「家族になろうよ」を先に読んでいるので、ふたりの歩みが何とも言えず感慨深いです。本編では、もうふたりは付き合っていて、社会人で、巴が子供を置いてって…というのでスタートしたから、なんとなく受け入れていたけど、だれにでも馴れ初めはあるもので…。先に結末を知って、前日談を単話ではなく、ゆっくりとしたペースで読めるって贅沢ですよね!スピンオフとはまた全然違う良さがありますよね。幼馴染みから、片想いから、付き合ってから…という、ほんとにボーイズラブのひとつひとつを丁寧に描いていて、コレだけだとそういう所謂青春BLなんですけど、「家族になろうよ」を読んでからだと重みが違うというか、単に読み手の思いの深さが違うのかな、そういう感じでした。きっと単体では⭐︎4だけど、前作含めての⭐︎5です。
続編「明けても暮れても」もありますが、単行本になるまで我慢します!