ネタバレ・感想あり俎上の鯉は二度跳ねるのレビュー

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ネタバレ
2019年1月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ もう結ばれて安心できる関係になっていると思いきや、やはりノンケはそう簡単に関係を受け入れられないんですね。女性との関係でまた元に戻ったと思いきややはり心の中で本当に愛しているのは…もう後がない覚悟を決めた大伴はなんだかとっても格好良くみえました。もう切なくて苦しすぎました。この2人に本当の平穏と幸せを願います。
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匠作品
ネタバレ
2019年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 神作品……というより、匠作品だと思いました。
「神」より落ちると言いたいのではなく、主役二人が癖のある二人で、もろ手を挙げて「大好き!」と言われることはないのではないか?と思える人物なのです。キャラ萌えで、可愛いくてカッコよくて、めっちゃ素敵な二人がラブラブしている神作品!!……とか、切ないくらい純粋な二人の美し過ぎる恋の話……というような良さではなくて、じれったい二人を中心に置くことで浮かび上がる、周囲の人間関係も含んだ、心の葛藤だったり、恋愛の奇麗ではない部分や、どうにもならない感情などが、上手に描かれている作品です。読後、「巧い」と笑いました。作者に脱帽です。男性同士が恋愛関係になるという枠を超えて、男性二人の恋模様から、「人間」の葛藤を描いている。「周りに迷惑だから、とっとと付き合っちゃえよ!」と思う主役二人が、呆れるくらい周りを巻き込みながら、答えを出しては壊し、また別の角度から検証して組み立てて、それでもまた壊し。無様に揺れながらもがきながら、それでもこびりついてしまったかのように引きはがせない互いへの感情に観念して最後の答えをヘトヘトになりながら出していく。それに巻き込まれて期待してしまったり酷いフラれ方をしてしまったり被害者友の会くらい作れそうな状態ですが、その人たちからも、感じるものがそれぞれあって、本当に巧いと思いました。
好みは分かれると思います。正直私も好きな方向性の作品ではないですが、「正しいか正しくないかではなくこれが恋なんだ!」というメッセージを受け取った気がしました。そして、「そうだよね。恋愛って、自分も他人も巻き込んで振り回してしまうような乱暴な一面があるよね」と納得させられてしまった感じです。簡単に決断できないこと、分かっていても立ち止まれないこと。その体験を自分もしているので、その苦さも含めて、「そうだよね」と納得してしまいました。素晴らしいバランスで描かれていると思います。好きじゃないと思ったキャラなのに、最後はくっ付いてくれと応援している自分がいました(笑)。
引き込まれました…
ネタバレ
2019年1月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何回も胸が苦しくなりました。いろんな人たちに感情移入して。本気の恋って、本当に苦しいですよね。私も過去の色んな恋愛が思い出されました。本気の恋を知らない、ノンケの流されまくりの恋愛面はダメ男の恭一さんが、ゲイの後輩今ヶ瀬くんに押しまくられて、絆されて、本当の恋を知っていきます。何回も別れたり、くっついたり、2人の葛藤が、それぞれ理解できる部分もあり、とても苦しかったです。女の人との絡みやリバが苦手な方には、オススメできません。(私は女の人との絡みが苦手ですが、最後はハピエンなので、なんとか読めました。)今ヶ瀬くんが車の中で、恭一さんの好きなところを伝えてあげるところや、恭一さんが、別れてから、本当に好きだったって気づいて号泣するところ、泣けました。どんなに忘れようとしても、お互い忘れられずで、最後は恭一さんが、きちんと決断をして、気持ちが通じ合った時の2人を見られて良かったです。あそこまで覚悟を決めてくれたら、きっと大丈夫だと思います。今ヶ瀬くんのおかげで、成長できたんだなと。おめでとうと言ってあげたいです。まだいろんなことはあると思いますが、性別を超えて、お互いが本当に愛せる人を見つけられて良かったです。今ヶ瀬くんが、指輪をはめて、ウキウキしてる姿を見て、本当に良かったねと言ってあげたくなりました。ここまで心が揺れたり、鷲掴みにされるような作品は少ないですね。私も大切な人を、本当に大切にして行こうと思いました。貴重な作品をありがとうございました。
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いやぁ。
2019年1月13日
何だろう。衝撃的というかエキセントリックな感じでしたぁ。ヨウイチさんが腹くくってからはカッコ良かったかなぁ。それまでは段々腹立たしく感じていてこんな男が何でモテるのだろう?すぐに嫌になるわと何度となく頭の中で怒りを感じながら読んでいました。笑 でも面白かった。入り込んじゃいました。😊
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とても良かったです
ネタバレ
2019年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作「窮鼠〜」からの続編です。ゲイとノンケの壁みたいな部分がとても繊細に描かれています。ただ、前作から立場、いわゆるウケセメが逆転するのでそういったリバ、が苦手な方にはあまり向いていないかもしれません。男同士だから、女じゃないから、という葛藤が水城先生らしく描かれています。とても好きな作品の一つです。
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胃がいたくなりそう。
ネタバレ
2019年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 途中どぅなっちゃうんだろうと、胃が痛くなりそうだった。でも凄く良かった!
どちらの言い分もわかるし、とっても大人の恋愛。
理性で制御出来ない、まさに恋愛は業。
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すごい!感動が💦
2019年1月12日
感動の涙が止まらない大作です。二巻にわたる2人の気持ちの揺れ動きが細やかに描かれていて、切々と2人それぞれの気持ちが伝わってきました。最後の最後まで息を詰めて見守ってしまう、物語の世界という感じではなく、すごくリアルな感じに呑み込まれ主人公たちと一緒に、一喜一憂してしまいました。お値段で考えられないくらいの名作だと思います。気持ちを落ち着けて、今度はゆっくり読み込みたいと思います。素晴らしい!
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すごく良かった
ネタバレ
2019年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと買おうか迷ってたけど小学館30%オフクーポンが
出てたので窮鼠シリーズで2冊買いました。
最初どうしようもないクズの恭一さんが少しずつ変わって行って
かっこいい男になった反面、最初はグイグイ来る後輩くんが
結果、泣いて縋り付いてきて予想もしなかった流れで話にどんどん
引き込まれて夢中になり読み終わった後、若い頃の今までの自分の恋愛を
思い出して自己嫌悪になっちゃいました😕
こんな本気で付き合った人っていたっけ、となんか今すごく複雑w
中身のうっすいBLを買ってしまい最近は後悔ばっかだったけどこの作品は
ホント買って良かった。
重い
2019年1月11日
ただのBLマンガではなく、人間のズルさや弱さも描かれていて重い作品でした。この値段で、約300ページはお得でした。
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「恋愛は業だ」…はい、その通りです。
2019年1月6日
主人公の言葉。恋愛ってこういうものだった。今の若い子の恋愛は様変わりしていて、あまり共感できないのかなとも思うけど、おばさんはぐっとつかまれて、久々にすごい漫画をよんだなぁと。
せとな先生の作品は、けっして平面ではない人間性のリアルがきちんと描かれています。ひりひりとした痛みを伴います。登場人物を否応なく愛おしいと思わせてくれます。素敵です。
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間違いなく神な作品
2018年11月13日
賛否はありそうですが、個人的には神な作品です。BLの枠に嵌めておくのはもったいなく、恋愛とは人生とはを考えさせられます。また作中のセリフやモノローグも秀逸です。リバや女性との絡みもあり、地雷が多いですが、一読の価値ある一冊です。
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別格のおもしろさです!
2018年11月9日
数年前にドラマで水城先生の作品を知って、たまたま無料の時にBLも描いてたんだ!と手にしてみました。
他とは圧倒的に違うストーリーや構成、表情の魅せ方で本当に自分が登場人物の心情に重なっていました。
めちゃめちゃ泣いたり、ニヤけたり、嬉しかったり複雑になったり…
何度もどっぷりハマれる作品です。泣きたい時にはぜひ!
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BLのくくりを取り外してぜひ読んでほしい
2018年11月8日
前回からどう続いていくのかと思って読みはじめたけど何と壮絶な人間の内面が描かれているのかと驚きました。男同士だから先が見えないとか形がないとか言うけれど形があるヘテロのカップルでも未来が見えないのは一緒だし心がわりも誰にでも起こりうることだなと色々考えさせられるお話です。
他の読者さんも描かれてますが私にとってBLはファンタジーでエンターテイメントなものという認識が強いのですがこういう作品を描かれるとズシンとココロに響きます。作者様があとがきに主婦をしている友人たちに少しでも楽しんでもらえるひとときを送りたいからこの作品を書いたとありますが同じ主婦として楽しいというより自分の人生を見つめ直す作品としてすごく大切なお話です。ぜひおすすめです。
BLじゃない。個人的に共感w
2018年10月20日
私にとってBL本は頭を使わない娯楽であって一度読んだ本を読み返すことはほとんどないのですが、このシリーズは別です!ほんとすき!特に、恭一を落とすところまでだった前回とは違い、本作のどうしようもない感じ。。。個人的にこのドロドロで行き着くところない恋愛、お互いヘタレでダメダメな今ヶ瀬・恭一双方の言動や行動に共感してしまい、古傷が疼くお話でした。
すごい
2018年10月14日
セリフ、モノローグがキレッキレですね。
画を見ずに字だけ読んでてもこの漫画はおもしろいと思います。感動しました。
窮鼠〜も十分おもしろいですがこちらは本当すごいです。名言のオンパレードです。
あと今ケ瀬のキャラの変化にも注目です。
先輩と関係をもってから、ひたすら面倒くさい執着人間に成り下がった姿が愛おしいです。
人を好きになるのは理屈じゃないんだなというのを痛いくらいにわからせてくれる漫画です。
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ひとまずハッピーエンド?
2018年10月2日
BL読まない人にも、読んで欲しい作品です。胸が苦しくなります。2人には、幸せになって欲しいです。
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こんな恋愛してみたかった
2018年9月28日
下巻、相変わらずな先輩は流れ流されどん詰まりまで来てしまいます。
どこまでいっても平行線な男二人。最終地点は無いんです。男女なら結婚ですが。
なんやかんやありますが、そのなんやかんやな所が物凄く心に差刺さります。
安心出来る未来でも、刹那的な快楽でも無く、絆が欲しいと、その言葉がとても好きです。
恋愛は業だという台詞があります。
そんな恋愛、してみたかったなー…
また読み返します。
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とても丁寧に書かれています
2018年9月26日
互いの心理状態がとても丁寧に書かれていて、水城作品の中でも大好きな作品です。設定は同性愛ですが、恋愛ストーリーとして普通に切なくて、何度も読み返しました。
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星5じゃ足りない
2018年9月5日
これまで読んできた作品の中でも、トップ5には絶対入る素晴らしい作品でした。決して変わった設定や突飛なストーリー展開があるわけではないのに、キャラクターと心理描写だけでぐいぐいお話に引き込まれる。大御所の作家さんで、今時の絵ではないのですが、そんなことどうでもよくなりました。bl好きな方はもちろん、そうでない方にもオススメしたい一冊です。
どんどん素敵なストーリーになっていきます
2018年8月24日
つづきの内容です。言葉がすごく素敵です。買ってよかったです!!
読み応えあります。
ネタバレ
2018年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ お話自体は2巻ですが、内容が濃くて読みごたえがあります。
それぞれの立ち位置とか、思ってることとか、その時々の二人の行動で発見することも多くて、読後感は半端ないです。
特に恭一が片思いだとたまきに気づかされるシーンは「そうだったんだー」と・・・・
BLものとしては絶対に外せない本ですね。
クライマックスでは、「えー!それだけは勘弁!」という展開もあり、ドキドキしながら読みました。
最後のおまけはほっとさせる場面でグッドでした~。
続編
2018年7月30日
窮鼠は〜の続編ですその後の2人の関係について描かれていますがわりとリアルに描かれているのでお互いの気持ちや悩みなど切なくなります
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ボロボロ泣きました
2018年7月28日
そして最後の夏生先輩とのやりとりで笑いました。さすが水城せとな先生。業の深いBLを描かせたら日本一だと思っています。恋愛の厭なところをこれでもかってくらい描いてくれています。読んでいて切なさ以外の感情もこみ上げて泣けてきます。
切なかったー
2018年7月28日
もう一冊を読了後、すぐにこちらも購入。途中、えーこのまま終わってしまったらどうしようってすごく焦りながら読みました。切なかったー
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リアルですねー
2018年7月15日
なんだか開けてはいけない箱を開けちゃったような…。そんな読後感です。
主人公2人のやりとりに苛々してしまうのは自分もそうであって、蓋をしていた感情だから。
誰でも愛されたら嬉しいし幸せはずっと続いてほしい。でもそこに出てくる負の感情はいつも紙一重で相手を傷つけてしまう。
欲を出して後悔して恋愛って幸せなんじゃないの?と疑問を持って。フィクションの世界に憧れて。
人生って忙しいな。
…そんな事を思ってる自分を見て歳とったなーと苦笑い😅
何度も読み返しました
2018年6月16日
BL漫画でありがちな「身体が繋がって両想いになればハッピーエンド」というオチとは違い、そこから一歩踏み込んだ内容でした。これまでの他作家さんのどの作品より 1番自分にはしっくり来る説得力で、2人の心の動きをとても繊細に描かれてます。こんなに心を揺り動かされた漫画は初めてです。
特に同性同士だからこそ、「愛とは何か?」が浮き彫りになっている気がします。最後の二人のやりとりが響きました…自分に置き換えて考えてしまいますね。これからの人生で何度となく読み返したくなるような 素晴らしい作品でした。
今ヶ瀬よかったのかー?😢
2018年6月14日
「窮鼠…」でイライラして星3の評価にしましたが、もーこの続編で今ヶ瀬に星5だよー😢 海のシーンでは思わず涙が出ました(T ^ T) 結局最後の最後まで恭一はハッキリしなかったけど、実際のところノンケが同性との恋に落ちたら、やっぱり恭一の様に悩むんだろうなって考えたら、最後の恭一の言葉、態度はリアルなんでしょうね… 今ヶ瀬が幸せだと思っているなら星5だよーww
深い…
ネタバレ
2018年6月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作と合わせて読みました。最初は恭一の葛藤が長く「もーーー!」と思いましたが、今回はとーっても成長していい男になってた😍そして、好きになりすぎて…少しでも前に進んでしまったが故の今ヶ瀬の精神的な葛藤がなんとなくわかってしまう。重いけど、お互いすごーく好きになっちゃったのよね😄何度も読み返したいお気に入りになりました。
他の方も書いてますが、その後のラブラブ見たい!そして、「お前じゃなきゃだめ」な展開がみたいー!!
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すごい
2018年6月9日
面白い。深いです。リバは嫌いですが、めっちゃ良かった。むしろリバが良かった。面白いけど、深くて重いのでちょっと読むの疲れるかも(笑)前作で終わってくれても良かったかも。
壮絶
ネタバレ
2018年6月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作は楽しんで読む事が出来ました。リバの作品を読みたかったので、評価も高くこちらを購入しました。
今作は、けっこうしんどい部分もありました。
個人的には、その後の二人(ラブラブ)を読んで安心したいし、いつか来るかもしれない別れを匂わす表現がありましたが…ぜひ「貴方じゃなきゃ駄目だ」って言って欲しいです
せつない
2018年5月11日
とにかくせつない内容でした。無理かもしれないがみんなが幸せになればいいのにと思いました。
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思い…そして、重い…
2018年5月8日
まず1番の感想はここまで人の感情を細かく描けるとは凄いなぁと…400円で230ページ以上ありますからかなりの読み応えのある作品です。
この作品リバなんですが、最初は攻めの今ヶ瀬の嫉妬深く、粘着質で、メンヘラちっくなところが凄く細かく描かれてて…男の人を好きになる葛藤やしんどさ読んでてしんどくなりました。でも、これが現実に近いんだろうなと。
こんな作品を描ける作者の方は本当にすごいです。
読後感は重くなりましたが、とても面白い作品でした。
最後はハッピーエンドです。ずっと幸せで居て欲しいと思える2人ですね。
でも、ちょーっと優柔不断で流されやすい主人公は嫌いでした笑
深い
2018年5月4日
テーマの掘り下げ方が凄く深いです。
その分、読んでて気持ち的に疲れる感じもあるのですが、最後に腹をくくった所で色んな気持ちが吹き飛んでいきました。
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せとな先生最高
2018年4月29日
せとな先生の漫画が好きで色々読んでます。前作と今作は群を抜いて素晴らしい。観察眼の鋭さ、繊細さ、キャラクターの人間くささにぐいぐい引き込まれます。わがままやエゴ、思いやり、愛情…綺麗な部分だけじゃないところがとても共感できます。ほぼ全てのキャラに感情移入できるなんてなかなかない。
本当に素晴らしい作家さんだと思います。
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やっぱりイイ!
ネタバレ
2018年4月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ ノンケでありゲイではない事にずっと揺れていた受けが腹をくくる感じが、いつも諦めきれず逃げ道も模索しつつ想いから逃げられない攻めが、リバもありつつ前巻と違う関係性を深め探り離れ…。2人と一緒に泣きながら読み進めました。
どうしようもない受けに振り回される攻め、という構図がどんどん変わって深くなり、本気の恋愛って痛いよな〜…同性愛でなくてもそれは同じだよな〜…と、深いため息で終わりました。←いえ、ハピエンです。本編の最後の結びは受けの覚悟が響く分、少し心配になりましたが、最後の1ページで、作者さんの思う方向性を感じて、うん、大丈夫だな。と思えました。
ノンケとゲイ、というBLでよく見る設定でも書き手によってこんなに多彩な描き方があるんですね。時間をおいて何度も読み返しています。レビューの数も高評価もわかります。私もオススメします!
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深い
2018年4月2日
人生観が変わった。何で売れてるのかわかった気がした。すごくいい意味でひねくれてる作品だと思う。これ書けるってすごいなー
灰皿とコーヒーが示すもの
ネタバレ
2018年3月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ まだある灰皿。冷めたコーヒーを奪われて終わりかと思ったらお代わりを入れてもらえて戻って来た。

あの「流され侍」が容赦無い「NO」を繰り返す中で今ヶ瀬に問われたのは「お前にどれだけの覚悟があるのか」だったのではないでしょうか。灰皿とコーヒーはまだ今ヶ瀬に気がある事を示すヒントだった。

自分が女だったら洟も引っかけなかったであろう今ヶ瀬に、ノンケであるにも関わらず男と生きて行くと決めた自分の気持ちと「同じくらいの覚悟」を求めていた。ないなら終わりだったのでしょう。

今ヶ瀬は最後までコーヒーを飲まなかった。恭一は口をつけて欲しかった。だから、お代わりを入れたんですね。おそらく口をつけたカップは別れた後、あの時の灰皿の様に洗わないまま残されるはずだったのでしょうね。

白も黒もがNOと言った道を進む恭一…。傘を取りに戻らせた恭一の神様の答えはきっと「YES」だったのでしょう(結局傘持って行ってないし)。

色んなものを失って、業が雪になって降ってくる。それでも2人は歩いていくんですね。

もう一度読み返して見てほしい。隠された意味を感じ取ってほしい作品です。
純愛だったのか執着だったのか…
ネタバレ
2018年2月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『窮鼠はチーズの夢を見る』の続編

迫られると流されてしまう『流され侍』恭一。
恭一の後輩で大学時代恭一に想いを寄せていた『粘着系ホモ』の今ヶ瀬。

『貴方はいずれ女のものになる人だ。だからこそ俺は貴方の中でたったひとりの男になれる。…それだけが俺の心を守る縁(よすが)なんです。』

今ヶ瀬の粘着系愛情は更に度を増しているなか、女性キャラが登場。
男と女が存在しているこの世、BL作品では女性キャラはあまり登場しない中このタイミングでぶっこむあたり、さすが水城作品と感服するばかりです。

相変わらず重い世界観ですが、最後の方の一節
『恋愛は業だ』
この作品はこの一言に尽きます。
おススメします!
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凄いの読んじゃったなぁ
ネタバレ
2018年1月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 窮鼠はチーズの夢を見るの続巻。以下語ります・・・ゲイ×ノンケをここまで描き切った漫画は初めて読みました。ノンケの先輩は悩み苦しみ考え抜いて、腹くくりましたね。腹くくった先輩はかっこよくなったと思います。一方のゲイの今ヶ瀬は先輩に近づく程に、その執着恋に苦しんでた印象です。そりゃそうだよね、先輩が不可欠になればなるほど、不安も募るってもんだ。ましてノンケだし、狂いそうだろう。ラストは、やっとスタートラインにたどり着いた所じゃないかと思いました。ただし、先輩は恋を超えて愛になってた印象です。ノンケ愛とゲイ執着恋とでリスタートです。これでほぼ同等なんじゃないでしょうか。この先もずっと今ヶ瀬の不安を消し続けるのは、先輩が与える安心感しかないでしょう。今の先輩なら大丈夫!・・・と思いたい!!!!それにしても、読んでる間ずっと胸が苦しかった。ラストの先輩のモノローグのところは泣けてしまいました。余韻もすごい。よくこんな漫画描けるなぁ。あとがき含め、作者さんに拍手を送りたい。
ページ数が多い
ネタバレ
2018年1月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ こんなにページ数あるのに、1巻と同じ値段でたっっぷり先輩と今ケ瀬が堪能できてすばらしい!最後まで愛しすぎるふたり。どうともとれるラストだけど、どうか幸せになってほしいです。今ケ瀬の思いつめすぎる不幸体質が発動しませんようにと祈るばかりです。
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さすが!!
ネタバレ
2017年12月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 窮鼠はチーズの夢を見るの続編です。
この終わりかたをハッピーエンドととるかバッドエンドととるかは人それぞれだと思います。
きっとこの先もこの2人はくっついては離れを繰り返し続けるのかなっと思います。
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深い
2017年12月28日
迷って、失って、行きつ戻りつ、悩みながらも、手放せない愛の深みにはまる。愛とは残酷だね。すんなりいかないお話だからこそ、面白い。久しぶりに読み手応えある作品に出逢いました。長さも長くて、いいね。私は大好きです。
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圧巻
2017年12月23日
前作「窮鼠はチーズ〜」からの完結編。
前作でのもやもやの回収がお見事!あの流され侍が何故男女からモテるのか、散々な目に遭ったはずの元カノにも未だに惚れられる男大伴。その彼は今ヶ瀬に抱かれる事で今まで漂流してきた女性達を省みる。彼はとても繊細な人なんだと、これ以外にもあちこちに大伴の繊細さの描写がある。相手に期待しないでした事をさりげなく気付いて貰ったり褒められるって心を掴まれるもの。大伴は無意識に気配りが出来る男だったのか。繊細で気付けてしまうからこそ流される生き方が楽だったのかな。目を瞑ってやり過ごす方が生きやすい事って確かにある。ラストの溝に拘るところも大伴の繊細さかな。人のせいにして生きてきた大伴が腹をくくる事が出来て良かった。男をあげたね。

今ヶ瀬の過剰な愛をここまで掘り下げてこれでもかと出しまくる作者さんの気迫に圧倒された。前作の最後彼の粘り勝ちなのかと疑問だったけど、簡単に勝たせて貰えなかった今ヶ瀬。タイトルのまな板の上の鯉は大伴ではなく今ヶ瀬だった。もがいて往生際悪く二度跳ねた。ようやくスタートラインに立てた二人、もがきながらどんな道を作って行くんだろう。「恋愛は業」その通りの作品だった。読むと苦しくなるの知っているのに何度も読んでしまう。泣けたシーンいくつもあるけど、一番好きなのはたまきに大伴が話す水族館のシーン。私には大切なシーンなので、実写化はして欲しくないと勝手な事を思ってしまう。
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ハッピーエンド
ネタバレ
2017年12月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 良かった良かったーという感想。最終的にゲイの後輩がとってもダメな奴で、ノンケ先輩が男前に。ずっと一途な後輩だけど、独り占めする度胸はなく、先輩に逃げ道を作ってあげてるようで実は自分の逃げ道じゃねーの?という…優柔不断だった先輩が、最終的に全部まるごと後輩受け入れて後輩だけでなく自分の逃げ道も潰してしまうとことか、先輩良い男になったなと。これからは他人を巻き込まず2人でわちゃわちゃ喧嘩しながらやってろよ!と思いました(笑)
面白かったです
2017年12月18日
男女に置き換えてもいいくらい、ゲイというより価値観の違う二人が苦しむ過程が丁寧に描かれていて引き込まれました。
疲労困憊
2017年12月18日
しました!すっっっごい話だった。青春時代に置いてきた、置いてこようとした、苦くて恐ろしくてクッソ甘い日々が蘇って気が狂いそう。なんと言いますかこの、自他の境界がよく分からなくなる恋愛をしがちな人、冷静に読めるとは思えない…。終わり方も、これしかないですね。いやー凄かった。苦しいな。でも人生ってそういうもんですよね。はー感服。
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なんだこれ、泣いたわー
2017年12月18日
夜中に号泣したし😩朝日のシーンもエレベーターのシーンも切なすぎて苦しいわ💔愛って難しいんだな…セリフももちろんだけど、吹き出しじゃない言葉もズシンときた♦なんでこんなにこじれちゃうんだよって2人だけど、漫画でこんなに表現できるなんて素晴らしい🌸
俺がどんなにだめって言ってもやめないで
ネタバレ
2017年12月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「窮鼠はチーズの夢を見る」~「俎上の鯉は二度跳ねる」と続く水城せとな先生作品です。

今ヶ瀬との関係が行き着くところまで行ってしまって半年、穏やかで夫婦のような暮らしに慣れてきてしまっていた恭一に、部下のたまきが現れて…。前作を読めば、読まずにいられなくなる続編。こちらも久しぶりに読みました。募る想いや独占欲、そしていつかは女を選ぶであろう恭一に対する不安で、常にギリギリの状態だった今ヶ瀬の辛さ、それに答えられない恭一の狡さや迷い…。今作は、辛い展開に胸が苦しくなりますが、恭一の男としての成長を感じることができます。綺麗事だけじゃない恋愛の身勝手さや、狡さ、切なさ、そしてどうすることもできない感情がぶつかり合って見出した答えに、幸せな未来が続いて欲しいと読む度に願いたくなります。2006年~2009年作品で、リバと女性とのシーンあり。

「憂鬱バタフライ」俺が「欲しい」と言うのをやめたら、今すぐ終わってしまうのに…。…たまきの出現に揺れる二人。
「黒猫、あくびをする」描き下ろし4ページ
俺が女だったらフツーの主婦になれたのにな。
「梟」ああ…本当に好きだったなぁ…。…夜明けを見ながら二人は…。
「俎上の鯉は二度跳ねる」これが恋愛なら、恋愛は業だ。
「あとがき」1ページ
「描き下ろし」1ページ
あいつがいなければそれなりに仲良し(?)
リアルな感情ばかり
2017年12月15日
窮鼠~続編です。読み終わりたての今、登場人物と一緒にあっちに振られ、こっちに振られ…もう疲労感半端ないし、語彙力も奪われてます。
でも、もう、とにかく良かった!😩すごく疲れたけれど(笑)最後まで読んで良かったです。
この価格でこのボリューム、濃さ…すごすぎます。窮鼠~を読んだら、ぜひ、こちらも一気に!
水城先生の描く恋愛は本当に共感できる
2017年11月30日
窮鼠シリーズ。

めんどくさい男と、狡い男。

狡さを自覚しながら、流されるだけの人生から、自分で考える人生へ。
恭一さん、成長したなぁと思います。

幸せに難癖をつけて、自分から終わらせたくせに、でもやっぱり、恭一さんがいないと、生きていけない今が瀬さん。なんてめんどくさい男なのでしょうか。

本当にこの恋は繊細ですね。
今が瀬さんが諦めた途端に崩れてしまう。

二人のやってることは、おい!って突っ込みたいのに、でも、そうなるのも分かる。
あの二人だから。
不思議なことに、どちらの気持ちも共感できるんです。
人間味があると言えばいいのかな。
とてもリアルです。

水城先生の作品は、大人になってズルくなるほど、
恋をたくさんすればするほど、リアルに感じます。

恋ってどんなものだっけ。
そんなことを思ったときに読む作品。
何度読んでも飽きません
ネタバレ
2017年11月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 内容としては、男同士の痴話喧嘩という感じですが(笑)、心理描写が素晴らしいです。よく練って作られた物語だと思います。コーヒーカップや灰皿、雪など細かい小道具や場面設定が散りばめられていて映画を観ているようです。たまきは、「今ヶ瀬が現れたことで大伴と別れることになるけれども、もし今ヶ瀬がいなければストーカーに酷い目に遭わされていた」というジレンマのあるストーリーも堪らないです。
映像化されないかな〜
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重いけど
2017年10月25日
読み終わりがとてもいい物語でした。ほんと皆さん書かれていたようにリアルだな~と。抵抗して突き放して悩んで衝突して認めたくない感情に抗えなくてそれでも最後に行き着いた恭一の想いに感動させられました。フラフラしてる割りに根が男前なんだよね。今ヶ瀬が執着するわけですよ。
続きで
2017年10月23日
前作に続いて、大人買い。先輩フラフラしすぎ。あーでも最後まで面白かった。
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ぐちゃぐちゃな気持ちが泣ける
ネタバレ
2017年10月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 相手に対して臆病になったりぐちゃぐちゃな感情をぶつけたり、わかってる部分や目を向けたくない部分、いろいろ考えてでも離れられなくて。
何だか涙がでてきました。苦しいなと思いながら飲み続けて、最後よかったなって思いました。
何か気難しい映画みたいなBL作品でした。
深みのある作品
2017年10月8日
ゲイとノンケとの、周りから刺激を受けて崩れやすい不安定な恋愛が辛くって切なかったです。今ヶ瀬くんにとって、抱かれることは愛されるということだから、ずっと攻め側でいたんじゃないか思うとまた切ない(訳ありリバは守備範囲内です)。先輩の段々いい男になっていくのが憎らしい位でした😊笑 展開はドラマチックなのに超展開にならず、細かなところに皮肉っぽい仕掛けもあったり、見せ場の作り方も上手くて、とことん感情移入させてくれた、よく出来た作品でした✨
読みごたえ
2017年10月4日
窮鼠…から、じっくり時間のあるときに読みたい。重いけど、納得させられるストーリー展開。苦しいけど、いい映画を観た後のような…そんな余韻に浸れた。
続きがあったとは
2017年10月2日
続きがあったことに半年気付いてなくて、気付いて速攻ポチりました。
リバって最高ですね。
でも最終的にはリバろうがなんだろうがどうでもいいぐらい物語へひきこまれました。
素晴しいBLでした。ありがとうございます。
愛が重いけど
2017年10月1日
好きすぎると辛いなぁと思わずにはいられませんが、どのキャラも人間味あふれてて愛すべき人たち。かなりの名作だと思います。
何度も読み返したくなる
ネタバレ
2017年9月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ これ、ドラマcdも買ったんですが、最後は本当に号泣しました。胸が痛かったです。漫画の表紙も、前回は今ヶ瀬が一方的に恭一を見つめているのに、今回はちゃんと向き合っている。前回は恭一が今ヶ瀬に男と別れろって言ってたのに対して、今回は今ヶ瀬が女と別れてくれと言っている。そして、お互いに応えている。ハッピーエンドなのかは読んだ人の取り方次第ですが、私はハッピーエンドと思いたいです。
すごい…
2017年9月15日
すごい疲れました。読み終わった後ぐったり。
こんなに気持ちを動かされる作品はなかなかないです。
読んでて苦しかったり悲しかったり切なかったり…窮鼠からの続編ですが、ほんと最後まで読んでほしい。
名作だと思いました。
続編
2017年8月7日
窮鼠の続編です。ドロドロです。でも二人の行方を見届けて欲しいです。
荒々しい
2017年7月25日
放課後保健室が面白くて、こっちはBLかな?と思って読み始めたらそうとも言い難い話でした…恋愛って、こういうわけのわからないエネルギーのことを言うのかもしれないですよね…その最たるものを荒々しく描いたのかなという感じです。強烈。
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無題
2017年6月25日
前作より関係が進んだ二人。お互いの気持ちのすれ違いが切なくて1ページずつじっくり読みました。本当に買って良かったなって思えるシリーズです。
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途中から胸が苦しくなる
2017年6月20日
もうギューっとなって苦しかったです。前作よりも重い内容で、2人の感情の波が押し寄せてきて私も同化して泣いて疲れました。でも読み終わったあとこれでよかったんだってストンと腑に落ちました。先輩が男らしかった。2人が軽口たたいてる場面が好きです。幸せな未来が見えてきます。大好きなシリーズになりました。
凄いです。
2017年6月13日
心理描写のセリフが上手く描かれてて何度も泣きそうになりました。作家さんに脱帽。
本当買って良かったです。オススメです。
あふれる感情…!
2017年5月2日
やはり、少女マンガでもヒット作を出せる力のすごさをまざまざと見せつけられるようです。。シリーズ前編では流されるだけで、あまり顕にしなかった主人公の感情がこの後編では溢れてます。。
しかし…両方できるって…男の人が単純にうらやましい。
続編です
2017年4月13日
続きものですが是非2冊ともまとめて読んで欲しい作品です。女性が絡むドロドロ話って正直苦手なんですが、そんな私が凄く引き込まれて夢中になって読んだ作品。すごいわぁ~としか言えません。すごく練られてる。読み応え抜群!名作ですね。
泣けた
2017年4月12日
この作品はほんと読んだ方がいいです!
BLでこんな泣いたのは初めてかもw出会えてよかったw
内容も濃く、読み応えもありました👍
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面白かった!
2017年4月10日
今ヶ瀬がグチグチ言い過ぎてウザいですがそれ込みで面白いです。最後の1Pマンガもツボでしたw
切ない
2017年4月4日
窮鼠〜からするとシリアス展開。
くっついたり離れたり、メロドラマみたいと言われればそうかも知れないけど、流され侍が腹を決めるには必要な過程だったと思う。切なくて重くて泣けた。読み終わったらグッタリでした。でも何回も読んだ。
大好きな作品です。
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続編も名作!
2017年3月16日
「窮鼠はチーズの夢を見る」の続編。こっちも心に刺さる言葉がたくさんあって、台詞のやりとりも予想できるような展開ではなく、前作も続編も間違いなしの名作!読めてよかった。
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泣けました
2017年3月2日
キャラクター立っていて、話の展開もリアルなので、どんどん引き込まれます。
最後の方は、気持ちが入り込みすぎてボロボロ泣けてしまいました。誰かを好きになって不安で苦しくて、でも幸せっていいなと思えました。
お話も長くて、話も作り込まれてるので、とても読み応えがあります。
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窮鼠シリーズ第4弾
ネタバレ
2017年2月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 窮鼠シリーズの最終話です。
優柔不断でだめだめな恭一でしたが
流される事なく最後の決断を出しました。
恋愛とは何か?考えさせられる話でした。
常識的に考えたら馬鹿な選択かもしれないけど
どうしても離れられない…そんな恋愛もあります。
この先二人は何度も喧嘩し別れるかもしれないけど
幸せになって欲しいと願わずにはいられません。
ぜひシリーズで読んでほしい作品です。
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クセになる。
ネタバレ
2017年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ いつも違うジャンルを描く作者様の世界観が好きです。100%のハッピーエンドではない、ちょっとの毒を含んだような作風がクセになってしまって、何作も追いかけてしまいます。
会話が多くて心理描写もたっぷり。深みのある作品だと思います。傷付いても一緒に生きていくことを選んだ2人のラストもよかったです。
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窮鼠〜の続き。
2017年2月26日
BLに手を出してよかったと思えた作品です。この作品に出会えてよかった!重くて、切なくて、くるしいです。丁寧に読みたくて余裕があるときしか読み返しません。。。
二作目
2017年2月20日
シリーズものの二作目になります。一作目を読んですごくよかったので二作目を購入。二作目はこのカップル?が真にカップルになるまでのお話。ちゃんと落ち着くところまでいくのがとにかく長かったー。でもちゃんとお互いに納得のいくまで拗れて拗れて拗れた末に(笑)結論が出てよかったよかった。
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いや〜腹にくる
2017年2月12日
名作って言われる理由が分かりました。苦しくなって途中で読むの辞めようかと思ったくらい腹にきました。本当に皆さんのレビューどおりの名作です。特に半年後再会してから部屋での2人のシーンからラストまでは本当に素晴らしいです。何度も読み返すと細かいカット毎のお互いの表情や仕草や動作や…本当に凄い、素晴らしい、きっとこれからも何度も読み返してしまうと思います。私の中ではこの作品が断トツのNo.1です。
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私はハイブリッド
2017年2月6日
恋愛においていつも受動的な流され侍のずるいところと、今ヶ瀬のネガティヴでヒステリーで不安的な人間性…両方思い当たります。自分だ…
恋愛をトコトンまで深掘りしたこの漫画!
萩尾望都様の残酷な神と並んで、私の中では心の神棚に飾らせて頂いております。
どうして
2017年1月30日
どうしてこんなに傷ついても、傷つけても、相手を傷つけた刃が自分を傷つけても、その人でないとだめなんだろう。心にずしんと来た。
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ニタニタが止まらない‼︎
2017年1月17日
窮鼠…の続編。んもう最高デス、水城せとな先生‼︎
センスよすぎる台詞まわし。もう今夜もニタニタがとまらねぇ〜っっ😄
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圧巻!
2017年1月16日
ほんわかハピエンのお話もいいけど、この作品は最後の最後まで読ませます。
作者さんのBL、電子で買えるものは全て読みましたが、このシリーズが群を抜いて面白いです。
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続編です。
2017年1月2日
前編を読んでから こちらを読んでください。間違いなく、他に類ない良作です。
是非とも読んでください!
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このひねり方!
2016年12月30日
このひねり方、イイです!結ばれたけれど、安心ができない。不安に悩まされる。オンナのコが嫌いになれない。素敵な大人の恋のお話でした。
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言葉の魔術師?
2016年12月28日
セリフの応酬がすごい!読後感は大河ドラマか長編小説でも読んだ気分です。。。
心臓えぐられるような、身に覚えのあるセリフもあるし、辛くて切ない身をちぎるようなセリフもあるし、あんな激しい感情むき出しの登場人物たちのやり取りを描ける作者さんて、どんな人生送ってきてるんだ…?と、3回読んで思いました。
前作の続きということで読みましたが、ますます読み応えあって良かったです。
続編です
2016年12月27日
この前作で、私は腐ったセカイにふみだしました。ビバBL。BL興味なくても、むしろ嫌いでも楽しめる作品です。私嫌いでしたから。読むなら「窮鼠はチーズの夢を見るか」から読むことをおすすめします。読んだからって腐りません、大丈夫。でも、腐った世界も楽しいよう♪
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この巻だけでもOK
ネタバレ
2016年12月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズものですが、1巻のあらすじ読んでこれから読みました。
単に、主人公のグズグズを見たくなかったから。
結果、すごく楽しめました。
主人公の趣味がうるさくない方には、シリーズ全部の読破をオススメします。
この先のラブラブの2人も見て見たいなー
お見事
2016年12月22日
もう、こんなに胸を苦しくさせられる作品はありません!2人共、自分の立ち位置と相手の立ち位置を考えて悩んでと葛藤している様は心鷲掴みされました!
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続編も名作
2016年12月18日
前作と同様、続編も文句なしの良作。
付き合いを重ねてからのあれこれ。やはり、話の作り方が上手い。
大伴には前作同様気持ちが乗せられなかったけど、ストーリーには説得力がある。
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なんかすごかった・・
2016年12月15日
今までにもゲイとノンケのBLたくさん読んできたけど、だいたいが付き合う前に葛藤があって悩んだりしながらも最後はハッピーエンド♪って感じでね。
まぁこのお話も基本は同じなんです。けど、ずーっとひたすら葛藤し続けてる感じ。執着し過ぎだし拗らせ過ぎ!!
(いい意味で)こんなウザッたいBL、初めて読んだよ笑。

けどまぁ、漫画はあくまでファンタジーだけれど、実際のゲイとノンケの恋愛って普通はそう簡単じゃないだろう。
学生くらいならともかく、社会的に立場も責任もあるような年齢になれば余計に。
だからこそ鬱陶しいくらいの葛藤も、逆に妙なリアリティーがありました。

なんか、ふたりのいっぱいいっぱいのやり取りに、読んでてこちらも疲れたよ。。けど前作から続けて一気に読んでしまったわ。
すばらしい
2016年12月9日
前作と一緒に読んでほしいです。泣けます。‥とにかく読んでほしいです。
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切なくて、切なくて、泣きます
2016年12月1日
「窮鼠はチーズの夢を見る」の続編になります。
ずっと気になっていたので、2冊続きで読ませて頂きました。まるで1本の映画を観終わったかのような素晴らしい世界観でした。是非とも2冊続きで読んで欲しい…リアルな世界で男性が男性を愛すこと、そして男性に愛され、男性との未来がどんなモノなのか…心に沁みる想いが切なくて、思わず涙が溢れました。
切ないし辛いし。
2016年10月28日
人を好きになり過ぎてギリギリアウトな状態をこんなに生々しく漫画で表現できるなんて凄いです。恭一と今ヶ瀬がどうなるのか早く知りたいのに読んでる時は辛くて何度もページを閉じてしまいました。でもダメな2人がとても可愛い。また体力のある時にじっくり味わいたいです。BLジャンルだけじゃなく全ての恋愛ジャンルの中で最強だと思います。
窮鼠の続編。最高でした!
2016年8月31日
全巻でも思いましたが、やはり切なくて…女性も出てくるし、BLっぽくないBLな感じです。
最後の1ページまで2人は葛藤を抱えて切ない感じでした。いつか別れがくるのかもしれないと連想させられてしまっあのは正直悲しくもなりましたが、それがまたリアル感を高めてくれたように思います。
これで完結なんでしょうね…ほんとにほんとに幸せになって欲しいって思わせる2人でした>_<
本気の恋愛した人になら響く
2016年5月23日
ゲイに限らず色んな障害乗り越えるカップルって、我を失うし声を荒げることもあるし、強く思ってたことがブレたり、別れたくなくても別れた方がいいんだ…と、その時は強く思うし。本当にこんな風にゴチャゴチャで頭こんがらがってシンドイやり取りをするから、恋愛のドロドロな中身を包み隠さず表現されてる作品だと思います。2人には危ういけどちゃんと絆はあるって最後に思えたから良かったです。
恋愛とは何か?
2016年4月10日
「窮鼠はチーズの夢を見る」の続編。
小女/女性マンガでもBLでも「恋愛」を表現すると、出来事の違いはあっても、そこに内在するメッセージはそんなに種類がないと思っていました。ほれたはれたくっついた別れたというのを、いろんな出来事の違いで表現しているだけの差です。そこにある作者が伝えたいメッセージは「一途な愛」「家族愛」とかそんな程度。BLでは「師弟愛」もあるかな。メッセージがない作品もいっぱいあります。

ところが、この作品はその「恋愛」をぐりぐりっと深く掘り下げて、いろんな角度からメッセージを投げかけてきます。「恋愛」とは何なんだろうと? 他の作品には見られない視点があります。どういう経験をしたらこんな恋愛に対する考えや想いが湧き出てくるのか、作家さんの力量にうなってしまいました。その微妙な心情、面持ちを表す言葉の種類も多いし、例えもうまし、シーンの描き方もうまいです。天候も場所も心情を表すためにちゃんと使っています。

ストーリーとしては、今ヶ瀬がやたら重くなるしウザイし同じようなやりとりの繰り返しが増えるし、けっして甘い気分を味わえるマンガでないです。恋愛で人は大きく変化(成長)しますが、恭一も今ヶ瀬との関係で成長します。優柔不断で流されやすい恭一が成長するために、今ヶ瀬が必然だったんですね。

とにかく読み応えのある作品です。
総300ページ。
前作からの続編
2016年3月26日
前作もまぁ、綺麗に終わったちゃ終わったけど二人が最終的にどうなるか気になる人にはオススメです。私は読んでよかったし、大満足です。二人のもっと正直な気持ちがぶつかり合う作品だったと思います。せとなさんもっとBLかかないかな〜
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完結!
2016年2月5日
前作を読み、続きが読みたくて購入しました。値段の割に大ボリュームでつい読み入ってしまいます!
笑うところ、シリアスなシーンがいい感じで分かれていたので内容も大満足!受けも攻めも魅力的ですごく良かったです♡
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前作から読んで欲しい作品
2016年1月2日
恋愛のリアルさをここまで書ける作者さんは、
個人的には 水城せとなさんと おげれつたなかさんがツートップだと思います。

どの人物の言葉や考え方にも血が通っています。
だからこそ言動が一貫しないんだなあ...と。
(考え方や気持ちがブレない人なんて 滅多に居ないと思いますので)

最後の締め方がとても好きです。
登場人物の人生はその後も続いていくのだから、
そういう描写になりますよね...と...!

ただのBLではありません!
ぜひ読んで頂きたいです。
結構シビア
2015年10月18日
続編ですね。前作から思ってたんですが、ゲイとノンケって『そっかー、心の問題キツイんだなぁ』と。結構シビアな内容だけど現実感あって納得できたので良かったです。
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流石!
ネタバレ
2015年10月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作に続き読みました。
またもや山あり谷ありですね。
今ヶ瀬の強気ぶってるけど、内心は不安でしょうがない不安定さは今作でも健在です。
でも何でそれを最後で出しちゃうかなー。腹をくくった恭一がちゃんと迎えに行ってくれて良かった…。
今ヶ瀬が恭一に付けた「流され侍」っていうアダナ、笑えましたー。
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作家名: 水城せとな
ジャンル: 女性マンガ 恋愛
出版社: 小学館