☆こんな人にオススメ!☆
→心境面を深く表した話が読みたい。
→包容力のある攻めと不器用な受けが好き
☆以外読了後レビュー(微ネタバレ含)☆
結論から言って、個人的にはそこそこに好き◎
姉崎が自分のマイノリティに対しての劣等感を抱いているところなどリアルだなぁと思ったし、それで恋愛に対してマイナス思考になっているのもジーンときました。「ゲイだから」そんな言葉が刺さります。
ただ上司としては割と最悪(笑)恐らく作品を読んでいて引っかかるのはここかな?と負います。これは御門が辛抱強かっただけの話で、一般的にはガチパワハラ。恋愛観の経緯で色々歪んだのかな?
そんな姉崎に偏見なく接していた御門は、きっと姉崎にとっては怖くもあり救いでもあったのだなと。性別の前に自分であることに変わりはない、という言葉は素直にいいなぁと思いました。
当て馬こと吾妻さんは、典型的なバイ(笑)きっと彼は彼なりに姉崎の事も好きだったのだと思うけど、やっぱり姉崎には受け入れ難い行為だったには違いない。
一巻は二人が付き合うまでのお話。
ここまででも十分に満足できると思います。
二巻はアフターストーリーと、姉崎の心境と御門の懐の広さというか愛の深さのお話。
前述した通り、一巻だけでもそれなりに良かったねとなりますが、二巻を読んだ方がよりハッピーエンドというか、良かったね〜〜となります(?)