余韻がすごく、読了後は放心状態になる為なかなかレビューできなかった作品です。何度読んでも目の奥と胸が熱くなって、うまく言葉が出てこない。
命、愛、生きる意味、守りたいもの、未来、夢、いろんなものを考えさせられる作品でした。絵も台詞もとても淡白な印象ですが、少ない(おそらくその選び抜かれた)情報から伝わってくるもの、受け取るものが果てしなく多く、読みながら色んな感情が湧いてきて忙しい。
「イキガミ」という設定は斬新で、「ドナー」との関係性、その真実、2人の物語の結び方もとても面白かったです。
心にズッシリくるのでとても体力を消耗する作品(すみません、個人的な感想です💦)ですが、ストーリー重視で泣ける作品をお探しの方に、全力でお勧めしたいです。