!」もとても良いので、この作品を気に入った方には強くお勧めしたいと思います。
面白いから読んでみて!と、布教したくなる
ネタバレ
2026年7月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みの文章に引き付けられ、読んでみるかと購入。
結果、すごーくすごーく良かった。色々良かったと思うことがある。ストーリーが面白いのは勿論、主人公だけじゃなく他のキャラクター達も成長していくところとか。

あと、滅びた王朝の末裔の願いを神が聞き入れた→霊界にいる主人公(末裔から見たら先祖)が王朝滅亡の運命を変えられる…って話から主人公は過去戻りなんですが…。末裔が霊界に降りてきて?? 主人公に語るって…末裔は命無くしたてホヤホヤだから霊界にいるんじゃなくて神からチャンスをもらえてる最中で、魂はまだ神の領域にいるって事ですかね…? 単純な過去戻りじゃなくて捻りが入ってて設定も面白い。

私的ツボに嵌まらなかった主人公。萌え無し。萌えが無いのでキュンもあんまり感じず。けーれーど、普通に物語に引き込まれてこの先どうなる?!って読み進められる。凄い。(まぁ、ちょこっとルーファス応援隊みたいな気持ちになってたかな) あまりに面白く読破したので、前作オンエア~も購入。これも受にツボは擽られなかったけど、萌えなくとも面白く読破。はーいいものを読みましたーみたいな。
2作品とも、キャラクターが性癖じゃなくても楽しめる作品でした。あ。私の性癖に刺さらないだけで、キャラクターの魅力度はたっぷりですよー。ここは大事なことなので2度。キャラクター魅力度は◎ですよー。
しかし、面白いと連発爆発なだけで面白さの中身を伝えてないレビュー…。
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よくできた話
ネタバレ
2026年4月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 死に戻ったところで…と諦念の主人公が、ただの兵士として巻き戻ることで自分を取り巻く権力や人の思いについて新たな視点を得て、真実にたどり着きやるべきことを見つけ、再び王子としての世界に戻り物語を解決に導く物語。少し入り組んだ話なので、じっくり読みたい人向けです。
恋愛ものとしても、兵士の立場でも攻めに好かれたりと攻めの愛情の深さがあり面白いです。主人公が時々猪突気味でヒヤヒヤしますが、強くて好きですね。
個人的には脇役も好きで、ちょい出のカップルも気になり、弟もかわいいし、騎士の試合が馬上槍なのもいいし試合の描写もよくて読み応えがありました。
この捻りが最高だ
ネタバレ
2026年5月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 通常の死に戻りだけじゃなくて「死に戻りパラレルワールド」という新感覚が最高におもしろかった!
この先生の1作目のお仕事作品がすごく良かったのでファンタジーも!?と思い楽しみにしていましたが、元はファンタジーばかり書かれていたとの事で、なるほど!すごく上手い構成と設定で伏線回収もお見事でした

死に戻る前にパラレルワールドで体験して一回り経験を積んでからのいざ、死に戻るぜ!!って感じがおもしろかったしワクワクした
BL的には終始匂わせ中心ではありますが、これぐらいでいいよってぐらいストーリー重視でエチシーンも最後の1回です
でもお互いが認め合って6年前から好意があり意識してる空気感がこの作品には合ってたと思いました
これで未来の王も安心している事でしょう
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新人作家とは思えない!良い
ネタバレ
2026年5月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 騎士×第一王子の、死に戻り系ファンタジー作品です。レビューが良かったこと、題材が好きなこともあって買いました。
これはかなり良い。
まず文章力ですが、新人作家さんだと思えない。昨今小説投稿サイト経由で商業デビューする方が非常に多いですが、申し訳ないですが読むに耐えない文章や構成の方はごまんといます。結果として私は基本的にそういう方は読まないようになってしまって、元からベテランの商業小説作家さんばかり読んでいますが、こちらの作家さんは非常に読みやすいだけでなく、文章力や構成力もかなり高く、最後まで楽しく読めました。

ストーリーも非常に好きでした。
死に戻り系なので一般兵士として戻り、そこから成り上がっていきつつ事件の真相を解明していくのかと思いましたが違いました。
兵士としての死に戻りはあくまで主人公が今まで甘受していた環境や権利を認識し、自己成長するためでした。それがとてもいい!何となく志も低く、それでいてその地位に居座っていた己の甘さを自覚し、国のためと愛する人のために立ち上がる主人公はとても格好良かったです。序盤はやや傲慢で子供っぽい受けですが、その後ただ攻めに守られる受けではなく、むしろ自ら立ち上がって解決していく強さが身につき、とても魅力的でした。

また攻めもとても人間的に良いだけでなく、脇役である側近の裏切りがなぜなのか、その側近の葛藤なども非常に人間的で、人物描写が上手いと思います。

最後は少し呆気なくややご都合展開で解決できた印象ですが、立ち上がることを決意した受けの痛快劇ではあると思うので読んでいて爽快でした。序盤少しもたもたとしたりイラついたりする部分もありますが、それを払拭するくらい最後の方は読んでいてストレスもなく楽しく読めました。

ストーリーや構成力も非常によく、久しぶりに読んで満足した作品でした。また作者さんの作品は買うと思います。
こういうBLファンタジーを待ってた
ネタバレ
2026年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 芹沢先生の新作、待ってました!前作が大好きだったのですが、今回はまさかのファンタジー。でも、ファンタジーも面白い!
ファンタジーって設定をたくさん盛れる分、キャラの心情だったり、ただただページ数だけ多く読み手を置いてけぼりにしてしまうような展開の作品が多いですけど、これは全くそんなことがない。必要最低限の設定とキャラ数も控えめだから覚えておくものが少なくて大変ありがたい。主人公の王子様にふりかかる受難と攻め様への気持ちの気づき、危機回避からのハッピーエンドまでの流れも、心情&ストーリー展開の両方のバランスがとれている。とりあえずヤッとけみたいなシーンもなし。読みながら、「待ってた!私、こういうBLファンタジーが読みたかったんだ!」てしみじみ思いました。
次回作はどんなお話になるんでしょう?現代ものなのか?はたまたファンタジーなのか…。楽しみに待っています。
王子と孤児騎士のすれ違い純愛
ネタバレ
2026年4月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 死に戻りでも捻りのある死に戻りでした。絶望の暗殺されたら謎時空で未来の国王(弟の子孫)から「お前が死んだせいで今大変だからやり直せ」という某猫型ロボット物語を彷彿とされる超展開なうえで「もし平民だったらどうなるか」もしもボックスさせられる王子様。
王子も騎士も侍従も話し合いが足りなさすぎてもどかしい。平民死に戻り体験の方が分量が多く、肝心の本編への死に戻りが駆け足であっさり終わってしまった感が…
母上様も出てこなかったしこれからの王太子教育や王子と騎士のラブ度も足りなかったのでもう少し続きが読みたいお話でした。
構成が良い
ネタバレ
2026年7月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 図らずして同じようなストーリーを読みました。同じ時から繰り返しやり直すというストーリーでしたが こちらの作品は一度亡くなってしまったけれど 人生の岐路を体験させてもらうことで 自分の今まで良かれと思ってやってきたことが反対に取られていたことを実感して反省し もう一度やり直すというところがとても良かったです。
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死界からの逆転
2026年4月25日
多分あの作品からヒントを得られたのだろうと、すぐにわかりました。(違ってたら、作者さま読者さま、心から謝罪いたします!)
良い作品に感銘を受けて新しい作品が作り出されるのはよくあることだし、私もあの作品が大好きで、繰り返し読み返しているので。
こちらの作品を先に読んでいたら、☆5だったと思います。面白かったです。どうしても比較してしまって、少し迫力に欠けるといいますか。すみません! けれども! 是非この作品を読んでみてください。面白いです!
平民視点で真相が明かされていく展開が良い
ネタバレ
2026年6月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かった。侍女から生まれた庶子の王子受け。王太子は正妻の子である弟で、対立馬にもならない権力弱々の立場だったのに騎士だった攻め共々暗殺されてしまう。この暗殺が将来の王国滅亡のターニングポイントらしく、どうにかしなさいと平行世界(受けが母親と王宮を逃れて庶民暮らしをしていた世界線)へ送られる。平民の下っ端兵士としての人生で不遇だった自分の暮らしが如何に裕福で恵まれたものだったのか、弱者にとっての権力の恐ろしさ、権力の使い方、王子だった自分に本当はできたこと…様々なことを学んでいく。そして王子だった自分には話されなかった側近や攻めの気軽い会話からみえる彼らの本心。自分を裏切って暗殺した側近の、そうはならなかった姿。切ないけれど面白かった。最初は卑屈で自分は無力な人間だと思っていた受けが、最後に全てを知って「あぁ、俺はこの道を選ぶために、この世界に来たのか」と運命の分岐点を悟るシーンが良かった。多分直系と傍系の使い方を間違っていてそれだけがノイズだったな…。
前半はつらいよ
ネタバレ
2026年6月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初が不穏すぎて、これから面白くなるのか不安になると思いますが、終盤でちゃんと回収してスッキリするので、我慢です。
構成がよかったです
ネタバレ
2026年7月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 理想通りにことが進まないことで投げやりになり、心がすさんでしまった王子。信頼していた人の裏切り、愛する人の犠牲、そして自身も死ねという衝撃的な経験を経てからの死に戻り。王族としての身分を無くし、一兵としてまた新たな体験にて、自分がどれだけ恵まれそして甘えていたのか、想像力なくして無知で無関心、傲慢だったかを知る彼。でも以前の彼に何が出来たでしょう?異母弟の祖父は力があり、ありとあらゆる策を講じることが可能で、王子も幼い頃から精神的なぎゃく待を受け続けてきた身です。それでも君主として立ち上がる決意をするなんて、その勇気はどこから来るものなのでしょう?王からの深い愛情でしょうか。これから起こる事を知っている王子の反撃劇はお見事でした。その後異母弟との関係も含めて全て上手く行き過ぎな感じはお約束でしょうか。王子が冥界で過ごした場面が少々まどろっこしかったです。国一の騎士と一騎討ちで勝つことが出来る程に腕が立つ王子ですが、イラストでは随分と華奢に描かれていて、違和感を感じました。
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作家名: 芹沢まの / 笠井あゆみ
ジャンル: ライトノベル BL小説
雑誌: キャラ文庫