高校生の2人。
「おはようからおやすみまで」で大学生の2人を先に読んで、高校生の2人の馴れ初めを読みたくて購入。
どこにでもいそうな高校生の水谷と沢木。
沢木のキスから始まった関係だけど、いつのまにか水谷も沢木に好意を抱いていく様子がよくわかる。
水谷の友達に関係がバレてしまい動揺する水沢。
その友達はビックリはしたけど、誰かに話したり避けたりするわけではないのに、まだ自分が同性愛者であることを受け入れきれていない水谷は動揺して別れ話を切り出してしまう。
沢木はとてもまっすぐで素直で単純な子。
水谷の不安を真正面から問い、問題を解決していく力と優しさを持っているので、読んでてとても気持ちがいい。
水谷も沢木も、ただ同性を好きになっただけの普通の高校生として描いてあり、葛藤も幸せも読み心地良かったです。
ひとつ不満があるとしたら、学校でやりすぎ。
ローションも準備もなくそんな簡単にできないでしょってことぐらいですね。