兄貴分の身代わりで服役した鬼柳が出所すると既に帰るべき組は無く、続けざまに不幸やトラブルに見舞われ、極めつけに蛇田を轢いてしまう。
何でも屋を営む蛇田の仕事を代行した鬼柳。怪我が治るまで代打をするつもりでいたら自宅が火事で住む場所を失い、蛇田の家に転がり込む。
入れ墨をした素性の分からない男に居座られるなんて怖いしあり得ないと思うのに、蛇田もただの何でも屋という感じではなく、表には居るけれど、裏の世界にも少しだけ縁があるといった雰囲気が絵柄と合っていて面白かった。
姫野が現れた辺りから裏の匂いが強くなり、蛇田が頼った相手が『REVERSE 』の真壁だったことにビックリ。名前が出てくるまで気付かなかった。
『REVERSE 』の番外編が収録されているから1冊丸々表題作ではないけれど、鬼柳と蛇田の関係の変化を主軸にしているせいか、物足りなさは感じなかった。