お互いを知り尽くしている幼馴染みの関係から恋人へ。
料理人悠次とサラリーマン総一の再会物語。
昔から総一が好きで恋人になってからは素直に好きな気持ちを表現する悠次と、幼馴染みだったからこそ恋人らしいことをするのに照れまくる総一の対照的な2人のやりとりが可愛いかった。
総一の気持ちが友情から愛情へ変化した描写があまりなく、その辺は少し分かりにくかったですが、後半の2人のやりとりを読んでいると悠二のことが大好きなんだろうなと伝わりました。
男っぽい話し方をする総一の一人称が「僕」なのが違和感ありつつ、それもまた可愛いなと思ってしまいました。
あと総一が受けっていうのが意外だった!
優しい気持ちで穏やかに読める作品です。