断罪(濡れ衣)→婚約破棄後の後始末から始まる物語。
現在4巻まで読了し、続きを待ち侘びております。
後始末で廃嫡した従兄弟の尻拭いをさせられる騎士をしていた王弟の次男坊が主人公。そして群れ衣を着せられた健気な令嬢も私は主人公の1人と思って読んでます。
華やかな断罪後の後始末。国からしたらそうよねそうなるよねと頭お花畑を正しい方向へ戻す人達の苦労が偲ばれます。
令嬢への忖度で主人公が王太子となりゆっくりゆっくりゆーーーーーーっくりと距離を詰めていくさまをニヤニヤ眺められます。
国内の勢力的な色々、国同士の政治的なあれこれやしがらみ、ファンタジーらしく神様まで絡んできますが、2人がどう乗り越えていくかが楽しみです。
前述の通り本当にゆっくり気持ちを詰めていくのでもどかしいかもですが、設定がキチンとしているのと作画が綺麗で中だるみもなくちゃんと読ませてくれます。次巻も楽しみです。