ネタバレ・感想あり蝶尾のレビュー

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流れる空気がいい感じ
2024年9月13日
短編集でした。短いけど独特の雰囲気のある物語ってかんじでした。特に表題作「蝶尾」がとっても素敵でした。「ロザリオス」もよかったです。
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短編集
2023年7月7日
全編雰囲気があって、とても好きです。ロザリオスが自分的には一番好きです。あと、作者様の大好きなうさぎのエッセーまんがが後ろにあり、それがとても面白かったです。鳩ストーカーは笑ってしまいました。
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推し作家発見。
2023年5月16日
短編集ですが、どれも個人的にドストライク。文学的であったり白昼夢的であったり青春の恋愛模様だったり……ジャンルに絞られる事なく作家性が素晴らしいと思いました。
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不可思議でいん靡な世界
2022年7月21日
2011年発行の、結構前の作品です。
短編が4作品入っていますが、この表題作が何とも妖しい感じで、BLを読んで初めて、"いん靡"という言葉が頭に浮かびました。(漢字で出せないのがちょっと悔しい…)

短編だし、はっきりした描写はないのにどこか艶かしい。そう、"つやっぽい"のではなく、"なまめかしい"のです。
なんだろう。ちょっとぞくっとしました。
その他の作品も、各々雰囲気が全く異なっていましたが、解釈を読み手に委ねるスタイルなので、明確なハピエンが好きな方には物足りないかも知れません。
私はこの不可思議な感じは好きですね。
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トジツキ先生の蝶尾に触れてみたくなる。
ネタバレ
2022年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短編集の見本のような短編集。どれも趣の違う絵画、もしくは音楽のよう。私のお気に入りは最終話。うなじの清潔な美坊主の天才は待っているだけでは手に入らない。だったらおもむくままに追いかけろ。手が届きそうで届かなそうな絶妙な距離感はまさにゼロ・グラビティ!主人公と一緒に好きな人を全力で追いかけたような読みごこち。気持ちの良い作品です。
最高の短編集です
2022年2月2日
トジツキ先生は「神隠し〜」「ダブルスーサイド」を読んだ事がありますが、私はダントツでこれが好きです。今まで読んだ2作品ももちろん好きですが、1番これがBLしてたなって感じで、トジツキ先生エッセンスも相まって中々ないBLなんじゃないかなと思います。普段から色々な漫画読みますがBLはかなり読んできたので先が読めてしまったりお約束展開が多いですがその面ではトジツキ先生のBLは至高品です...ネタバレしたくないので多くは言えませんが読んで損はないと思います。私は表題作より他の作品が好きでした〜!先生のうさぎちゃんエッサイも楽しく読ませていただきました!知らないことも結構あって気付けば「へぇ〜!」と感心しながら読んでました(笑)
短編集
2021年12月16日
4作品とエッセイ?が入っています。トジツキ先生の絵はおしゃれなんです。
表題作はちょっと大人の雰囲気ですが、他作品もクリスチャンやスケボーなど出て来ます。今作は結構色々つまったストーリーで楽しめます。
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好き!
2021年3月10日
他の方のレビューで室生犀星やオスカー・ワイルドが好きだったらハマると書かれていて。ハマりました!笑
短編集ですが、どのお話も独特の空気感があって、激しい性描写などはないですが、しっとりと色っぽい。「蝶尾」も室生犀星へのオマージュっぽくて素敵だし、「ロザリオス」いいなぁ。口に出せない想い。「アトリエ」も絵を通じて繋がる想いがよかった。
上質の短編ってなかなか難しいんですよね。初読み作家さんだったのですが、いい作品に巡りあえました。
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すっかりドはまり。
2021年3月4日
初期の短編よりこの頃の方が好きです!というより時代が作者さまの好きなものを描けるようになったという感じですかね?(すみません適当なこといって)。表題作「蝶尾」はすこしふしぎなおはなしでした。いじらしい。「ロザリオス」がすごく良かった…。教会舞台の幼馴染みの二人。最後のキスシーンが堪りません。こういうキス良い…。ドキドキしてしまう。なんだか泣けました。「アトリエ」一人の画家(その人は出て来ないです)を取り巻くお話。「the day was not fine」天才と本気かくれんぼするお話。みんなに夢を見させてくれるタイプの天才さん。それは惚れてまうよ。そしてウサギエッセイ!ウサギ飼いたくなりました。作者さまは動物に好かれるんだなぁと。いいなぁ…。面白かったです。室生犀星やオスカーワイルドとか、作者さまの感性めっちゃ好きでドはまりしました。好きな人はドはまりするかと…!
文学的
ネタバレ
2023年9月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短編が4作品収録されています。「蝶尾」「ロザリオス」「アトリエ」は短編小説を読んでいるような文学的な独特の世界観。「The day was not fine」は軽快でスピード感のある作品です。匂わせは少しあるけどエロは全くありません。分かりやすい作品ではないので、好みは分かれるかもしれません。
独特です
2023年4月30日
表題作が一番好きです。現実なのか夢想なのか、結局あの美しい青年は実在したのか…不思議な世界観でした。
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独特の世界観
2023年4月4日
表題の他3作品収録されています。
表題より他の作品、特にアトリエがとても印象的でした。
独特の世界観に引き込まれます。
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んーーBL?ですね・・・
2023年4月3日
面倒くさくなって途中で投げたくなりましたが、心に余裕があったら面白いです。エロが全然なくてさびしかった。イケメンであろう立場の彼らがイケメンでなくてモブ顔なのでまったく萌えませんでした。作者的にはコレで色気有りなんだろうけど。絵を描く方はイケメンだけど2人にはカラミも無く、まぁ無くてもいいかなと思えるほどでまったくさびし過ぎました。
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読み応えがすごい
2021年7月25日
ほとんどが短編でしたがめちゃくちゃ読み応えがありました。どの話も面白かった!
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好きかも
2021年7月25日
文学的な雰囲気の作品でしたエロはほぼ無いです短編集なので読みやすかったです
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独特
2021年4月25日
ダブルスーサイドが好き過ぎて、一気に作者様にどハマりしたのでこちらも購入。やっぱり独特ですね。こちらはそこまで響きませんでしたが、何とも言えない空気感を描かれるなぁと思います。これからも追いかけたい作者様です。
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好き嫌い分かれるかな
ネタバレ
2024年2月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵もストーリーも、好き嫌いが分かれると思う。
全体的に異国風のタッチに見えるので、おしゃれ。
淡々としたコマ割りや、台詞まわし、刺さる人には刺さるのだと思う。
こういう漫画家さんは、長めの友情から恋愛までしっかり続き物で描いたら化けるんじゃないかなあ。
短編だとさすがにBL…未満?という感じで両想い締めがありの私ですら物足りないw
もう少し進んでくれたらなあ。
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短編集
2022年8月11日
前から気になっていた作者さんで、割引になっていた本作を試しに買ってみましたが合わなかったです。文学の知識がなくて卑屈になって自分を嫌いになってしまう!文学的なのは好き、でも読者を選ぶ感じは苦手。選ばれない側なので。。。あー卑屈になっちゃう!
作者さんと気が合わないのが判明
ネタバレ
2022年7月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 215ページ。
短篇3つ、中篇1つ、うさぎエッセイ。
作中に、芸術作品とかがちょいちょい「名前だけ」出てくるのが苦手でした。
・『蝶尾』金魚と作家の不思議な話。市松の襖と、金魚鉢を通して歪んで見える背景が良かった。後の部分は説明的で、耽美や幻想と呼ぶには及ばない。もっと絵で見せて。
・『ロザリオス』ロザリオを介してつながっている二人。信仰よりも優先される絆、ある意味背徳的な。これは良かったです。星4寄りの3。
・『アトリエ』自分のすべてで愛した師を失って筆を折った画家と、師の大甥である画学生の話。雰囲気は良いけど、師の目を通して描かれた画家の姿と、画学生の目を通して見た画家の姿の違いが、作中では出なかったのが物足りない。あと細かいですが、モローの「サロメ」がワイルド原作って書かれたのが嫌でした。
・『The day was not fine』変わり者の天才との追いかけっこ。なんか楽しそうではありましたが、刺さらなかった。個人的な趣味として「最近の奴等はなってない」みたいなことを言う「天才」は「ナシ」です。あとがきで作者さんが、B系好きじゃないのがわからない、って書いてたので、気が合わないことが判明しました。そういう風に書いちゃうところが気が合わない。
・『ウサマン』うさぎエッセイ。うさぎを飼っている人には楽しめるのかもしれない。
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作家名: トジツキハジメ
ジャンル: BLマンガ
出版社: 海王社
雑誌: GUSH COMICS