2まで読んで、色んな意味で驚きの作品でした。まず絵…あまり漫画っぽくないリアルに近い人物描写なのにカッコ良かったり可愛かったりと、とにかくお上手で綺麗です。だからこそ対比としてデフォルメされた絵が活きてくると思いました。そしてストーリーもだけど、大元の設定…エデンにかけてオメガバースの黎明期にスポットを当てるとか、斬新だなぁと興奮しました。あとは本編タイトル上下の後に2が来た事…2巻のあとがきで「続巻が出る事になりました」みたいな言葉があって、初めて気づきました。「え!?本来は上下巻で終わりのはずだったの?」って…いやいやダメですってとビックリ。偶然にも続編が出た後のタイミングで読んだからいいものの、こんな良い話が上下の2冊で終われるわけない。終わってしまっては困るって感じです。当たり前のように2まで読んだけど、続けてもらえてほんと良かったし嬉しいです。真面目さと年相応の軽いノリのバランスも良くて読みやすかったです。あやふやな記憶ですけど、この作品は何かしらの賞にノミネートされていた気がします。だからこそ作品名を知っていて興味を惹かれて読んでみたのですが、高評価もうんうん頷ける流石の内容でした。