題名の通り、Ωが押しかけ女房でした。
表紙がピンクで上裸エプロンなので下品そうですが、とてもピュアでかわいい内容でした。
第二の性を毛嫌いしているαの辰二郎と高校生Ωの蓮。
お見合いから部屋に押しかけて一緒に生活しますが、辰二郎はある理由から一人で生きていく選択をしています。蓮は押しかけて一緒に生活をするけれど何か事情がある様子。
二人で生活をしていても一線を超えることはないです。蓮がワンコみたいにかわいくて、そんな蓮に振り回されてる感じの辰二郎がコミカルな感じに描いてあるので楽しく読めます。
けれどオメガバ要素はちゃんと入っていて、中盤からいろいろとお互いのことが明かされて、一旦離れるけれどちゃんとくっついていく流れはウルッと涙腺緩みました。
エチは成人するまでないので、ストーリー重視の優しい話が読みたい人向きです。