はぁ…今回も良かったです。先生の絵もストーリーもやっぱり好きです。独特だと思う絵は、何とも言えない魅力があって素敵💕他の作家さんとの差別化という点ではピカイチではないでしょうか。コミックスも何作か所持していますが、小説を読むようになって作品を探していても、表紙の絵で直ぐに木下先生と分かります。『初恋の嵐』や『普通のひと』など、好きな作家さんとコラボしていたらあまり考えずに即買いしてしまうほどです。そして思った通りどちらも面白かったです。やはりストーリーと挿絵の両方で楽しめるので、眼にも心にも栄養が行き渡ってく感じで癒されます。今回のストーリーのように大人の再会愛で過去にトラウマあり…となると、どうしても暗く重くなりがちな所を上手い会話術で楽しませてくれたので面白かったです。何も考えずに読み進めてしまって、2巻でキリよく終わった感があったので完結かと思いきや、違ったようで物凄く安心しました。まぁまぁ毒舌の宮田に対して、飄々と躱しながらも距離を詰めてくる岩永、この二人のどこか漫才のような息の合った会話をずっと聞いていたいと思いました。