窮鼠はチーズの夢を見る、の続編です。この作品からでも楽しめるとは思いますが、個人的には前作から読むことをお勧めします。
ここまで、BL作品で会話劇が繰り広げられる作品は見たことありません。とにかく熱量がすごいです。私は名作だと思いますが、甘い世界を堪能したい方には向いてないと思います。
人は簡単には変わらない。だから、何度も同じような衝突を繰り返す。ストーリーのために、都合よく人物を変えさせないところが誠実だと思うし、私が好きなところです。
人間関係はある意味ずっと片思いなのかもしれない。相手が自分の望むような反応を続けるわけはないから。それでも関係を続けられるか、それを日々選択していくだけなのかもしれない。そんなことをふと思いました。
名作だとは思いますが、ちょっと疲れる作品でもあるので(笑)。一つ星を減らしました。