ネタバレ・感想ありトルソの僕らのレビュー

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どの物語も惹きつけられる
2025年3月13日
ヒトと、ヒトではない生き物たちがふれあう物語。短編集です。
上下巻ありますが、私は特に上巻の物語がお気に入り。
中でも上巻の表紙にもなっているお話の「ナプタム」。鳥人族の青年と、恋に破れた人間の女性の物語。
傷心旅行に訪れた先のアマゾンで不慮の事故に遭い、鳥人のナプタムに救われたハンナ。そうとは知らずに彼女が鳥人族にとっての求愛行動をしてしまったために、ナプタムは異種族である彼女を本気で愛してしまいます。彼らは生涯でたった一人しか愛せないという枷があるのに。

まずナプタムが素直で愛おしすぎるし、ハンナはパワフルで失恋の悲壮感を感じさせません。二人のやりとりがなんとも面白くて微笑ましい。
彼女を嫁にするのだと訴えるナプタムですが、鳥人族の族長は絶対に認めようとしません。これにはある理由があり、族長の過去として下巻の方に描かれています。
その他の短編も魅力的なものばかり。長くなってしまうので全て紹介できないのがツラい!私にとって新しい世界観のお話が読めた素敵なご本でした。
今までにない世界観
ネタバレ
2024年1月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 獣人が好きでいろいろ読んできましたが、なかでも最高の作品に出逢えたと思います。心をぐっとえぐる気持ちにもなり、涙もでるような素敵なお話しです。一途でかわいい性格なのに男らしい強さも持ったナプタムが最推しです。ホムズのU5も母性が溢れていて大好きです。
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人外ものの短編集。
ネタバレ
2023年11月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 別名義の『MADK』が衝撃的だったので、こちらも読んでみました。
こちらは人外のお話が5つ。先生は本当に人外を描くのがお好きなようですね。人外の造形が理にかなっていてとても美しいので、細かな部分まで見てしまいます。
あとがきページに、1話目の鳥人?の羽や頭蓋骨も描かれていて、設定もこだわりがあるんだなと実感しました。
絵の美しさもさることながら、ストーリーの展開も、どれも短編なのに没入感を感じさせてくれるお話で、泣いた作品も多数…。読ませ方が上手いです。
ふくふくのナプタムが可愛い
2022年11月30日
上巻のみの感想です。表紙だけの印象ならたぶん買っていませんでした。作品紹介のページでは表紙に何の絵が描かれているのかよく分からなかったので。何となく試し読みしてよかった。すごく面白かったです。上巻表紙にもなっているナプタムのお話が1番好き。愛されるために愛さないという彼らの覚悟にグッときました。一冊丸々彼らのお話を読みたいです。
動きのある絵やスッと温度が下がるような描写に魅せられ終始退屈せずあっという間に読み終わってしまいました。
ナプタムのお話では何の見返りも求めない所に人間とは違うなと惹かれ、ホムンクルスのお話では人間と同じような感情を見せる所に惹かれ切なくなりました。人魚の話はゾッとしました。

下巻の目次に「族長の話」とあったので、そちらも今後読んでみたいです。ナプタムたちにもまた会いたい。値下げされないかなぁ。待ってます。
上巻172ページ(30%値下げで購入)。
描き下ろしは各話登場人物のインタビュー形式のマンガでした。
美しい
2022年11月27日
墨佳先生の描く異生物はどうしてこうも美しくて愛しいのでしょうか、、、!ナプタムとホムンクルスとトルソの戦士が特に好きでした!でも全部好き!人外フェチの人たちにオススメしたい作品です!
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人と人外の交わり、まず画力にやられます。
ネタバレ
2022年11月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 魅力的な人外を描く先生といえば墨佳遼先生だと思う。【ナプタム】鳥人×人間。人には出来ないナプタムの無垢の愛し方と覚悟。生きるのに必要なのは食べて寝て愛することのみ。弱肉強食の世界でこれはシンプルにかっこよすぎたわナプタム。私は人間なのに鳥肌がたって鳥の名残りを感じたよ…。【ホムンクルス】これは人造人間と人間の境を探るような作品。生き生きと、だけど淡々と描かれる人造人間たちのほうがよっぽど人間らしく見えてきて切なくなります。とにかく架空の生き物の動きをダイナミックに描かれる先生です。息遣いまで聞こえそうなその臨場感は半端ないです。

最高です
2022年6月24日
人ではないいきものとの交流の異文化感から、理解の及ばない存在の怖さみたいなものまで、人外が好きな人はもはや教科書として読むべき一冊ではないでしょうか…!
やっぱり力の強さや常識が根本から違うって最高に良いですね。
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異形が関わるオムニバス
2022年1月12日
独特の世界観もそうですが、異形のデザインや習性など考えこまれているのがわかりますし、数話で終わるお話なのですがどれも重厚感があってとても読み応えがある作品。異形好きじゃなくても楽しめると思います。
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改めて
2021年7月16日
読んだけど、何度読んでもナプタムかわいい…っ‪w
ハンナも度胸座ってて好きだわ‪w
族長の過去話もう少し見たかったけど、アレくらいだからまたいいのかなー

人魚も好きでしたね、最期ゾッとしましたが‪w
U5たちの物語も人間くさくてとても良かったです、トキコさん長生きしていつまでもみんなのお母さんでいてほしい‪w
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漫画で大泣きしたの初めてかも…
2021年5月14日
ルーブル美術館所蔵【サモトラケのニケ】という有翼の像の如く鳥人間の、ナプタムの純粋で尊い真っ直ぐで無垢な愛情が、コロナ禍で荒んで乾いている心に深く沁み込んで、涙腺崩壊してしまいました。作家さんの異形のキャラクターの画力も素晴らしいのですが、ストーリーテラーの構成力にも脱帽です。はっきり言ってファンタジー小説のような人外もの、獣人ものはどちらかと言えば苦手だったはずなのに、いつの間にか魅了されていました。ただし、鳥とか異形の描き方は凄くいいのだけど、人間ハンナの動きがわかる様に躍動感が伝わるように、あえて線を雑にしたのだろうけど、キャラクターの絵としては綺麗じゃなかった。でも、それを気にせず、ハンナの豪快な快活さとか逞しすぎるほどの図太さと、ナプタムの相手をただ真っ直ぐに純粋に一途に愛し抜く気持ちが、人間の荒い描き方も気にならない程、遥かに凌駕してしまった。忘れていけないのは、ナプタムの育ての親である族長のセリフ『愛されるために愛さない。愛すると決めた相手を愛し切るのだ。』切ない悲恋で終わった族長の二の舞にならないように、傷つかないようにする為に、ハンナをあえて逃す族長にも、【かつて愛し抜いた相手がいて、相手が去っても、寂しくても切なくても忘れられない、ただ一生その想いを抱いて生きていく】フッと寂しい表情に萌え、キュンとした。ハンナが堕とされる前に、『ナプタムが毎日、少し高い声でさえずりのような歌は何?』と聞いた時に、それが愛の詩であって『あなたが私をどう思おうとも私は、あなたを守ると決めた。』という愛の告白に魅せられました。トワイライト=サーガの狼の子孫のジェイコブ&ヴァンパイアと人間ベラの娘レネズミが、運命の相手だったように、この二人は逢うべくして出逢い、結ばれる為に運命づけられていたいたのかも…余韻がいつまでも消えない、独特の世界観のあるラブストーリーだった。下巻の族長の話も読むつもりです。
色とりどり
2021年4月23日
面白いが詰まっている。否、堪らない性癖が詰まっている。そして、それを描き上げる画力。墨佳先生を地獄の果てまで追いかけています。
良いです
2020年4月2日
ナプタムがかわいい…!
どのお話も惹き込まれる不思議な世界観があります。
設定は非現実的だけど、キャラクターに親近感が湧いてくるような、幸せになってほしいなーと思えてくるお話が多かった。
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独特の世界観
2020年2月15日
上下巻とも独特の世界感があって、これまでになかったような、怖いような美しいようなそんなお話の詰め合わせでした

個人的に鳥人たちには出会ってみたくなりました🐣
大好物です
2019年10月2日
あんまり他でみないような作風のラブストーリー
新感覚なのにどこか懐かしいような心の奥が静かに揺さぶられる作品集です
ちょっと崩した絵も可愛い!
2019年8月20日
とにかく鳥人?のナプタムが私のどストライク!純粋無垢で愛する人を命懸けで守り、性格も見た目もとっても可愛いんです。下巻の後日談は溺愛っぷりが微笑ましい(^^)そして…族長ーー泣。

他ホムンクルスの話も泣けるし、トルソの戦士は絵が素晴らしすぎるし、、
この作者さんはとにかく未知の世界に連れて行ってくれるなー。

「人馬」を読んだ時、この方BLにも出張してくれないかなぁ、と思ってたんですけど、別名義でとっくに本出されてたんですね〜!今度読んでみようかな、でもグロそうかな?
不思議な話
2019年8月10日
他作でこの方のことを知り、購入してみました。絵はカッコ良くて大好きです。少し不思議なSFみたいな話も切ない感じがまた良かったです。
美しい
2019年5月5日
目とか、翼とか、上半身の肉感的なところとかとても綺麗でした。ストーリーよりもそちらに目がいってしまい、何度も読み返しました。
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美しい短編集
2019年5月2日
某サイトで試し読みし、気になってこちらで購入しました。表紙からして美しい。絵が好みです。
森の湿度や機械的な冷たさまで伝わってくるような絵と、切なくも温かな愛を感じる話の数々。不穏な終わり方をする話もありますが、どのお話もすてきです。じんわりとしみいるような良さがあります。
一話目に出てくる女の子、ポジティブな感じがすごく好きです。その後の二人をもっと見たいと思いました。
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号泣です
2019年4月24日
久しぶりに感動しました。ナプタムが可愛すぎる。他の話も優しくて切なくとても良い話でした。
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テーマは愛
2019年4月10日
愛がテーマの短編集。どの話もオチが意外で感動的でした。異種間で育む愛には、恋愛の他にも母性愛や友愛、歪んだ愛などもあり本当に良かったです!
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泣ける人外漫画。鳥好きさん必見!
2019年4月7日
人外系が大好きでよく読みますが、これは特に大当たりでした!!

立ち読み段階で、この世界の虜になってしまいすぐ買ってしまいました。
表紙がよく分からず期待してなかったのに、めちゃくちゃ良かった。凄まじい上手さの絵で温度や湿度まで伝わってきそうでドラマチックです。
日常からまったく違う場所に引きずり込まれる。でもそこはすごくあたたかい。優しい気持ちに触れられてどのお話も癒され、日頃のストレスを忘れられました。作者さまに感謝!
メインの鳥さんのお話が一番すきです。愛って素晴らしいと、純粋に思えるお話でした。ナプタムが可愛すぎる。

この作家さんのお話を大量に読みたいです、20冊くらい。愛し合う描写ももっと見たかった…!
もっと人気が出そうな作品です。気になったら買うべきです!!
世界観が素敵です
2018年12月30日
上も読みましたが、世界観が素敵です。
綺麗な描写で、姿形が異なっていても、人を想う気持ちがどういうもので、すごくステキなモノなんだなと思えるお話でした。
そして、絵が綺麗ですごく動きがあるので、更にお話に引き込まれました。
レビュー書きたくなるほど、良かったなと思いました。
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買って後悔しない
2018年12月17日
バナー広告に出ていて、絵が綺麗そうだし暇つぶしに立ち読みしてみるか、と何の気なしに立ち読みした筈なのに、気付いたらそのまま購入してました…。
短編集の一話一話が読みやすいです。
早く下巻出て欲しいです!
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儚く健気で
ネタバレ
2018年12月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短編ですが長編で読みたい。
インコを飼っており、読みながら観察(笑)
人のようになったら、こうなのかも…なんて思ってしまった(笑)
ナプタムが本当に可愛く健気。

他の話も悲しく、けれど優しい素敵な短編集でした。
すき!!!
ネタバレ
2018年11月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ ナプタムがふくっとする度に可愛い!と言ってしまう…!!全話好きですが、やっぱり1番はナプタム!!もっふもふ羽毛の描写がめちゃくちゃ上手で触りたくなっちゃいます!族長の過去も知りたいけど2人の新婚生活も知りたい…(*´ч`*) 続きを…続きをください…_( 」∠)_
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感動!
2018年11月11日
逆作画崩壊すぎて見入りました。これからも応援しております!!
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泣くレベル
2018年11月5日
物語やキャラが好きなのはナプタムの話ですが、いつも泣いてしまうのはラストのホムンクルスの話です。

コマ割りや話の進め方はすごくシンプルなのに、読み易くて内容もすっと入ってきます。
表現力に優れた漫画に出会うと、その場面の空気感や温度、音が聞こえるような感覚に陥ることがたまにあるのですが、この漫画でもそう感じる部分がありました。特にナプタムと主人公が共に朝を迎えるシーンなんかは、朝の少し冷たい空気と静けさ、それに森の澄んだ空気の匂いを感じられました。
画力が高いのは勿論ですが、その辺の空気感を表現するのも非常に上手いと思います。すごく好きです。

個人的には族長の話も気になるので、今後続編とか出て族長の話もやらないかなァ…と期待しています。ていうかもっと話題になって欲しい。
泣いてしまった
ネタバレ
2018年10月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵のうまさと表現力の素晴らしさが魅力的なキャラクターをさらに際立たせて、一話一話何度も読み返したい一冊です。
ナプタムが可愛すぎて、もう。
買わなきゃ損する
2018年9月11日
絵で魅せ話で引き込み、いいところでエンドを打って読者に先を委ねる。一貫してご本人の描きたいものと漫画の全てが詰まっている一冊でした。
兎に角作画が飛び抜けて上手いので、不思議な話も難しい世界観も説明してしまえる。話も軸がブレない。もっと沢山読みたい。
天使ナプタム
2018年9月9日
1話目以外は物悲しい感じの短編集です。独特の世界観が素晴らしく、とても迫力のある絵やコマ割りです。鳥好きの私には1話目のナプタムがとても可愛らしく、モフりたいです。
健気で愛らしい
ネタバレ
2018年7月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 物語に奥行きを感じられ、短編の詰め合わせにしてはかなりのボリューム感です。
彼らはどういう体をもち、どういう世界に生まれ何を食べ何を良しとして生きるのかまで考えられているからこそなのでしょう。
彼らは人間よりも獣に近い分、純粋で健気でそして生きることを楽しんでいるように見えました。
人外を描かせたら一級品ですね。
人鳥の翼の収納が理にかなっていて素晴らしいです。
おすすめです。
ナプタムの話がいい
2022年5月14日
上下巻購入しましたが、ナプタムの話を何度も読み返してしまいます。ナプタム、ハンナ、族長みんな魅力的です。絵がちょっと見にくいかな。
初めての作家さんだったのですがあんまりナプタムが好きすぎて他の作品も購入し「人馬」に出会えたので感謝。
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人外好きさんにオススメ
2019年3月26日
人外と人間のいろんな形の愛の話オムニバス。もぉーっと毒&グロのある話がお好きならばMADKへGo!!
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あー、もったいない
2019年2月11日
上のみ。立ち読みで最初はうーん、合わん、でも、おっ、これはイケるかも、慣れた、面白い!ってとこで立ち読み終了。
続き読みたい、買うか、買うね、買ったってオムニバスだったのか!
説明文に書いてあったけど皆まで読まない派。
更に続き読みたかった。ので☆−1。
他の話も面白かったですし、それぞれ同じ作者さん?ってくらい毛色が違う。
でもやっぱり最初の話が好きかも。
自分じゃ買わない服をプレゼントされ、微妙だなーと着てる内にいつのまにかお気に入りになってる感覚だった。
おもしろい
2019年1月23日
それぞれの話に世界観があり、一冊で何冊か分の満足感があります。もう少し上巻の番外編があればもっと楽しめたのになと思いました。
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ヤバい
ネタバレ
2018年12月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 泣ける
続きをどんどん読みたくなる
感動します
是非読んで欲しい
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どーなんだろう
2020年11月16日
勢いのある線。確かな形。
画力がないワケじゃない。
だけど見づらい。
モチーフ(キャラ)とバック(背景)を 同じパワーで描いちゃダメだ。同じ勢いでデフォルメするのもナシ。
私はそう思うのだが。さて。
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作家名: 墨佳遼
ジャンル: 少女マンガ 恋愛 / 癒し / SF
出版社: リブレ