分冊の37話まで読みました。分冊のナンバリングは実際の話数とズレがあり、分冊1つにつき2話入っています。
特殊清掃業……どう考えても大変なお仕事、ほんとうに頭が下がります。主人公には若干の霊感があるという設定になっていて、それもちょうどいいアクセントになっています。
取材をもとにしたフィクションですが、この作者さんは「感動させたいがための作為的演出」を感じさせないため、安心して読めます。生死に関わる描写がとてもフラット。出来事にいろんなレッテルを貼らない印象で、とても良いです。
誰かの人生が終わったあと、遺されたさまざまなものの「お清め」の役割を担ってくれている人々。その様子を見せてもらえて、とても有難いです。
できるだけ特殊清掃のお世話にならずに済むように生きていこうと思いました。
恐ろしかったり虫が蠢いてたり涙を誘われたり、とさまざまなエピソードがありましたが、一番印象に残ったのが「梅酒」だったという……自分の感性にはいささかガッカリです。
それはそれとして、たいへんに良い作品なので機会があればみなさんどうぞ読んでみて。